大笠山〜572.9m峰(1/2)
- GPS
- 02:41
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 369m
- 下り
- 376m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
572.9m峰までは良く整備されている。下山に使ったルートは後半の林道区間にヤバイ箇所あり、オススメしない |
写真
装備
個人装備 |
ウイックロン クールジップシャツLS
薄手カーゴ
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感想
金曜は天気が今ひとつの予報だったので休みを木曜日と入れ替えて大江山連峰にやってきた。大笠山と572.9m峰に登る。最初は大宮峠からピストンする予定だったが、舗装林道歩きがかなり長そうだ。朝になって他にルートはないものかと調べたら、池ヶ成キャンプ場からピストンする方が楽そうだったので計画変更。
池ヶ成キャンプ場に到着すると、伐採作業に従事する方々が作業前の歓談を楽しんでらした。作業の邪魔になるといけないので駐車場所を教えてもらった。
「今日は蒸し暑くなるでぇ」というおっちゃんの声に送られて歩き出す。植林の中は日陰で風もよく通って涼しい。何か花は咲いてないかなぁとキョロキョロしながら歩いていると、すぐに赤赤トレイルの稜線に乗った。以前、鍋塚〜大江山は歩いているのでついでに鍋塚までつないだろかいなと標識を見ると40分とある。一緒であきらめて大笠山を目指した。
この辺りの尾根は広葉樹の森で実に気持ちがいい。紅葉も間違いなくきれかろうなぁ。30分ほどで鬼の岩屋に着いた。展望台があって日本海側がきれいに見えた。鬼の岩屋からは10分ほどで大笠山だ。ここも北に展望が開けている。パラグライダーの滑走路もあった。
展望をじゅうぶん楽しんだら572.9m峰を目指す。最初は少し道がわかりにくい。左から回り込んだが、地形図のルート通り歩いた方がわかりやすいかもしれない。少し下って植林の中に入ると赤テープが導いてくれる。すぐにわかりやすい登山道となり、巨岩帯を抜けるて下り、最後は少し登り返して572.9m峰に着いた。展望はない。
涼しい風で火照った身体を冷ましながら地図を見ていると、572.9m峰の西に登山道が走っている。ピストンで登り返すつもりだったが、この道が使えれば楽が出来る。ただし、ヤマレコでも足跡が全くない。少し悩んだが、南のコルから西の谷を下ればすぐに登山道だ。万一道がなかったとしても登り返しは40mほどだからダメージも少ない。法面が高くて降りられない心配もあるが、その時はお助けロープを出せば良い。
と言うわけで、コルから西に下ってみた。上から見た通り、傾斜は緩やかで歩きやすい。少し下ると立派な作業道が見えてきた。やったね! 法面は胸くらいの高さ、立木をつかんでなんとか無事に作業道に降り立ったが、写真にあるように、少し右に寄って小さな沢の上の斜面を下りた方が楽かもしれない。
下草もまばらで実に歩きやすい作業道だ。時折展望も楽しめる。「のぞき岩」の看板があったが、展望はない。もしかすると岩に登るのかもしれない。地形図のルートが実線に変わる頃、道はコンクリ舗装路となったが、この辺りからちょっと怪しくなってきた。舗装は所々で崩れ落ちている。最初はなんとか歩ける崩れ方だったが、やがて道がバッサリ落ちている谷に出会した。山肌にうっすらと残る平な踏み跡を慎重に歩いてなんとかクリア。ホッと胸をなで下ろしたのも束の間、道はまた崩れていて今度は足の置場がない。幸い、前日の雨で斜面はかなり柔らかい。木の枝につかまりながらつま先を蹴り込んでステップを切り、手の指もできるだけ斜面に押し込んで身体を支え、横ばいに歩いてなんとか向こう岸?に渡れた。久々にヤバかったが、ここを越えるとすぐに車で登って来た舗装林道に出た。少し登り返すと右手の少し下に沢が流れていたのでドロドロになった手を洗って車まで戻った。
それにしても、最後の崩落箇所はマジでヤバかった。トラバース道なんだから台風等で簡単に崩落するって事は予想すべきだった。ヤマレコに足跡もなかったし。大いに反省しながら権現山に向かった。
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