赤谷山 〜戸倉スキー場から戸倉峠へ〜
- GPS
- 04:53
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 703m
- 下り
- 513m
コースタイム
天候 | 曇/晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
スキー場の下からリフトトップまでは特に道が付いている訳ではないので、草原の中で歩きやすそうなところを探して歩きました。また、稜線少し手前から赤谷山山頂辺りは笹が多く、道が覆われているところもありました。それ以外は概ねわかりやすい道です。適切に標識も設置されています。危険個所は特にありませんが、笹や草を掻き分けて行く場所がありますので、長袖は必須、手袋もぜひ着用してください。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子(キャップ)
登山靴
サブザック(19L)
昼食(焼きそば+ハンバーグ+野菜ジュース)
行動食(飴)
非常食(シリアルバー)
飲料(お茶600mL×2)
地図(コース図・地形図)
スマホ(GPS+ナビ)
iPad mini(GPS+ログ)
ドローン(MavicMini)
サブバッテリー
腕時計
手拭い
日焼け止め
|
---|---|
備考 | 風がやや強かったのでドローンは飛ばしませんでした。 |
感想
先週末、仕事がはかどらず山歩きができなかったので、日曜日ではあるが、あまり無理をしない程度に山を歩きたいという気持ちが高まった。天気予報によると岡山県側は降水確率が高そうなので、あまり南に行ない県境あたりの山を物色した。戸倉峠から県境を南向きに歩くと1,200mぐらいのピークに三角点がある。地図上に山名表記はないが、ヤマレコの過去ログを検索すると「赤谷山」という山だそうだ。東側のスキー場から上るルートもあるようなので、そっちから登って、峠からスキー場までの国道29号線の下り道は自転車を使うことにした。
最初に自転車をデポするため戸倉峠の旧道へ向かった。「通り抜けできません」との表記があるので、東側、兵庫県宍粟市波賀方向から旧道へ入った。なるべく登山口に近いところまで車で上がりたかったが、旧トンネル出口近くから分岐して林道へ入ったところに鎖が掛けてあったため自転車はその近くのガードレールポールに括り付けておいた。次にに車で少し下って「ばんしゅう戸倉スキー場」へ向かった。ゲートをくぐって少し進んだところに「有料施設、予約者以外は入場禁止」という標識が立ててあったので、その手前の空地に車を停めて歩き始めた。とりあえずヤマレコのルートに従ってスキー場を正面から上ってみたが、登山道は特には無さそうで、草を掻き分けながら結構な傾斜を上って行かなければならなかった。後で考えれば、スキー場ゲレンデは大抵どこでも歩けるので、迂回した作業道とかを歩いたほうが歩き易かったんじゃないかな。
ゲレンデの歩き易そうなところを突っ切ってリフトの最上部まで来ると、そこから先は樹林の中の登山道となった。赤谷山は「宍粟50名山」に登録されているので、登山者のこともある程度考えられていて標識も所々に設置されている。基本尾根歩きでリョウブやミズナラ、ブナなどの広葉樹の森に杉や檜の植林が混ざる。足下に下草がほとんど無いのは鹿が食べてしまっているのだろう。実際若い雌鹿が白いお尻を見せながら少し先を走り去っていく姿を目にした。しかし、県境の稜線(しそう天空回廊)に近付くと笹が増えてきて、県境を赤谷山山頂へ向かう部分では、背丈に近い笹(ネマガリタケ?)を掻き分けながらしばらく進まなければならない場所もあった。
山頂周辺は高木が刈り払われていて周囲の山をパノラマで展望することができた。方向を確認しながら、氷ノ山と三室山ぐらいはなんとなくわかった気がしたが、それ以外の山はイマイチよくわからなかった。なんせ、周囲は全て山だ。
まだ6月なのに下界は気温は30度を超える真夏日なので、標高1200mの山は少しは涼しいだろうと期待をしていた。さすがに陽光が当たるところに長時間いると暑いが、木陰に入るとしのげる。時折吹く風が気持ちよい。ゴロンと横になって昼寝でもしたい気分だったが笹の小枝がチクチクするし、アリやダニが服の中に入ってきても嫌だなと思って、腰掛けて昼食をとりながら休憩するのに留めた。ドローンを飛ばすのには風速が少し強めな感じがしてやめておいた。
赤谷山から戸倉峠へ向かう県境の稜線は明るく歩き易い。道がそれほど明瞭というわけでもないが、時々現れる標識で道を外れていないことが確認できる。傾斜は比較的緩やかで展望の良いところもないが、木陰の中をそれほど負担を感じず歩くことができる。樹木の名前がわかればもう少し楽しく歩けるんだろうなと思うが、わかるのは幹の斑模様が独特なブナと、葉の形が特徴的なミズナラ、針葉樹のスギとヒノキくらいで、あとは自信が無い。大きな葉が高いところに掌状についているのはトチなのか、ホオノキなのか、いつまでたっても区別がつかない。いつも持っていくのを忘れてしまうのだが、樹木ハンドブックとかザックの中に入れておくと、余裕のある時には確認できるのかもしれない、…できないかな?とりあえず写真はしっかり撮っておいて後で確認できるようにしておこう。
コメントをいただき、ありがとうございました。いやー鳥取からの遠征だったのでしょうか?驚きました。自分は名古屋市からの日帰りばかりです。愛知と三重岐阜長野の近県です。車中泊の用意はあるのですが実行に至っていません。遠征のコツなどあったら指南下さい。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する