青根浄水場〜袖平山北尾根〜蛭ヶ岳〜八丁坂ノ頭

2024年05月05日(日) [日帰り]

• GPS: 08:59
• 距離: 18.3km
• 登り: 1,716m
• 下り: 1,723m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:28
• 休憩: 1:31
• 合計: 8:59

距離 18.3km 登り 1,721m 下り 1,723m

6:24 青根浄水場駐車場
6:39 黍殻山登山口駐車場
6:50 6:52 袖平山登山口
8:03 8:05 標高944m地点
8:34 8:44 標高1139m地点
9:29 9:39 袖平山
9:47 萩ノ丸
9:52 9:57 姫次
10:07 原小屋平
10:16 地蔵平道標
10:24 地蔵平
10:41 10:42 ポッチノ頭
10:58 11:02 小御岳
11:15 11:46 蛭ヶ岳
11:46 11:56 蛭ヶ岳山荘
11:56 11:59 蛭ヶ岳
12:11 12:12 小御岳
12:27 ポッチノ頭
12:40 地蔵平
12:48 12:51 地蔵平道標
12:58 原小屋平
13:14 13:21 姫次
13:24 東海自然歩道 最高標高地点
13:37 13:38 八丁坂ノ頭分岐
14:26 945m峰
14:55 14:56 八丁坂ルート入口
15:08 黍殻山登山口駐車場
15:23 青根浄水場駐車場

ヤマレコアプリでログを取りました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

青根浄水場駐車場　7,8台　無料　トイレ無し
https://tozanguchinavi.com/trailhead/trailhead-230
日曜05:55、一番乗りでした。身支度をしていると1台来られましたが、すぐに出て行きました。もっと上にある釜立林道ゲート（黍殻山登山口）駐車場を見に行ったと思われます。出発後、さっきの車が戻っていくるのが見えたので、釜立林道ゲートの駐車スペースが満車だったと思われます。
日曜15:25、2台でした。朝の車と同じでした。途中の出入りは不明です。

コース状況／危険箇所等

不明瞭箇所一部のみ。ヒル被害なし（ヒル除け塗りました）。気になったのは以下の点。

・青根〜袖平山北尾根〜袖平山
取り付き点が不明瞭なのかと心配してましたが、なんと道標ありでした。しかも林道でした（藪の中を行くのかと覚悟していた）。みんなの足跡のオレンジのドットを参考にルート設定しましたが、それに従って林道を登っていくと途中でブッツリ途切れてました。みんなの足跡（オレンジドット線）は濃いものでしたが、どう見ても歩けそうにないので諦めました。その箇所よりも3,4分くらい手前に綺麗な尾根筋があり、その尾根上を辿るみんなの足跡（オレンジドット線）も分岐していたのでそこを辿ることに変更しました。帰宅後、西丹沢登山詳細図をみると当初のルートは記載がなく尾根筋のルートが記載されてました。当初のルートが通れなくなって、尾根筋ルートへ移行したものと考えられます（予習不足反省）。つまりみんなの足跡（オレンジドット線）は過去も含めての積算された記録に過ぎず、現在必ずしも通れるものではないと言う事。最新状況を示しているわけではないと言う事。今更ながら勉強になりました。
尾根筋ルートを辿るとP944で当初のルートと合流しました。P944まではかなりな急登で（今日一番の疲労箇所だった(蛭ヶ岳直下よりも)）、踏み跡は薄目でした（尾根筋なので問題なし）。P944で断念した当初のルート側を覗き込みましたが通行止めのような表示は見当たりませんでした（もっと奥にある可能性もあり）、そして登って来たルートへ導く「こっちへ」という表示もありませんでした。袖平山北尾根を下りで使う場合、P944での分岐は要注意です、直進しないで右折してください。
その後は傾斜も緩み迷いやすい箇所もなく尾根筋を行けば袖平山へ至ります。袖平山山頂標よりも20〜30mくらい西側の稜線にでます。この瞬間正面に富士山ドーンで感動です。

・八丁坂ノ頭分岐〜青根
一般ルートなので安心してましたが、急斜面＆ザレで思いのほか神経擦り減らしました。また、CT（コースタイム：標準タイム）もタイトに感じました。いつまでも着かない。疲労していたから遅かったのか、CT自体がキツメなのかはわかりませんけど。

