高尾・陣馬スタンプハイク(一日でコンプリート)
- GPS
- 09:45
- 距離
- 24.1km
- 登り
- 1,798m
- 下り
- 1,934m
天候 | 晴れ時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り:京王線高尾山口駅から京王線 |
写真
感想
世紀の大雪が融け切らぬうちに花粉が飛び始め、やっと落ち着いたと思ったら帰省や海外出張などが続き、気付けば約三ヶ月振りの登山。リハビリの意味で恒例のスタンプハイクに出かけることにしました。これまでに数回トライしてきたもののどうしても城山下のスタンプだけが押せていなかったため、時間と体力があれば今回こそ、という思いがありました。
いつもより気合いを入れて、陣馬高原下を八時過ぎに出発。鈍った体には陣馬山頂までの上りが結構堪えますが、それから後は楽々山歩き。いくつかの峠を越え、景信山でサクレレモンを食べて城山へ到着。さあここでパーフェクトコースに挑戦するか、いつもどおりエキスパートコースで妥協するかを選択しなくてはなりません。
しかし鈍足の息子を連れているためこの時点ですでに十四時近く。ここまでで六時間かかっているのに、ここから標高差400m以上を一旦下ってまた上り、その後更に7kmの道のりを歩くという作業を日没までにこなすのは厳しいと判断し、今回も断念する旨を息子に伝えて高尾へ向けて下り始めました。ところがここで息子がブチ切れ。「今日やらなかったらいつできるの?僕一人で行ってバスで帰る!」と言うと、勝手に行ってしまいました。
どうせすぐ諦めて戻ってくるだろうと思って五分待ち、十分待ったものの帰ってきません。まあSuicaと小銭は持っているし、もう五年生なんだから自分でなんとかするだろうと思いつつも念のため妻に電話で事情を報告すると、猛烈な剣幕で追走の指令が。しばらく悩んだものの、まあ確かに城山下からどうやれば帰れるかを知っているわけでもなし、ライトも持っていなければ携帯も持たせていないからやっぱり危ないか、ということで急遽後を追うことに。
しかしそれにしては時間が経ちすぎていました。やむを得ず、慣れないトレランを敢行。東海自然歩道をひたすら走って下ります。ところが全然みつからない。走って走って…、一キロほど走り続けたところで、のんきに立ち小便中の息子を捕捉。「もう、僕一人で行きたかったのに!」だそうで、やれやれです。「いつになったら一人で行けるの?」ってそりゃあんた、完全な単独行はやっぱりせいぜい高校くらいからでしょうよ。
ついに富士見茶屋前でスタンプをゲットし、同じ道を延々と登って再び城山へ。これはさすがに辛かった。山頂についた時は思わず芝生に転がり込みました。出発するときには賑わっていた山頂広場も、今ではかなり閑散としています。休憩もそこそこに先を急ぎますが、ここから先は勝手知った道。誰もいない一丁平を過ぎ、うまいものでも食おうと頑張ってもみじ台を巻かずに細田屋に着いたら閉店時刻を過ぎており大ショック。
やむなくそのまま高尾山頂へ向かい、唯一開いていた茶屋で冷やしトマトをいただくと、下山開始。十七時を過ぎるともう店もすべて閉まっており寂しい限り。琵琶滝を経由して、なんとか十八時には下界へ戻ってくることができました。累積標高は下り1800m上り1650mと、日帰り山行としては過去最高を記録しました。秋のスタンプハイクとは違い、この時期は日没が遅いのでライトのお世話になることもなく、すこぶる疲れたものの結果として初のコンプリート達成と相成りました。
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