クマネシリ岳〜西クマネシリ岳〜ピリベツ岳

2022年06月28日(火) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,032m
• 下り: 1,021m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:16
• 休憩: 0:33
• 合計: 6:49

4:56 クマネシリ岳登山口
6:21 6:35 クマネシリ岳
8:12 8:22 西クマネシリ岳
9:26 9:35 ピリベツ岳
11:45 クマネシリ岳登山口

天候

晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口まで通行可(道道からダート10km)

その他周辺情報

芽登温泉　日帰り入浴650円

写真

クマネシリ岳登山口から出発。
入山ポストの左側から入る。

2ヶ所の崩壊地点を越えて林道跡を進む。

左がこれから進むクマネシリ岳への登山道。
帰りは右から戻ってきた。

道は整備されていてとても歩きやすい。

新し目の倒木処理の跡もある。

快調に標高を上げ、1時間ちょいで視界が開けてきた。

クマネシリ岳(1585m)到着。
山頂は低い樹木に覆われていて、少し外れたところの方が眺望は良いようだ。

二等三角点「熊根尻」と小さな標識。

山頂の西側から見た西クマネシリ岳〜ピリベツ岳。

出発をあと2時間早めれば南クマネシリ岳も行けたかも・・・。

「クマネシリ」の語源の物干し棚。あの平坦な尾根を歩いてみたい。

西クマへ縦走開始。
クマネシリを振り返る。遠くに阿寒の山も見える。

地図上に点線表記はないものの、岩場までは明瞭な登山道が続いていた。

ウペペサンケ山〜東丸山〜丸山。

コルへ向かって岩場を慎重に下る。
崩れやすい岩が多くて少し厄介だった。

岩場を下りきって振り返る。

ハイマツに覆われた尾根の上部を避けて、北側の膝丈くらいの笹地をトラバースして進む。
ピンテも所々付いている。

・1487の先で一時的にハイマツが濃くなった。
道？を外してしまい、少しだけ枝の上を伝って歩く。

尾根上部に戻るとすぐに踏み跡に復帰。新しい枝打ちの跡がある。

クマネシリがもう遠くなった。

岩場を北側から巻いていく。

今度は南側の笹地をトラバース。これが西クマ手前まで続く。

西クマ手前で尾根上部へ。ハイマツを漕がないと進めない所はほんの一部だけだった。

西クマネシリ岳(1635m)到着。
前回は無かった新しい標識が付いている。

山頂西側から見たニペソツ山〜石狩連峰。

続いて前回は登らなかったピリベツ岳へ。

右のピリベツ岳への踏み跡を進む。

多少笹が被っている所もあるものの、道は明瞭で歩きやすい。

1415コルからの登り。

ピリベツ岳(1602m)。
山頂には折れたポールがあるのみ。

本クマ〜西クマ〜南クマ。
クマネシリ三山が何とかフレームに収まった。

西クマと同じく東大雪の山々の眺望は良い感じ。

西クマ方面に戻り、1440m地点から北東に伸びる尾根を下る。
木にペイントされたところが目印。

尾根上は鹿道、ピンテもあり、特に上部は登山道並みに明瞭な道があった。

尾根を末端まで下ると1200mくらいで涸れ沢に合流。

河畔の踏み跡っぽいものを進む。

1030mで広い土場に出た。ここからは洗掘された林道跡を歩いて本クマの登山道に合流した。

感想

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西クマネシリ岳には2020年に国道273号側から登っている。この時はガスっていて頂上からの眺望は無く、隣のピリベツ岳はスルーしたのだった。
もう一度行くならクマネシリ岳から稜線を藪漕ぎで繋いで登りたいな〜と思っていた。そんな時に何気なくヤマップを見ていると、直近の記録が何件か上がっていた。それらを参考にさせていただき、本クマ〜西クマ〜ピリベツの三座周回をしてみた。

本クマ〜西クマの稜線は完全な藪漕ぎを予想していたけど、意外にも踏み跡が多かったり、ハイマツが枝打ちされていたりで楽に歩けた。西クマ〜ピリベツ間は至って快適な登山道という感じ。1415コル付近から本クマ登山口に降りる尾根も、藪は薄くて歩きやすかった。(人によって印象は変わるかもしれないが…)

今回のルートは国道273号から崩壊林道を歩いて西クマまで往復するのと大差ない所要時間で三座の周回ができ、反対側からおっ◯い山の眺めも楽しめて、なかなかコスパの良いルートだった。山頂間は公式な登山道ではないにせよ、今後歩く人が増えそうな気がする。