【中越作戦】浅草岳(六十里越往復)【丙38.2】
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- GPS
- 06:27
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 1,513m
- 下り
- 1,512m
コースタイム
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 6:27
天候 | 快晴 午前9時以降は陽射し激熱 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
初っ端急登、途中緩やか、稜線上はアップダウン激しい。真夏にはキツイ。また、崖沿いの細い道は細かい土砂のためにスリップしたり、木の枝に足が引っかかって躓いたりしやすく、崖側に滑落する可能性も十分ある。 |
写真
感想
夏山シーズン到来。
多くの人は山行高度を一気に上げるのだろうが、私はその前のワンステップとして標高2000m級を指向。その最筆頭候補として平ヶ岳に白羽の矢が立つ。
しかし、平ヶ岳は新潟の山というイメージが先行し、事前のリサーチ不足で新潟県側からアプローチしてしまう。現在、国道352号線が銀山平から先通行止めとなっており、平ヶ岳に登るには福島県側から行かなければならなかったのだ。
そこで取り急ぎ、浅草岳に目標を変更したのだが、浅草岳手前の残雪の状況、浅草岳から眺める平ヶ岳の雪の状況から、標高1500m程度の山にしておいて良かったようにも思う。
【山行概観】
登り始めすぐの急登なんかはどの山でもある話なので、稜線の厳しさ、険しさについて記録に残しておきたい。
まずは細かいアップダウン。今回の山行を数値で見れば累積標高差1500mで先日の東京低山歩きの累積標高差1700mよりも小さく、ルート定数では東京低山よりも低い、つまり要体力度からすると、東京低山の方がハードという結果が出た。
まあ、山行開始地点の標高も高く、往路は序盤のふくらはぎはあったものの難無くサクサクこなしたことを踏まえれば妥当なのかもしれない。
しかし、この感じたところの辛さは何だろう?
といった時にまず挙げられるのは尋常でない暑さ、熱さだ。そう、辛さの大半は帰路、太陽が十分に高度を上げてギラギラし始めた辺りから。恐らく秋頃の冷涼な風を受けながらであれば、帰路もサクサクと歩けたことだろう。
とにかく、熱射の稜線はきつかった。若干低木灌木の茂みで日陰ができていたのが救いになった。
次いで、細く危険な崖っぷちの道。
南岳から前岳までの稜線上、まさに崖っぷちを歩く区間が少なからずある。その道が本当に崖沿いにあって、しかも細い。
加えて、細かい土砂でスリップしたり、木々や岩に蹴躓いたりすると、ヒヤリハットどころの話ではない。というか、実際に1回崖側に大きくスリップした。一応崖側にも草木が生えていたりするが、崖下が透けて見えるのは恐怖以外の何物でもない。
こんなところで下手こいたら、崖下にダイブすることだってできる。
緊張しまくりの稜線歩きだった。
【山行備忘】
やはり良い山に来ると感動を分かち合いたくなるのか、本山行では多くの人達と会話できた。まことにありがたいことだ。山行者同士が気軽に会話できる山はやはり良い山と言える。
山行後は道の駅入広瀬で昼食をとる。そこで山菜マシマシの蕎麦をいただいたのだが、駅の立ち食いそば等で出てくる業務品とは明らかにレベルの違う、本当にご当地ものと思われる山菜がふんだんに使われていて大変良かった。
秋はキノコもメニューに加わるとのことなので、ここでの食事を目当てにまたこの辺りでの山行を二つ三つ企画検討したい。
【今後に向けて】
他の山行記録を見るに、只見沢を上っていくルートも良さそうだ。今度は暑過ぎない時期に訪れ、そのルートで山行をしてみたい。
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