金北山《残雪と花の佐渡島縦走》
- GPS
- 06:15
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 845m
- 下り
- 918m
コースタイム
天候 | 5/12 晴れ後雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
船
・5/12 6:00新潟港-フェリー-8:30両津港-9:30ドンデン山荘 ・5/13 8:00みなみ旅館-9:15両津港-フェリー新潟港-新潟西IC-北陸自動車道-大山崎IC-20:30JR高槻駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道の状況-あやめ池付近残雪で道が解りにくい所あり。また山頂直下の積雪の急傾斜は冬道の直登で要注意。その他は歩きやすい。 ・下山後はみなみ旅館に宿泊。源泉かけ流しの湯。美味しい食事付き。 ・駐車場・登山ポストはどんでん山荘及び白雲台にあり。 |
写真
感想
5/11(日)晴れ
夕方6:30大阪を出発。26時新潟港近くのホンマ健康ランドにて仮眠する。
5/12(晴れのち雨)
慌ただしく早朝6:00の佐渡フェリーに乗り込み、新潟港から佐渡島両津港を目指す。
海上正面に残雪の金北山を見て8:30両津港に着く。そこからタクシーで9:30頃にドンデン山荘に到着する。
今日は大佐渡のメインコースの縦走です。
両側の海を眺めながら、芝草原、樹林、ザレ場と変化に富んでいる。
残雪期は眺望もよく、特に花の種類が豊富なのが最大の楽しみです。
ドンデン山荘を出て、しばらく入川へ下る車道を行くと、縦走路入口の看板が道路左端にある。左に折れて林道の終点が青ネバ登山道との分岐である。ここから縦走の登山が始まる。この間だけでも何種類もの花が咲き乱れ、何度も足を止められる。
マトネまでは急登ですが、山道にはカタクリ、ユキワリソウ、キクザキイチゲなどが群生して目を楽しませてくれます。
金北山を遠望しながら芝原のマトネで一服し、そのあと石花分岐までは殆ど下りです。ここからツンブリ平までは樹林の中を歩く。このツンブリ平も芝原があり、金北山までの稜線が殆ど見られる休憩ポイントです。さらに真砂の芝生、真砂の頭と快適な稜線歩きを楽しみ沢山の花に出会います。この間に昼食をとる。
稜線の右側は樹木の生えてない個所が多い。生えている木も、両津側に枝を伸ばし背丈も低い。これはシベリアおろしの北風が、さえぎる物のない日本海の洋上を強く吹いて佐渡島にぶつかって来ているためだ。この事が佐渡島の山の花が、本土の2,000m級の花と同じようなものが咲く理由と思われる。
登り下りを繰り返して、最後の芝原の天狗の休み場で一服する。ここから樹林のなかを登っていき、残雪期なので冬道を行くとアヤメ池に出る。
山頂を目の前にして天候が変化する。雨が降り出し風も出始めたので、雨具とアイゼンを装着する。
ここから金北山への最後の急登だ。特に残雪期は、ここが壁となって立ちはだかる。ブッシュの道を進み、右側の雪の急斜面を直登し稜線に出ると金北山の山頂は目の前です。
15:00 ほぼ予定時間に金北山の頂に到達する。
風雨は強まり急速に体感温度が下がる。
神社横でしばし休憩し早速、防衛庁管理道路の味気ない半舗装の砂利道を歩き白雲台に向かう。
この時季の大佐渡の山々は生気に満ちています。風雪に痛めつけられたブナ林は灰色の幹に枝葉を繁らせ、山は多種多様な色合いで、私たちの目を刺激してくれます。
15:50 白雲台交流センターに到着、暖を取りながらソフトクリームを食べコーヒーを飲む。
身体中が暖まり、やっとホットする。
5/13(火)曇りのち晴れ
昨晩は一晩中、雨が降っていたようだが爽やかな早朝を迎える。
食事前に朱鷺を見に行き、朝風呂に入りゆったりした時間を過ごす。
宿泊の<みなみ旅館>さんには大変お世話になりました。
楽しい思い出と充足感に満たされ佐渡島をあとにする。
無事、20:30大阪に帰る。
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