日本一 富士山3776m
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- GPS
- 10:49
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,462m
- 下り
- 1,448m
コースタイム
- 山行
- 8:52
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 10:43
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
富士宮登山口 |
その他周辺情報 | 富士山 天母の湯 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
感想
富士山の初登頂を前に、深田久弥の「日本百名山」を読み返し、改めて共感しました。
深田久弥が、「老いも若きも、男も女も、あらゆる階級、あらゆる職業の人々が、「一度は富士登山を」と志す。」というように、私にも遂にその時が訪れました。
日本人は、小さいころから、富士の歌をうたい、富士の絵を描き育ち、富士山は正に国民的な山です。
世界に名山あれど、富士山ほど、一国を代表し、国民の精神的資産となった山はほかにないだろうと思います。
そういう意味で、富士山は、世界一の山なのだと思います。
最も美しいもの、最も気高いもの、最も神聖なものの典型として、富士山はあります。
八面玲瓏、富士はどの方向から眺めても美しい✨
富士山は、永久に大きくそびえている✨
そんなことを考えながら、富士山を登ってきました。
富士登山にあたり、天気への思いが強く、この数日間、天気予報と睨めっこをしていました。
そして、今日なら晴天だろうと思い、急遽仕事を休み、一人富士に向かいました。
朝2時に駐車場に着き、車から出ると美しい星空✨がお出迎え、しかし、風が強く寒かったので、普段より少し重ね着をし、富士宮登山口5合目から登山につきました。
夜明け前の真っ暗なうちに出発する登山は、今回が初めてです。
ヘッドライトを付け、ビュービューと吹く風の中、星空と麓の夜景を眺めながら、一人恐る恐るスタートしました。
登山道は、広くてよく整備されおり、山小屋等が、各合目毎にあります。
古来から、多くの登山者が訪れるから、こんなに整備されているんだなと思いました。
初めての富士登山は、何かと新鮮に写り、やたらと写真が進み、なかなか山頂に進みません。
それでも、9合5勺までは、順調に登れましたが、その上に雪渓があり、ここをクリアするために、体力を消耗しました。
富士山は寺勾配となっているため、山頂に近づくほど急になっており、この雪渓は山頂への最後の難関となります。
アイゼン等の装備がなければ、ブル道へ回避すべきだと思いました。
カルデラに到達すると、山頂浅間大社奥宮⛩があり、剣ヶ峰を目指し左に進路を取ると、大きく迫力のある噴火口が見えます。
そして、遂に山頂の剣ヶ峰に到達し、感極まり思わず石塔を抱きしめていました✨
日本一の高さ3776mから見下ろす、高度感あふれる360度のパノラマは、この上ないものです✨
南アルプスの後ろに中央アルプスがあり、北アルプスが北に連なる。富士から見れば八ヶ岳も小さく見え驚きました。全ての山を従えた富士は、正に日本の象徴です✨
その絶景に、しばらくその場から動けなくなりました。
その後、時計回りに御鉢巡りをしました。
あらゆる方向をゆっくりと眺め、時間をかけて回りました。
富士山は、登るより眺める方が良いと聞きます。
私もそう思っていましたが、今回、実際に登って少し思いが変りました。
富士山は、美しすぎるが故に、その様に言われますが、富士山に次ぐ高峰の北岳の標高は3193mで、富士山の方が583mも高く、富士山は群を抜いて高いのです。
山頂からは、圧倒的な高さから、驚くほど周りの山々が良く見え、その眺望は素晴らしいと言うことです。
富士山は、眺めるだけでは勿体ないです。
是非、富士山に登り、その絶景を山頂で感じてもらいたいです。
【温泉】
富士山 天母の湯 0544-58-8851
一般400円/時間、モンベル会員350円/時間
※水風呂はありませんが、水シャワーがあります。
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