南アルプス鳳凰三山 夜叉神の森から観音岳ピストン



- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,921m
- 下り
- 1,921m
コースタイム
4:43 夜叉神の森登山口
5:53 夜叉神峠
7:38 杖立峠(大崖頭山)
7:58 もとの杖立峠? 8:13 (行動食)
8:55 火事場跡
10:10 苺平
10:38 南御室小屋 (泊)
5/4(日)
4:31 南御室小屋
5:18 砂払岳下の岩棚 5:25
5:44 砂払岳
5:59 薬師岳小屋
6:12 薬師岳山頂 6:22
6:55 観音岳山頂 7:06
7:07 観音岳下 7:48 (行動食)
7:53 観音岳山頂
8:25 観音岳と薬師岳の中間 8:30
8:34 薬師岳
8:45 薬師岳小屋
8:50 砂払岳
9:43 南御室小屋(水補給ほか)10:05
10:38 苺平 10:48
11:55 杖立峠 12:05
13:05 夜叉神峠 13:17
14:08 夜叉神の森登山口
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
杖立峠下より残雪があり。 杖立峠からは登山道は全部残雪0.5〜1mほどの積雪。踏み抜きに注意。 南御室小屋まではアイゼンは必要なかった。 薬師岳への上りはアイゼン必要(特に朝方は凍っていた) ルートでは危険箇所はなく、スリップのみ注意。 ピッケルは携行したほうがよい。 薬師岳ー観音岳の稜線は雪がない所が多かったが、積雪がある所は気をつけないと滑落の危険を感じる所もあった。 この時期は登山口に書いてあったとおり、まだ冬装備が必要。 |
写真
感想
残雪の南アルプス鳳凰三山、薬師岳、観音岳に行ってきた。
今回は奥と2人、奥はアルプスデビュー!
初日は午前10時半すぎには南御室小屋へ到着。ゆったりとビールで乾杯後お昼寝。
明日の行程は若干ロングなので英気を養う。
南御室小屋は2400mほどにあり、収容人員80名、テント場は50張りとある。
「今日は混んでますよ」と山小屋の方が言っていたが、3人スペースに2人で眠ることができ、
また、屋根の梁で仕切れているので、なんとなくプライベートが保てとても快適だった。
次の日、3時頃から食事も仕度と食事後出発準備。
外でアイゼンを装着するも、なんと
アイゼンのラチェット部分がもげた。
くそ、ノーアイゼンか。
カッチカチではないので、なんとか薬師岳へ出発。
ストックとピッケルで四つ足動物のように登って行く。
今日は、雪上歩行訓練。がんバッペ。
しかし、それほどスリップすることもなく、砂払岳、薬師岳へと到着。
奥は「一生に一度見れるかどうかの絶景!」大喜び。
とにかく日本アルプス全部くっきりと見える、雪をいただいているので夏とは違って、存在感が素晴らしい。
15分くらい、写真撮ったりして過ごし、観音岳へ。
稜線の残雪は、ところどころに残っているだけ。
何カ所か滑落しないよう気をつけ場所がある程度で、快適な稜線歩き。
観音岳に到着すると、その向こう側に甲斐駒ケ岳の勇姿。
その向こうには穂高連峰や槍ヶ岳などの北アルプスがくっきりと見えた。
素晴らしい。
本当は地蔵岳まで足をのばすつもりだったが、帰りの時間を考え今日はココまで。
観音岳の地蔵岳側にあるちょっとした広場にも地蔵さんがあり、そこで休憩と軽い食事。
なごりおしいが、食事後下山。
来た道を引き返す。
雪もだいぶ緩くなり、ノーアイゼンでもなんとか下ることができた。
また、苺平より下は1日でかなりの雪が解け、杖立峠も雪がなくなっていた。
高度が下がるにつれ、森林は初夏のように暖かくというより暑いくらいになると夜叉神峠まで戻る。
ここで、白根三山の眺めをなごり惜しみつつ、少し眺めの休憩。
あと40分下ると駐車場だ。
14:00頃に車に到着。
夜叉神の森キャンプ場の鉱泉につかり、汗を流して帰路についた。
奥にとっては、心に残るアルプスデビューとなったよだった。
次はどこへ行くか・・・。
今回の教訓
安物アイゼンは絶対使用してはいけない。
装着して登攀中に外れたら大変だった。
ある意味、雪上歩行の訓練にはなったけど、次はしっかりしたアイゼンを携行したい。
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