記録ID: 4459764
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沢登り
剱・立山
早月川小又川カスミ谷本谷(遡行)〜奥大日岳〜立山川(下降)
2022年07月02日(土) ~
2022年07月03日(日)
富山県
- GPS
- 56:00
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,161m
- 下り
- 2,168m
天候 | 晴後曇時々雷雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
ファイル |
(更新時刻:2022/07/06 18:42)
|
写真
装備
備考 | 20mロープは使用しなかったが、無いと(懸垂下降が必要になるかもしれない)高捲きには入れないだろう。 |
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感想
何年か前に計画した山行を実践した。山スキーの記録(2001.4,5青島パーティー他)はあっても沢登りの記録は見当たらない、なぜ誰も行かないのか不思議なくらいの魅力的な空白地だ。
流石に剱・立山の山だけあって、積雪深の大きさが山に一層の深みを与えており、それが沢や岩に反映されていた。南アや中ア、はたまた槍穂高といった一万尺の山々よりスケールが一段上である。台湾の渓谷とも一味違った迫力がある。沢登りにインタレストグレードばかりを与えたがる向きには取りたてて道具立もなく価値無い沢かもしれないけれど、誰も居ないそんな大きく清潔な山を孤独に満喫したい向きには大いに推奨できる。砂防堰堤は減点対象だけれど、そんな人為も意味を成さない山岳部には無垢な空間が未だ残されていた。大きくて何もない山はイイ。
ただ、核心部の滝は上部が露出していたもののこの地での沢登りの時期としては些か早過ぎて、雪渓遡下降に終始してしまった。この時期に、この手の登りが不得手でないならば長大雪渓を駆けるワンデイも可能だろうし、雪渓が消失して沢の全貌が明らかになると二日で丁度いいか、キツイかもしれない。何にせよ山、谷が大きいので増水したら目も当てられないだろう。
腹にズシッと堪える、いい山だった。
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