写真

5/5 6:00

おはようございます。今朝は青根浄水場駐車場まで来ました。GW真っただ中、満車を恐れてましたがまさかの空き様。停められてよかった

5/5 6:24

駐車場向かいのここからエントリー。下の舗装路までショートカット出来ます

5/5 6:38

袖平山北尾根へは釜立林道ゲート（黍殻山登山口）駐車場の手前から側道のような道へ入ります

5/5 6:48

取り付き点がどんなだろうと不安がってたら表示ありで拍子抜け。ピンテ目印に藪の中へ入るのかと思ってた

5/5 6:50

林道が続き、この分岐は左へ

5/5 6:50

ここにも表示あり

5/5 7:00

林道を更に行くと踊り場のようなところに出ました。ここは左へ行くのが正解のようです。直進して林の中へ進んだら再び林道に出ました。踊り場から左手へ林道が続いていると予想（見たときは気が付かなかったけど）

5/5 7:19

林道を辿ると綺麗な尾根と並走する分岐点。ヤマレコアプリのみんなの踏み跡は、ここで尾根筋と林道とで分岐している。初めてなので大人しく林道を辿ることにする

5/5 7:23

少し進むと林道がブッツリ途切れてる。対岸に林道が見えるが木の生え具合から崩落でも無さそう

5/5 7:25

上へはどう見ても進めそうにない。アプリ地図ではみんなの足跡は続いているが深追いは止しておいた

5/5 7:30

一旦戻り、先ほど見送った尾根筋を登りなおす

5/5 7:37

急登が続きで息が上がる

5/5 7:48

丁度立ち止まったところで癒しのギンリョウソウに遭遇

5/5 7:49

倒木箇所があり土面がユルユルで結構滑った

5/5 7:55

癒しの存在で小休止を何度も入れる

5/5 8:03

やっとP944に登りきる。きつかった〜。風が冷たくて火照った体に心地良い

5/5 8:03

この裏から登って来たが「下山はこっち」のような案内表示はない

5/5 8:04

諦めた当初のルートが上がってくる方にも「通行禁止」の表示は無かった。と言う事は行けるのだろうか？

5/5 8:07

ブナの新緑がきれい。春のこの雰囲気が良い

5/5 8:14

登っていくと何か所か見通しの利く箇所があった。道志、奥多摩方面だろうか

5/5 8:23

道はこんな感じ。P944までの急登に比べると緩やかになった

5/5 8:34

P1139に出た。ここで小休止

5/5 8:36

最初気が付かなかったが木立の間から富士山が覗いていた。登って来る最中もチラチラ見えていたが、やっと綺麗に見えている

5/5 8:43

そしてここにもギンリョウソウ。P1139で休憩してよかった

5/5 8:47

切り立った崖あり。あまり縁に近づかない方がいい

5/5 9:15

藪漕ぎあり。もしかしたら両サイドに迂回路があったかも

5/5 9:28

ついに登り切った？

5/5 9:28

おぉ、これは

5/5 9:28

富士山ドーン。ここの感動度は大きかった

5/5 9:29

袖平山山頂は100mほど東だった

5/5 9:30

来ました袖平山。序盤にしてなかなか疲労してしまった

5/5 9:31

山頂からも眺望あり。広くなっていてのんびりできた

5/5 9:36

濃い色のスミレが咲いていた

5/5 9:41

縦走路にも袖平山の表示があるが奥のこんもりしたのが山頂

5/5 9:42

縦走路のベンチからの展望も良い

5/5 9:42

ここからは一般路なので気が楽になった

5/5 9:52

ほどなく姫次。ここで初めて人に会う

5/5 9:59

姫次から蛭ヶ岳に向けて一旦下る。ピストンするのであまり下りたくない

5/5 10:13

とてもいい雰囲気の中をアップダウンする

5/5 10:14

うぉぉ、ツルシロカネソウ？可愛い

5/5 10:23

距離的には半分のようだ。体感的には1/5くらいかな。この先が地獄なのだ

5/5 10:26

名物？木段地獄が始まった

