足尾アルプス 中倉山〜沢入山 <いたましい歴史と美しい稜線>
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,261m
- 下り
- 1,269m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
東京からは東北自動車道:宇都宮IC〜日光宇都宮道:清滝IC R120〜細尾大谷橋左折〜R122〜田元右折〜県道つきあたりまで わたらせ渓谷鉄道 終点 間藤駅より歩けます(30分くらい?) 日光駅よりバス銅親水公園行きのバス出てます いずれも本数少なく、銅親水公園到着が10:30を過ぎます |
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山ポストはあったのか?未確認・・・すみません → ビジターセンター的なところにあるかも 銅親水公園に水洗トイレ、自販機あります。時間によってはカフェもね ・写真載せましたが、赤い鉄橋を渡るまでに銅親水公園のビジターセンター的な建物を過ぎ、階段を登り、川に沿って左に行き、突き当たりのクサリを越えていかなければなりません。クサリを越える発想がなく、ここで10分うろうろしてしまいました。 赤い鉄橋を渡り、左の水ため(?)の鉄板を渡り、河原に下りていくと林道スタートです。 ・林道は落石、落フン多し。大型犬のフンみたいのがいーっぱい落ちてます。帰ってネットで調べたら、サルのらしい! あ、シカフンは普通にやまもりアリマス。 ・山道は「若い」道で、斜面に対し下に斜めかしいでいます。土もやわらかくとても歩きにくいです。しかもかなり急でつづら折り、下りはすべるしおっとっとと勢いつきます。 ・中倉山〜沢入山までは3箇所ほどイワイワゾーンがあります。イワイワには黄色テープでガイドがあるところとないところがあり、ないところは行ってみたらその先無理そうってこともあります。踏みあとを確認しながら乗り越えてください。 ・稜線は虫が多くなってきています。日差しは強く紫外線対策必須。これからの季節は水分多めで! ・日光方面からは、R120沿いにファミリーマート、R122日足トンネル先にセーブオン(コンビニ)があります。 ・立ち寄り湯は足尾方面にも日光方面にもけっこうありそうですよ。わたしは日光方面に行こうと思ったけど利用せず。 |
写真
感想
ここは、mana090108さん(たち)のレコで去年見て、お気に入りに入れて1年暖めてた。
そうしたらmanaさん、今年も行ってた。
気持ちのいい稜線、あるきたいなぁ・・・
ためらってたのは、「山と高原の地図」に載ってなかったから(笑)
栃木百名山でもないし
GPS持ってないしね
知らないところ、ヒトがあまりいない山、無理だよなぁ・・・
誰か一緒に行ってくれないかなぁ・・・
でも今年、manaさん一人で行ってる。
赤テープ増えたって。踏み跡も。
GWはこの日だけ空いてる。
よし・・・行くか!
東京を5:30出発。渋滞はギリギリで回避!よ〜し、さい先いいぞ!
日光から足尾への道もきれいで問題ない。
まだサクラ咲いてるよ、いいねぇ〜
8:00、足尾銅(あかがね)親水公園到着。
支度をし終わってカメラをぶら下げる。カメラ。カメラ・・・
武甲山の写真おとした後、SDカード戻したっけ?
ゴーン・・・
入ってないし。
ここでこの日のお山の写真はすべて携帯での撮影のみと決定。
そしてなかなか赤い鉄橋にたどり着かない。行ったり、戻ったり、上のほうに(展望台がある)行ったりウロウロすること10分。とほほ・・・
と、ここで後から来たメンズハイカーがチェーンを越えていくのを見て、目からウロコが落ちた。
わたしは真面目すぎる。もっと攻めていけ!
林道からの登り口は心配なく見つけられた。
山道も赤、ピンクのテープががっちりナビしてくれる。ほっ・・・
しかし急な道、そのうえ斜めにかしいでて歩きにくい。花も咲いてない。ほーほけきょは聞こえる。生き物はいる。
っと思った瞬間、獣の骸を発見。ひづめがある。シカだ。蠅もぶんぶん飛んでいない、静かな骸。もう土に帰るのだね。
稜線に出るまで2時間。その瞬間はあっという間で、稜線にでるとうわぁ〜と声が出た。すぐには1本ブナは見えないけど、気持ちよく歩いていく。
見っけた。君に会いに来たんだよ、ぶなの木。
少し下の斜面にはアカヤシオも咲いてる。
自然を、人が傷つけてしまったことを忘れてはいけない見なかったことにしてはいけない。
わたしたちはたくさん間違えてまだ間違えていくかもしれないけど
間違いは間違いと言えるように何代先になってもやり直し続けるそれを伝え続けていく
昔の人よありがとう
わたしたちはまだ生きています。
沢入山へは、ちょっとめげるようなイワイワの登りが続き、「もうここでいいかな、帰ろ」
と何度も思った。わたしはすぐラクしたがる。だめだめ。後悔しないように。
駐車場戻り15:20。
このときはまだ間に合うと思っていた、sajunさんの食べレコ参照の「三たてそば」
調べてみたら15:00までだって・・・
じゃぁ「小百そば」!
