丹沢縦走（蛭ヶ岳~ユーシン~雨山・檜岳）

2022年07月01日(金) ～ 2022年07月02日(土)

• GPS: 15:40
• 距離: 31.4km
• 登り: 2,535m
• 下り: 2,645m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:59
• 休憩: 0:43
• 合計: 5:42

距離 9.6km 登り 1,492m 下り 215m

8:10 平丸バス停
8:14 8:15 平丸登山口
9:13 9:19 クラボネ
10:21 10:28 平丸分岐
10:43 10:44 大平分岐下 水場
10:50 10:51 黍殻避難小屋
10:55 11:03 青根分岐
11:17 11:18 八丁坂ノ頭
11:41 11:55 姫次
11:57 姫次
12:09 原小屋平
12:17 12:18 地蔵平道標
12:25 12:26 地蔵平
13:04 13:05 ポッチノ頭
13:33 13:34 小御岳
13:52 蛭ヶ岳

2日目

• 山行: 8:26
• 休憩: 1:28
• 合計: 9:54

距離 21.7km 登り 1,056m 下り 2,444m

4:13 蛭ヶ岳
4:14 蛭ヶ岳山荘
4:26 中ノ沢乗越
4:32 4:33 鬼ヶ岩
4:36 鬼ヶ岩ノ頭
4:47 5:02 棚沢ノ頭
5:43 弁当沢ノ頭
6:40 6:42 熊木沢出合
6:56 鉄砲沢
7:03 7:18 茅ノ木棚沢
7:22 7:23 ユーシンロッジ分岐ゲート
7:32 7:36 雨山橋
8:42 8:43 雨山峠
9:12 9:35 雨山
10:00 10:11 檜岳
10:32 伊勢沢ノ頭
11:44 11:56 秦野峠
12:26 12:28 林道秦野峠
13:33 13:34 寄大橋
14:03 宇津茂公衆トイレ
14:07 寄バス停
14:07 ゴール地点

天候

暑すぎる晴れ、ときどきありがたい曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往】橋本BS 6:53 → 三ヶ木BS 7:25
　　　三ヶ木BS 7:40 → 平丸BS 8:08
【復】寄BS 14:15 → 新松田BS 14:38
　　　新松田 14:45 → 橋本 15:57

コース状況／危険箇所等

■平丸~平丸分岐：踏跡鮮明で問題なし。適度な斜度で登りやすい
■平丸分岐~姫次：緩やかな登りが続く。一部で丹沢方面が見られる
■姫次~蛭ヶ岳：緩やかに下り、急斜で登る。最後の30分はきついが、眺望良し
■蛭ヶ岳~棚沢ノ頭：鎖場あり。難易度は高くない
■棚沢ノ頭~熊木沢出合：分岐わかりずらい。標識は目に捉えにい場所で壊れかけ、踏跡もか細く見落としやすい。（写真参照。私はスルーしてヤマレコに怒らました）全体的に踏跡不鮮明、赤テも乏しい（あったかな？）一部に藪漕ぎあり。（半袖の腕をずいぶん傷つけられ、暑いので着たくない長袖装着しました。このあとは藪漕ぎなく暑さ増長の元になるだけでした orz）基本尾根伝いだが尾根分岐もあり、GBSツール持参をお勧めします。（再度ヤマレコに怒られました）
■熊木沢出合~雨山橋：一ヵ所通行止めあり（トンネル崩落の恐れか）そこは自己責任で。全般、なだらかな林道。
■雨山橋~雨山峠：橋の約50mほど手前に分岐があるので、橋を目印にすると行き過ぎます。（ここでもヤマレコに怒られました）基本、沢の左片斜面を進みます（渡渉はありません）桟道多いですが、老朽化が目立ちます。幅が狭く、サポートの鎖もないトラバース箇所も数か所あり。鎖・サポートが朽ちかけた横バイがありますが、そこは避け沢に降りて梯子を上るのが正解（私はヒヤヒヤで横バイしてしまいました）
■雨山峠~伊勢沢ノ頭：踏跡鮮明で問題なし。3ピークあるがさほど急斜ではなく、緩斜多く歩きやすい（暑さがなければ）
■伊勢沢ノ頭~秦野峠：下り始めが踏跡不鮮明、赤テなし、藪漕ぎあり。やわらかい土質に誤った踏跡が多数残り、迷走を誘う。（ここでは怒られる前にヤマレコでルートチェックし戻れたがロスは小さくなかった）
■林道秦野峠~寄：ジタンゴ山経由予定だったが、峠からの入口時点で踏跡不明（なしに近い）のため断念。舗装路で寄に向かう