5/5 10:36

ツインズ。いやぁホント可愛いな

5/5 10:48

息が上がる

5/5 10:50

ここキツかったぁ

5/5 11:01

あと0.4kmがとても0.4に思えなかった

5/5 11:03

うぉぉ、逢いたかったキクザキイチゲについに遭遇。テンション一気に上がる

5/5 11:07

ん〜、美しい。花弁の筋が良い

5/5 11:09

地獄は続く

5/5 11:13

山頂直下でヤマザクラが迎えてくれる

5/5 11:15

来ました蛭ヶ岳。嬉しいねぇ。最高峰という響きが良い

5/5 11:25

GWごった返しているかと思いきや、ベンチに座れた。晴天無風カップ麺は暑かった

5/5 11:38

食後のおやつ。落花生風味で美味しかった

5/5 11:45

山頂の様子。広角モード。山頂標の位置が移動したね

5/5 11:46

山頂にはヤマザクラ

5/5 11:47

蛭ヶ岳山荘でトイレを使わせてもらう。200円だった。中に入って靴を脱ぐ必要あり

5/5 11:47

おや、昔の山頂標だ。長い間ご苦労様でした

5/5 11:59

さぁ、帰りましょう

5/5 12:00

おぉ、行きに気が付かなかった青いの発見

5/5 12:02

コイワザクラ？三つ子ちゃんもゲット

5/5 12:06

白いのは上品ね

5/5 12:15

そして可愛らしいツルシロカネソウ。蛭ヶ岳〜地蔵平にはたくさん咲いていた

5/5 12:16

行きに苦労した木段。下山も歩幅が合わず苦労を強いられた

5/5 12:48

地蔵平。行きは気が付かなかった

5/5 13:04

鹿ファミリーに遭遇。1匹だけビビり屋さんがいて前を横切るのを長い事躊躇していた。可愛い

5/5 13:15

姫次に帰還。やっぱり蛭ヶ岳はキツかったが登れた充実感が凄い

5/5 13:21

黄色い三連星。姫次〜袖平山に多く自生していた

5/5 13:22

姫次から八丁坂ノ頭方面は木道が続く。丹沢っぽい

5/5 13:35

純白のスミレも良いね

5/5 13:38

ここから縦走路を反れて青根へ下山する

5/5 13:39

しばらくモノレールと並走する。一度でいいから車両？に遭遇してみたい

5/5 13:40

途中都心方向への眺望があった。やっぱり丹沢って良いな

5/5 14:02

ザレた急降下が続き怖かった。一般路だが油断は禁物だ

5/5 14:07

長いこと並走してきたモノレールをくぐり、ここでお別れ

5/5 14:23

新緑が旬だ。つい足を止めてしまう

5/5 14:27

P945のトラバース。傾斜も緩み束の間の癒し道

5/5 14:43

山地図で！が付いていた箇所。Yの字に鋭角に曲がる（右下へ）。直進方向（左奥へ）にも明瞭な踏み跡があるが、通せん棒があるので間違って進むことはないと思う

5/5 14:54

最後に傾斜の緩い杉林を行くと、ほどなく林道へ無事下山

5/5 15:08

釜立林道ゲート（黍殻山登山口）駐車場。朝は満車でしたが、この時間2台

5/5 15:23

無事戻ってきました。いやぁ〜キツかった。お疲れさまでした

撮影機器：

Pixel 7a Google

感想

satoshi7604

当初は袖平山「北西」尾根から姫次〜黍殻山経由で青根浄水場を周回する計画でしたが、せっかくなので蛭ヶ岳に挑戦しようと意欲が湧いてきて、距離を短くするため袖平山「北」尾根で登り八丁坂ノ頭コースで下山するコースに変更しました。

天気は最高の晴天。さすがにGWなので混雑を心配してましたが、姫次〜蛭ヶ岳の区間は人が多かったものの予想よりも少なかったです（うじゃうじゃ居るかと思った）。それ以外の区間はわずかに1名しか会わず静かに歩けました。狙いの展望、そしてキクザキイチゲにも遭遇でき大満足の山歩きとなりました。

調べると蛭ヶ岳は5年ぶり7回目でした。体感的にはかなりしんどかった。あと何回登れるのか。目指せ10回？無理かも。