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Yamareco

記録ID: 447134
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

田貫湖-長者ヶ岳-地蔵峠-麓

2014年05月11日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:25
距離
13.1km
登り
1,501m
下り
1,299m

コースタイム

毛無山有料駐車場付近 0525-30自転車デポ
田貫湖(神社) 0540-0600
田貫湖キャンプ場 0604
東海自然歩道合流点 0615
ベンチ 0632
休暇村分岐 0641
1059標高点 0652-59
ベンチ 0716
長者ヶ岳 0737-49
Co.1300コブ 0802
天狗岳 0843-54
田代幹線#112鉄塔 0902
湧水峠 0910
熊森山 0957-1010
猪の頭峠 1025
下部林道分岐 1032
雪見岳 1104-15
金山 1142
地蔵峠 1155-1207
沢床 1237
比丘尼の滝 1306
分岐 1316
毛無山有料駐車場 付近 1325-35(自転車)
田貫湖 1415
天候 晴れ。気温高めだが澄んだ大気
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
麓の毛無山有料駐車場付近にママチャリをデポ。
田貫湖神社に駐車(6〜8台位。駐車スペースは他にも多数)
コース状況/
危険箇所等
長者ヶ岳-地蔵峠間は点線ルートだが、急峻な部分が多い程度で特に問題なし。
地蔵峠-麓間は、上部で一部ロープが古びているところがあります。
昨年は真っ暗で探せませんでした。
昨年は真っ暗で探せませんでした。
ムラサキヤシオ
スミレも大体終盤でしょう
スミレも大体終盤でしょう
長者ヶ岳山頂
長者ヶ岳より
赤石・荒川、手前が笊
赤石・荒川、手前が笊
キクザキイチゲ
Co.1300コブ
行く手、熊森山
こんな感じの非常にもどかしい展望が得られます
こんな感じの非常にもどかしい展望が得られます
天狗岳山頂のカツラの木
天狗岳山頂のカツラの木
#112鉄塔と作業小屋
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#112鉄塔と作業小屋
鉄塔下は展望あり
鉄塔下は展望あり
左ナナイタガレ、中央手前が笊、その奥が赤石
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左ナナイタガレ、中央手前が笊、その奥が赤石
シロバナのコイワカガミが多かった。
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シロバナのコイワカガミが多かった。
熊森山に向かって尾根が痩せてきます
熊森山に向かって尾根が痩せてきます
熊森山を越え、左毛無山、右雪見岳
熊森山を越え、左毛無山、右雪見岳
左塩見、右農鳥〜間ノ岳
左塩見、右農鳥〜間ノ岳
猪の頭峠付近より
猪の頭峠付近より
猪の頭峠付近で熊森山を振り返る
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猪の頭峠付近で熊森山を振り返る
赤石〜甲斐駒辺まで見えてます
赤石〜甲斐駒辺まで見えてます
赤石〜白峰三山
赤石〜荒川〜塩見
赤石〜荒川〜塩見
聖、笊、赤石、荒川
聖、笊、赤石、荒川
雪見岳。今回山行の最高点
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雪見岳。今回山行の最高点
ミネザクラ
赤石・荒川
塩見〜間ノ岳
地蔵峠。10年前に来た
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地蔵峠。10年前に来た
沢に下ってニリンソウ
沢に下ってニリンソウ
比丘尼の滝のほかにもいくつか滝あり
比丘尼の滝のほかにもいくつか滝あり
富士山に向かって開けている沢なので、展望は良い
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富士山に向かって開けている沢なので、展望は良い
比丘尼の滝
猪の頭集落近くより歩いた稜線を見る
猪の頭集落近くより歩いた稜線を見る

感想

毛無山登山口にママチャリをデポし、田貫湖神社に車を停め、
バンガローを抜けて登り始める。
ミツバツツジの類は終わり、ムラサキヤシオ、スミレ、マムシグサが目につく。
他に、ニガイチゴ、コミヤマカタバミ(ほぼ蕾)等。
休暇村分岐を過ぎると一旦雑木主体でそれらしくなるが、それはわずかの間で、
1059m標高点の少し先までヒノキの林が続く。
長者ヶ岳につくと展望が開ける。明け方、鳴沢で2〜3℃まで
冷え込んでいたせいか空気が澄み、富士山も南アルプスも良く見える。
北へ入ると、これらは樹間越しになるが、時折見えることは見える。
田代幹線#114への標識を過ぎるとすぐに天狗岳で、北側には
カツラの大木が守護神のように茂っている。
田代幹線#112鉄塔に小屋があり、非常時には使える。鉄塔下は展望も良い。
その先でもちらりちらりと展望が得られるが、10時前後になってもかすみが
微塵もない。よほど大気が安定し、乾燥しているということだろう。
天狗岳から金山位まで、急峻なところも多いが、点線ルートは少し大げさで、
積雪期でもなければ特に問題はなさそうだ。(UTMFのコースにもなっている位だし...)
パラグライダーが、上空ほど近いところを飛んでいるので、風切音が時折聞こえる。
イワカガミが目立ち、尾根も痩せてきて亜高山の感じが出てくる。
熊森山標高1575m、猪の頭峠へ200m下って雪見岳へ250m登り返すのが
辛いところだが、湿気の無さとほどよく通る風に助けられて、
なんのことなく、こなしてしまった。
雪見岳はテントが張れそうな草地になっているが、同じく展望はなし。
しかし、休んでいると、人を気にしないカラの類が樹上から見つめているし、
笹藪の中にはウグイスらしきのが見え隠れする。
金山近辺では甲斐駒が見える場所があり、イワカガミもまた出てくる。
結局、長者から地蔵峠まで、先行する単独行者がたまに視界に入ったのと
同じく単独行者とすれ違っただけで、人は少なかった。

地蔵峠からの沢沿いの道は10年前に歩いている。が、登りと下りで
逆方向のこともあり、見事に記憶から消えている。
足元が安定していない部分も多いが、深い谷の割に風は通るし、富士山が
真正面に見え、また青緑色の特徴的な岩(グリーンタフ?)も珍しく、
余り飽きずに麓の毛無山登山口に着いた。
あとは、自転車で下り基調を40分(道間違い含む。国道は本栖湖の芝桜で渋滞)ほど、
最後の登りでは自転車を捨て、田貫湖の車に戻った。

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