神之川伊勢沢
- GPS
- 10:12
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,884m
- 下り
- 1,867m
コースタイム
- 山行
- 10:10
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 10:35
天候 | 曇り時々小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
フリクション良し、稀にヌメリ。登れる滝多い。40m滝の巻きが核心。下山長いけど道は明瞭。楽しい沢。 |
写真
装備
共同装備 |
7.8mm30m
|
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感想
※後日、動画、遡行図などアップするかもしれんし、しないかも。
●俺スマホの写真(スマホのヤマレコアプリからアップロードしたので此方に)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4461148.html
●経緯等
もともと この土日は越百川に谷中一泊で行こちぅとってんけど、gpvで土日とも信州は午後が雨っぽい…、で、土曜夜避難小屋泊で提案してみたが皆の意見は合わず。他、北中川谷、北燕沢、有明山の沢など色々候補は挙がったが、ウチの近所のほうが雨降らなさそうやったし、信州いくのは銭も時間もかかる…ってんで、信州は また今度にして、家から車で片道一時間ちょいのココに。
越百川ならヤメときますと言ってたya_kumiさんに裏丹沢なら行きまっか?とダメモトで念のため連絡すると行くとのことで3人に。
なんでココにしたかというと、家から近いということと、前に早戸川林道とプラス少し川原を歩いたことがあり、そこからヒトヤマ越えた この辺りも良さげなんちゃうかという予想と、地形図的になんとなく、このエリアの中では比較的たのしそう という予想で。なので、別に自慢するわけではないけど、人の遡行記録なんか読まなかったし、谷の名前すら知らなかった。姫次から東海自然歩道入口までの所要時間はヤマレコかヤマップかなんかの1年くらい前の人の記録や、ヤマレコに表示されてたCTを参考にさせてもらった。
●沢登りメモ
・駐車地→入渓地点
林道法面崩壊の復旧工事個所手前で神之川に降りて、砂利の川原を歩いた。越えられない堰堤が出てきて、結局アスファルト舗装の林道まで這い上がった。そこから暫くは林道歩き。
・林道→入渓地点
林道から川に降りる前に脱糞。Yuuuripさんが先頭で降り始めるトコロを探してウロウロ。俺とya_kumiさんは橋の西詰から少し降りた後、念のため懸垂下降8mほどして、落石の多いザレのルンゼみたいなとこを降りた。Yuuuripさんは俺らがロープを出したのを見たせいかどうか知らんけど、橋の東詰のところから一人で降りてた。先に降りてたから多分ロープは使ってはれへんと思う。
・入渓地点→40m滝
ゴーロの多い、黒い岩の谷。シャワークライミングしてみると、おおむねゴム底の沢靴でフリクションは良かった。が、たまにツルっといく岩があり、気が抜けない。ya_kumiさんは足が滑りそう、と恐々いってるように見えたが、だんだんと慣れてきてたっぽい。一つ簡単に巻いた10m弱の滝があったが、下山後、サワグルイのブログで見ると、ロープだして直登したみたいに書いたぁった。
途中で休憩もしつつ、快適なシャワークライミング。前の週末の樽ヶ沢と比べると水温は高く感じた。
その内、ドバーーンと大岩壁に落差の大きい直瀑。かっちょいい。水流から数m右岸側が登れそうに見えたが、少なくとも半分くらいの高さまでは行けそうに見えたが、なんとなく岩が脆そうにも見えた。ガチャは俺だけでも まぁまぁ持ってたが、今日のチーム構成だと巻いたほうが良さそうやし、俺もそない自信あるわけでもないし、ってんで、巻くとしたら左岸右岸どっちがええかなと。左岸側はザレたルンゼがあり、そこからはアプローチしやすそうに見えたが、そのあと、トラバースするにしても、滝方向は岩壁が見えてて その上を回り込むとするなら結構大変そうに見えた。で、右岸のほうが岩壁は低く見えたし、左岸ルンゼよりは落石マシっそよかなぁってことで右岸巻きをチョイス。
・40m滝の巻き
