【第三次丹沢共同山行】寄〜鍋割山〜塔ノ岳〜大倉【丁34.6】
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan.png)
- GPS
- 09:12
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,659m
- 下り
- 1,644m
コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 9:13
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:大倉バス停〜小田急線渋沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【鍋割山まで】 車道を横切った後、急登。 栗ノ木洞から後沢乗越まで急降下の後、再度急登。 【搭ノ岳まで】 気持ちの良い稜線歩き。 【大倉尾根】 緩やかな下りが延々と続く。また、人が多い。間を開けて歩くが吉だ。 |
写真
感想
前々から鍋焼きうどんを食べに行こう行こうと思っていたところ、最近テレビで取り上げられたと聞き、これはさっさと行っておかないと、と最優先で予定を組む。時々共同山行を行う二人にも「神奈川県秦野市に鍋焼きうどんを食べに行く。その前に一歩きくらいするかな。鍋焼きうどんへ至る道は遠く険しい。」と声がけし、三人による共同山行とした。
【鍋割山まで】
丹沢で大型連休といえば混むに決まっている。まずは始発に乗ることが大事だ。そして大倉尾根はメジャーな登山ルートと考えられるので、臨時バスが出るにしても渋沢駅のバス停は大行列だろう。そこで、鍋割山へは寄からアプローチすることとし、新松田駅で下車する。一つ前の渋沢駅ではドドドッと大量の人が降りていったが、新松田ではそのようなことも無く、また、コンビニも駅の直前にあってベースとしてなかなか良い。バスも余裕を持って座ることができた。
秦野・松田からは街中からもう丹沢の山が迫っているように見えるが、実際その通りで、登山口となる寄までバスで20分程度である。
寄バス停の近くのみやま運動公園で用をたした後、歩き出す。事前情報では道がわかりにくいという話もあったが、まずは道標が辻辻にあるので問題ない。暫くは舗装路で茶畑沿いにゆるゆるとウォーミングアップよろしく歩いていく。
山道に入って暫くすると一旦車道に出るのだが、そこからが本格山行で、急登に次ぐ急登である。しかも、その後、栗ノ木洞から後沢乗越まで急降下。下りている最中から鍋割山の陵線が見え、ガーンと下った後にドーンと登らないといけないと目に見えてわかるので、こういうアップダウンに慣れていないと精神的に来るだろう。しかし時間さえあれば、ゆったり歩いていけばいつかは着くわけで何も恐れることは無い。目標山頂を意識しすぎないことが大事だ。後沢乗越でみかけたボッカも20kgはあるんじゃないかと思われる箱を3つ背負って歩いていたが、一歩一歩ゆっくりとではあるものの着実に歩を進めていた。
乗越以降はさらに急登が続くのだが、標高が上がったことで、空が開け展望を得られるようになったのと、風が通るようになったので、あまり苦には感じない。
そして鍋割山荘に到達。予定では11時着予定だったので上々の出来だ。山荘から外に鍋焼きうどんを持って人が出てくる。早速中に入り注文。程なくして鍋焼きうどんをゲットした。
これで目的は概ね達したのだが、やはり丹沢に来て単峰というのは物足りないのである。雲行きや同行者の状況を見極める必要はあったが、最低限塔ノ岳到達は期していた。
【尾根を伝って塔ノ岳へ】
厳しい急登の連続は終わり、風通るライトグリーンの心地よい尾根のアップダウンへ。大倉尾根を下る人々が粒のように見える。しかし、ここでアクシデント。グスタフ氏が大丸を過ぎた辺りで脚を痛めてしまった。さて、大倉に下るか、ヤビツに行くか。前者は距離的には若干短いが高低差が大きい。後者はやや長く、アップダウンもあるが、下りは約700mか。どうしたものかしら。とりあえず、塔ノ岳まで行ってから考えよう。
【塔ノ岳から大倉尾根を下る】
塔ノ岳は丹沢の主たる峰の内で最もアクセスしやすい山で、展望も良いこともあり、山頂は大盛況だ。昼過ぎだったということもあろう。混んでいる山頂→大体は大倉尾根を下る→人が多いのでゆるゆると進める→茶屋も多いので休み休み行ける、ということで、大倉尾根下山を決意しつつ、その前に水場まで水を汲みに行く。標識では300mとあって、すぐそこといった感を受けるが、高度もグンと下がるので、下りも上りも大変である。これで水が涸れていたら途方に暮れるところだ。グスタフ氏も水を求めて下りてきた。彼の脚の具合で、この水場の往復はきついだろう。さっさと山を下った方が良さそうだ。というわけで、彼が山頂に戻った後、しばらく休憩してから下山に移る。
大倉尾根というと、激混みというイメージだったが、特段難所があるわけでもなく、基本的にず〜っと続く長い坂なので、渋滞すること無く歩ける。というより、我々が渋滞の起点になりかねない。適宜道の端によって一休み、或いは茶店に寄ってコーヒーブレイクと、休み休み焦らず慌てず下る。
おかげで皆滑ったり転んだりすること無く下山できたわけだが、1000mを超える標高差を延々下ったので、グスタフ氏の脚がやはり心配である。私自身は身一つと二本の脚で歩くことを基本としているが、彼にはトレッキングポールなり何なりの携帯を強く勧めることとしよう。
〜おしまい〜
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する