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Yamareco

記録ID: 438275
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東海

安倍峠〜八紘嶺〜大谷嶺/安倍奥の県境歩き

2014年04月27日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 静岡県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:18
距離
8.8km
登り
939m
下り
1,137m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

(0630)安倍峠駐車場
(0706)富士見台
(0738)新富士見台
(0750)八紘沢の頭
(0805)八紘嶺山頂/標高1917.9m
(0900)五色ノ頭
(0953)大谷嶺山頂/標高1999.7m
 ※昼食(〜1023)
(1058)新窪乗越
(1137)扇の要
(1150)大谷嶺登山道入口駐車場
天候 快晴(遠望あり)微風陽射し温かい
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道29号線を安倍川に沿って行き、
梅ケ島温泉を抜けてそのまま行くと
安倍峠登山口です。
(ゲートがありその先は通行不可)
黄金の湯の手前の新田集落を左折し、
茶畑を抜け工事中の橋を渡り別荘地を
抜け暫く行くと大谷嶺登山口です。

^打榮獣鷦崗譟別10台)
 ※清潔なポットントイレ、紙付き有り
大谷嶺登山道入口 (約50台)
 ※トイレなし
H紘嶺登山口(約15台)
 ※トイレなし

お勧めトイレ(24時間利用可能)
.灰鵐笋領で澑爐涼鷦崗
▲灰鵐笋領ぅ謄縫好魁璽斑鷦崗
G潺嬰膺慧腸浩堯Σ金の湯の駐車場
ぐ打榮獣鷦崗譴魯櫂奪肇鵐肇ぅ


◆路線バス
・しずてつジャストライン
 JR静岡駅北口を出た目の前、バス停「9番線乗り場」より
 新静岡駅(バスターミナル「セノバ」)の「5番線乗り場」より
 http://data.justline.co.jp/nanj/index.do
 ※1日5便のみ
コース状況/
危険箇所等
登山ポスト
・各登山口に有り

危険な箇所
・八紘嶺〜五色ノ頭の鞍部にあるキレットと
 ロープ場の垂直登りは超危ない。
・五色ノ頭〜大谷嶺の道迷い
・大谷嶺〜新窪乗越の積雪の再凍結
・大谷崩れの落石(積雪の上を滑り転がった跡多数)
・今回は軽アイゼンは使用してませんが携帯必要。

安倍峠登山口〜八紘嶺山頂
・安倍峠から富士見台への稜線歩きは、途中ピークを
 大巻きする。(今回はピークを越えてます)
・富士見台は足を踏み外さないように。
・新富士見台への登りはちょっと辛い。
・あとはアップダウンの後、樹林帯の中の八紘嶺山頂

八紘嶺山頂〜大谷嶺山頂
・一気に今回の核心部のキレットに下る。
・キレットは慎重に渡ると垂直のロープ場があるが、
 ちょっと無理して樹の枝・根っこや脆い岩を確保
 しながら登る。(よく見ると山梨側にも巻き道が
 あるが、それも滑落しそうだった)
・“五色ノ頭”から残雪が深くなると共に、トレースも
 無い上に目印もなく全く道が分からない。
・残雪は絞まった状態6割、踏み抜き4割(特に日陰)を
 進むような雪の状態だが、軽アイゼンは不要だった。
・突然樹林帯から開けた大谷嶺山頂となる。

大谷嶺山頂〜大谷崩れ〜大谷嶺登山道入口駐車場
・山頂の南側はそのまま、大谷崩れの崩壊が進んでいる。
・山頂から急なロープ場が続くが、本日は溶けた残雪が
 再凍結していて危険だった。(軽アイゼンあっても危ない?)
・あとは急斜面の昇り降りで新窪乗越へ
・大谷崩れの残雪はふかふかの砂の様で、まるで大砂走り
 のようであっと言う間に駆け下りて気持ちよかった。
・その後は、水なし川を渡って大谷嶺登山道入口駐車場に到着
◆展望
・富士見台と新富士見台は富士山
・八紘嶺の南側笹原の安倍川流域
・大谷嶺の南アルプスの稜線と安倍川流域
・大谷崩れの見晴らし