ルンゼ状から登り始めたが高度を15mほどあげると詰まり、ルンゼの下から見て左手のリッジ状に移り、木が生えてるとこをモンキークライムで登っていくが、落石が起き易いルートだったので気を使った。グングン高度を上げ、あっという間に落ち口と同じ高さまで来たが、トラバースしようにもロープなしではキビシそうだった。トラバース出来ると思えるところまで高度を上げる。ここでya_kumiさんが上がってくるのを待つ。滑り難いであろう足の置き場が分からないか、もしくは、どこに足を置いたとしても滑りそうに見えてるのか なかなか登れないように見えた。一回、8mm13mのオタスケロープを垂らして7mほど上がってもらったと思う。そのあと、滝落ち口に向けて斜上し、それまでよりも斜面の斜度が緩くなったところを見つけ、トラバースすることにした。ロープなしでトラバース出来そうにも見えたが、念のためロープを出し、Yuuuripさんにビレイしてもらい、二か所支点をとって、ロープいっぱいまで進んでフィックス。二人目はプルージック。恐々やったようやけど特に滑ったりすることもなくヤってきた。3人目はセカンドビレイ。で、ここからはロープなしでトラバース続行。Yuuuripさんが「ここ降りれるんちゃう」といったところは、まだ滝の落ち口を越えてないような水流音の感じやったので、もう少し進むと獣の踏み跡っぽいのが見え、辿るとロープ使わず難なく沢床に。2分ほど下流側に下ると滝の落ち口やった。高度計の差による測定結果は落差40m。
・40m滝落ち口→姫次
この後は、通過に時間のかかる滝はなかった。直登できない滝でもスグ横から短時間で巻けた。待っててもya_kumiさんが なかなかヤってこない。少し下流で二又やったんでYuuuripさんに「左又のほう入ったんちゃう?」と訊くと「いや、二又は同じほうを登ってきてたと思う」とゆってて、ほな もう少し待とかと。それから暫くしても姿が見えず、痺れを切らしたYuuuripさんが見に降りていってくれた。で、一人で待ってたけど、二人ともなかなか上がってこないので、俺も降り始めた。で、少し降りると二人が上がってきた。やはり左又のほうに入ってたらしい。
川原の区間も結構あった。
標高995mの二又は右又のほうが水量が比較的多めで、滝も見えていたが、登山道の区間が長くなるし、時間も押してるし、で、計画書通りに本流っぽい左又をとる。
これ以上は基本ガレの伏流で、時々、水が流れて2〜3mほどの小滝も幾つかあったが、通過するのに苦労するようなのはなかった。
暫く行って、斜面に樹木が少ないところがあり、Yuuuripさんが「沢をはずれて支稜に出たほうが楽かも」というが、沢筋のほうが落石もさほど起こり易そうでもなかったし登り易そうに見えたので沢筋を辿らせてもらった。この辺りで鹿二頭を20mくらい先に居た。それまでも鹿の警戒の鳴き声が頻繁に響き渡っていた。
標高1320mあたりで獣の踏み跡が斜面に見えたので沢筋から離れ、右岸側斜面を踏み跡どおりにトラバースし、たいそう立派な登山道に出た。そこから5〜10分で姫次の広場に。小雨が降り、風もあり、身体が冷えてきたが、後続を暫し待つ。
・姫次→駐車地
寒くなってきたので合羽の上を羽織った。両足に靴擦れが出来たようで、痛いので、足を庇いながらゆっくり降りた。登山道は東海自然歩道ってゆうらしく、土嚢袋みたいなのが大量に設置されてて歩きやすかった。が、雨のせいもあるのか、時々すべった。痩せ尾根区間が多いなと思った。雌の雉も目撃した。逃げ始めてからも ずっと視野に居て、なかなか視野から消えなかった。こんなのは初めてやった。一回だけ、先行のYuuuripさんが道を外したところがあった。そこだけは 他の区間と比較すると ちょっと道が分かりにくいところやった。2〜3か所で休憩しながら進んだと思う。だいぶ降りてきて暑くなり合羽は脱いだ。最後の東屋のある場所での休憩以後、先行の二人には追い付けず、一か所、道が分かりにくいようなところがあったので、もし違うほう行ってたら嫌やなと思ったが、連絡をとる方法もないし、ヤマレコアプリで確認して東海自然歩道をそのまま辿る。そこから15分ほどで ようやく先行の2人が見えた。
アスファルト林道に上がったところで待っててくれて、そこからは揃って駐車地まで歩いた。
・駐車地にて
蛭は俺以外の二人に吸い付いていて、二人とも二箇所吸血されてた。
●雑感
・虎ロープをアチコチで見かけた
・温泉はスキップしたので、今度は寄ってみたい。
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