こちらも15:00まででした・・・
チーン・・・
立ち寄り湯も調べてたけど、今帰れば渋滞もまだそれほどでもないかも。
と一路東京へ。
暖め続けた足尾アルプス(これはmanaさん命名か?)、満足いたしました。
持ち越しはおそばと温泉ね。
なかなか情報のないお山ですが、manaさんをはじめ、たくさんの方のレコを思い切り参考にさせていただきました。ありがとうございました。
秋の紅葉は、色の森になってきれいでしょう。また行けるといいな
コメント
この記録に関連する登山ルート
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こんにちは。
ここは足尾銅山の一角なんです?
稜線が芝生的に見えますが、銅山影響???
レコはこういう場所を知ることが出来るので便利ですね。
BlueSky_54さん コンニチワ
稜線は笹です。夏はもっとあおくなると思います。
わたしもヤマレコでここを知りました。
悲しい昔があり、とても静かな場所です。
華やかさはないけれど、キレイでいい匂いの森でした。
秋は紅葉がスゴいと思います。
沢入山は地図に名前もないけどね。
この日の入山者は12人だと思います。
私も5月4日に男2人で公園6時出発で登りました。
連休中なので人の少ない中倉山を選びました。
当日は6,7人しか行き会わなかったので
どこかですれ違いましたね!
去年よりも、赤テープが増え登りやすくなりました。
先日、地元の新聞に孤高のブナの記事が載りましたので
登山者が増えるかもしれません。
個人的には、このまま静かな山であって欲しい。
6月中頃の新緑の尾根歩きはサイコーです。
おすすめします!
love2sevenさん、コメントありがとうございます。
小ピーク先ですれ違った、イケメン2人組ですか
わたしは一人で歩いてました。
プロフィール写真はあのブナでしょうか?
キレイですね
新緑の頃も、紅葉の頃も、とってもキレイでしょうねぇ…
知る人ぞ知る、というとっておきの場所にしておきたいですね
足尾は 静かな山ですね。
地味だし〜そこが気に入っています(笑)
もっと もっと 奥に行きたくなります。
秋 すでに 楽しみにしています(*^_^*)
1年間温めても、歩けてよかったです。
ヤマレコを知らなかったら、この山のことも知らなかった。
manaさんにとても感謝しています。
みんなで、大事に歩いていかれるといいですね。
また、ステキな山を教えてください。
こんちは!
一度は歩いてみたと思っていた稜線!
僕もあの君に会って、タッチしてみたい。
生きてるとい実感が湧くのだろうな〜
sakurasaku64さん、こんばんわ。
sakuさんのレコを見て、高原山にしようか〜、古賀志山にしようか〜とも思っていたのですが、GW、敢えて人の少ないところを歩きたかったのです。
sakuさんの本領のお花はほとんどありませんが、気持ちのよい稜線歩き、緑の季節は最高だと思います。
あのブナは、日本人の生きざまそのもの
つらかったことたくさんあっても、穏やかに、どっしりと生きている
じいちゃんやばあちゃんや、そのまたじいちゃんばあちゃんみたいにしわしわで強くて優しいです。
お天気のよい日に会いに行ってください。
こんばんは。
今日、中倉〜沢入まで行ってきました。
アカヤシオはまだ楽しめますね。シロヤシオは花芽も出てませんでした。
稜線コースから下山しようと思ってましたが、手袋をつずらコースに落とし
回収するはめにトホホホ
昨年まで落葉で登山道も見えなかったのに踏み後がしっかり出来てました。
himajanさん、こんばんわ。
プロフィール写真はあのブナですね。
葉がついた時もいいですね。
わたし、足尾は初めてでした。
とても静かで穏やかなところでした。
華やかで賑やかな山も楽しいですが、わたしはこういう山が好きです。
大切に歩いていきたいと思います。
栃木のステキな山歩き、また教えてください。
雪の戦場ヶ原レコ以来のコメントです
一本ブナの姿は人の心に何かを伝えてきますネェ
足尾鉱山の歴史やその後の山の緑化事業などを重ね合わせるとなお更に…
地元でありながら一度も行った事がないこのルート
ヤマレコを通して何度か拝見していますが
一度は出向かないと、地元民としては勿体ないですね!
単独行で出発までためらいもあったみたいですが
思い切った甲斐があったと言うものです
「お蕎麦」は残念でしたが、また当地に来るきっかけにして下さい
既にご存知かも知れませんが
写真No30の?は 関東以北最高峰「日光白根山」です
遠路お疲れ様でした 私も良い情報をいただきました
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