写真

7/1 8:10

[8:10] 平丸BSよりスタート

7/1 10:21

[10:21] 平丸分岐着。暑くてペースが上がりません。30分毎に休みを取りました

7/1 11:15

[11:15] 今日の目的地：蛭ヶ岳がちらっと見えます

7/1 11:42

[11:42] 姫次まで2-3分の休憩所。ここで休むことはないだろうと思ってきましたが、初めてここで休みました。姫次には日影がありません

7/1 11:56

[11:56] 姫次手前にも木道が設置されました。ちょっと残念

7/1 11:57

[11:57] 姫次。富士山は拝めず、やはり暑い

7/1 11:57

蛭ヶ岳

7/1 13:24

[13:24] 蛭ヶ岳30分手前の絶景ポイント。歩いてきた山々を振り返ります

7/1 13:25

大室山

7/1 13:25

檜洞丸

7/1 14:25

[14:25] 蛭ヶ岳で、純米酒「丹沢山」を飲る。冷やして持ってきましたが、ぬるくなるにつれおいしくなるお酒でした

7/1 14:27

やはり、富士山は拝めず

7/1 14:49

[14:49] ちょっと可愛らしい虫がいたのでパチリ。

7/1 15:40

[15:40] 丹沢方面。明日は手前の棚沢ノ頭からユーシンに下ります。

7/1 15:49

明日のルート①：棚沢ノ頭からユーシンに下る尾根。登り返しが弁当沢ノ頭か

7/1 15:41

明日のルート②：雨山峠、雨山、檜岳、伊勢沢ノ頭（峠の左側は鍋割山）

7/1 17:34

[17:34] 夕食前の一瞬の光景

7/1 18:19

[18:19] 富士山が微かに見られました。

7/1 18:20

大室山

7/1 18:50

[18:50] 日暮れ直前の富士山

7/2 4:14

[4:14] 蛭が岳山荘。お世話になりました

7/2 4:34

[4:34] 日の出。今日も暑くなりそうだ

7/2 4:38

[4:38] 富士山がきれいに見えます

7/2 4:38

蛭ヶ岳を振り返る

7/2 4:39

丹沢方面

7/2 4:48

[4:48] 棚沢ノ頭。分岐をスルーしてしまいました。写真撮ってる場合じゃない

7/2 4:52

[4:52] ここがユーシンへの分岐。踏跡か細い。標識追加してほしい。

7/2 4:53

えー、これですかぁ

7/2 5:02

[5:02] 今回最後の富士山

7/2 5:03

[5:03] 踏跡不鮮明です。この後もっとわかりにくくなり、一部に藪漕ぎもあります。

7/2 6:33

[6:33] 箒杉沢。沢付近でも暑さを感じます。

7/2 6:44

[6:44] 「通行止」向こうのトンネルの崩落予想でしょうか。自己責任で進みます。

7/2 7:35

[7:35] 雨山橋分岐。橋を目標に探すと見落とします。

7/2 7:44

[7:44] 「これ大丈夫？」な桟道。この先にも何か所かあり

7/2 7:45

[7:45] 横ばいの鎖場。ヒヤヒヤで渡りましたが、正解はここで一度沢に降り、先のはしごを登るのが正解。こちら側にその説明がほしかった

7/2 8:26

[8:26] 雨山峠。この時点でバテバテ。ここから寄に下るエスケープも考えましたが、時間もあるので予定通り進みます。

7/2 9:11

[9:11] 雨山

7/2 9:41

[9:41] 涼しげなところですが、風は乏しい

7/2 9:43

[9:43] 崩落により開けた個所。檜岳が見えます。

7/2 10:00

[10:00] 檜岳

7/2 10:33

[10:33] 伊勢沢ノ頭

7/2 11:44

[11:44] 秦野峠

7/2 12:17

[12:17] 林道秦野峠。廻りが舗装路ということもあり、一気に体感温度が上がります

7/2 12:27

[12:27] ジタンゴ山への入り口ですが、この先に踏跡なくこのルートを断念。舗装路で寄に向かいます

7/2 12:53

[12:53] ジタンゴ山目指していたら、今頃このどこかを彷徨っていることになっていたのか

7/2 14:07

[14:07] 寄BS着。14:15発の新松田行きに間に合いました

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

マサさん

昨秋よりずっと日帰りばかりだったので、山小屋泊用のザックで行きたいと考え、1泊の丹沢縦走としました。縦走は2度主脈を経験しているので、少しルートを変えてユーシン~雨山・檜岳~寄 としました。記録的な暑い時期でもありましたが、1000m超 ならいけるかなと思い実行。しかし、地上35度超になると標高高くてもかなり厳しいことを実感・理解しました。

平丸（標高466m）から登り初めの気温は30度前後、想定以上に足が重く30分ほどで休憩。休憩後は一瞬足取りも軽くなりますが、しばらく歩くと身体が休憩を要求してきます。これは初めての経験。熱中症も頭をよぎり、次も30分で休憩を入れます。平丸分岐（1151m）で気温約28度。ここからは緩斜となりますが、身体のほてりが休憩を要求してきます。以降 30分毎に休憩を入れて凌ぎました。
2日目は、暑くならないうちにできるだけ行程を進めようと、4時出発としました。しかしこの時間でも20度を超えており、弁当沢ノ頭辺りからは昨日同様30分毎休憩を余儀なくされました。今回、分岐見落とし2回、ルートロスト2回（ヤマレコには3回叱られましたが、様様です）暑さで判断力が落ちていたかもしれません。

林道秦野峠からジタンゴ山経由の予定でしたが、入り口から踏跡の乏しい難ルート（ST 2:15）想定と、ここ（標高746m）にきて一気に体感温度が上昇したこと、残り水量：1ℓ弱、体力の消耗度等から断念。舗装路で寄をめざすことにしました。この暑さで舗装路の 1:40 はきつかった。左足薬指に水豆ができていました。

多汗症の私にとって、今回の条件は厳しかった。水分補給は以下の通り。
1日目：2ℓ強（3.1ℓ持参）
2日目：2ℓ強（約3ℓ持参）
※後半では、休憩時にすぐ水を飲むことはせず、しばらくは体温を下げてから補給するという技を覚えました。補給水量の消耗を防げたと思います。

コメント

ta_kase

ヒルは大丈夫でしたか？
暑い中おつでしたー！

マサさん

おつでーす。

平丸辺りはヒル要注意だよねー。
登り始めはチェックしてましたが、問題なしでした。
ま、梅雨明けてだいぶたっていたこともあるかと思いますが