◆日帰り温泉(立寄りの湯)
・梅ケ島新田温泉・黄金の湯(700円)
 http://www.koganenoyu.com/
道の駅“黄金の湯”にテン泊しました
2014年05月03日 09:57撮影 by  iPhone 5, Apple
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道の駅“黄金の湯”にテン泊しました
安倍峠駐車場兼登山口
2014年05月03日 09:58撮影 by  iPhone 5, Apple
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安倍峠駐車場兼登山口
右横には比較的清潔なポットントイレあり
2014年05月03日 09:59撮影 by  iPhone 5, Apple
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右横には比較的清潔なポットントイレあり
本日は快晴ですね
2014年05月03日 10:00撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 10:00
本日は快晴ですね
鹿だらけの笹原の巻き道は稜線のピークへ
2014年05月03日 10:02撮影 by  iPhone 5, Apple
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鹿だらけの笹原の巻き道は稜線のピークへ
登り切った奥には新富士見台への急な登りが見えます
2014年05月03日 10:03撮影 by  iPhone 5, Apple
5/3 10:03
登り切った奥には新富士見台への急な登りが見えます
ロープが張った崩落地の“富士見台”から富士山が見えます
2014年05月03日 10:04撮影 by  iPhone 5, Apple
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ロープが張った崩落地の“富士見台”から富士山が見えます
新富士見台への登りは辛い
2014年05月03日 10:06撮影 by  iPhone 5, Apple
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新富士見台への登りは辛い
“新富士見台”からの富士山の眺め
2014年05月03日 10:14撮影 by  iPhone 5, Apple
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“新富士見台”からの富士山の眺め
本日の富士山のアップです
2014年05月03日 10:09撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 10:09
本日の富士山のアップです
見落としそうな八紘沢の頭
2014年05月03日 10:23撮影 by  iPhone 5, Apple
5/3 10:23
見落としそうな八紘沢の頭
笹原の登りの見晴らしはいいね
2014年05月03日 10:24撮影 by  iPhone 5, Apple
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笹原の登りの見晴らしはいいね
樹林帯の中の八紘嶺山頂
2014年05月03日 10:25撮影 by  iPhone 5, Apple
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樹林帯の中の八紘嶺山頂
静岡県側の標識
2014年05月03日 10:27撮影 by  iPhone 5, Apple
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静岡県側の標識
山梨百名山の標識
2014年05月03日 10:42撮影 by  iPhone 5, Apple
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山梨百名山の標識
それでは大谷嶺へ縦走します
2014年05月03日 10:44撮影 by  iPhone 5, Apple
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それでは大谷嶺へ縦走します
所々で南アルプスの銀嶺
2014年05月03日 10:45撮影 by  iPhone 5, Apple
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所々で南アルプスの銀嶺
大谷嶺への縦走路です
2014年05月03日 10:46撮影 by  iPhone 5, Apple
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大谷嶺への縦走路です
ツツジのトンネルのようです
2014年05月03日 10:47撮影 by  iPhone 5, Apple
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ツツジのトンネルのようです
核心部キレットから垂直の登りは左膝が傷んで辛かった
2014年05月03日 10:55撮影 by  iPhone 5, Apple
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核心部キレットから垂直の登りは左膝が傷んで辛かった
トンガリ北岳が目立つ白峰三山です
2014年05月03日 10:56撮影 by  iPhone 5, Apple
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トンガリ北岳が目立つ白峰三山です
五色ノ頭までは雪は全くありませんが…
2014年05月03日 10:58撮影 by  iPhone 5, Apple
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五色ノ頭までは雪は全くありませんが…
突然、トレースもなく道も不明瞭な残雪歩きになります
2014年05月03日 11:03撮影 by  iPhone 5, Apple
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突然、トレースもなく道も不明瞭な残雪歩きになります
いくつかアップダウンを繰り返すと
2014年05月03日 11:05撮影 by  iPhone 5, Apple
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いくつかアップダウンを繰り返すと
大谷嶺山頂。
よく見ると大谷嶺、行田山どちらの標識も壊されてます
2014年05月03日 11:09撮影 by  iPhone 5, Apple
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大谷嶺山頂。
よく見ると大谷嶺、行田山どちらの標識も壊されてます
聖岳〜赤石岳〜悪沢岳の銀嶺が見えます
2014年05月03日 11:07撮影 by  iPhone 5, Apple
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聖岳〜赤石岳〜悪沢岳の銀嶺が見えます
昨日登った山伏への稜線です
2014年05月03日 11:08撮影 by  iPhone 5, Apple
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昨日登った山伏への稜線です
山頂横から大谷崩れのガレ場です(見ていたら岩が落ちていきました…怖い)
2014年05月03日 11:06撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 11:06
山頂横から大谷崩れのガレ場です(見ていたら岩が落ちていきました…怖い)
山頂横の急斜面をロープ伝いにおります。
樹林帯の中の再凍結場はちょっと危険。
2014年05月03日 11:13撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 11:13
山頂横の急斜面をロープ伝いにおります。
樹林帯の中の再凍結場はちょっと危険。
樹林帯は開けると大谷崩れが見渡せます
2014年05月03日 11:14撮影 by  iPhone 5, Apple
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樹林帯は開けると大谷崩れが見渡せます
急な登り返しですね
2014年05月03日 11:15撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 11:15
急な登り返しですね
新窪乗越に到着
2014年05月03日 11:17撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 11:17
新窪乗越に到着
さぁ、大谷崩れの下山開始
2014年05月03日 11:16撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 11:16
さぁ、大谷崩れの下山開始
残雪の下りは、ザクザクと膝に優しくまるで大砂走りのようです。(多少グリセード気味で滑りながらも降りれます)
2014年05月03日 11:20撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 11:20
残雪の下りは、ザクザクと膝に優しくまるで大砂走りのようです。(多少グリセード気味で滑りながらも降りれます)
あっと言うまに下りきりました
2014年05月03日 11:22撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 11:22
あっと言うまに下りきりました
砂防ダムが“扇の要”です
2014年05月03日 11:23撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 11:23
砂防ダムが“扇の要”です
大谷嶺登山道の入口に到着
2014年05月03日 11:24撮影 by  iPhone 5, Apple
5/3 11:24
大谷嶺登山道の入口に到着
梅ケ島の里は山桜
2014年05月03日 11:24撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 11:24
梅ケ島の里は山桜
枝垂れ桜
2014年05月03日 11:26撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 11:26
枝垂れ桜
ミツバツツジが満開でした
2014年05月03日 11:29撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 11:29
ミツバツツジが満開でした
安倍峠に行く途中に鯉ヶ滝=恋仇のもじった滝があります。
2014年05月03日 11:27撮影 by  iPhone 5, Apple
5/3 11:27
安倍峠に行く途中に鯉ヶ滝=恋仇のもじった滝があります。
鯉ヶ滝の様子です
2014年05月10日 21:34撮影 by  iPhone 5, Apple
5/10 21:34
鯉ヶ滝の様子です
コチラは赤水の滝です
2014年05月03日 11:28撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 11:28
コチラは赤水の滝です
新東名の清水パーキングエリアを抜けるとちょうど正面に富士山が見えます
2014年05月03日 11:30撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/3 11:30
新東名の清水パーキングエリアを抜けるとちょうど正面に富士山が見えます
撮影機器:

感想

・安倍奥登山の二日目は、先日冬季閉鎖が解除に
 なったばかりの安倍峠から大谷崩れの縦走です。
・八紘嶺まではハイキング気分ですが、その先は
 ちょっと危険な縦走になりました。
・八紘嶺は樹林帯の中で見晴らしはありません
 でしたが、大谷嶺は開けて南アルプスの見晴
 らしがよくいい眺めでした。
・そういえば、大谷嶺は静岡県側の呼び名で
 行田山が山梨県側の呼び名になります。
・山頂の標識はどちらも破壊されていて、どうも
 お互いに相手の呼び名を認めず、破壊しあって
 いるようです。
・残雪の大谷崩れの下りは、ザクザク歩けて膝に
 やさしく気持ちのよいくだりでした。
・今年は安倍峠〜新富士見台付近のアカヤシオは蕾にすら
 なってなかったです。アカヤシオ、シロヤシオの開花は
 まだまだ先のようです。

・今回、左膝のお皿の具合が悪化したので翌日会社を早退
 して整形外科にいったら、軟骨だけでなく半月板の摩耗
 も著しくちょっと腫れていて、ヒアルロン酸の注射を
 されちゃいました。あと4週連続4回も続くそうです。
 もっと脚の筋肉を鍛えてくださいだそうです。

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