新緑の八ヶ峰
- GPS
- 05:53
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 580m
- 下り
- 578m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
崩落により登山道が狭くなっている箇所が1箇所ありますが、その他は危険な箇所はありません。 登山口から数百mのところで右の斜面にとりつきますが、そこを見逃してまっすぐいかないよう注意が必要です。その他は明瞭な登山道がついていますので問題ありません。 |
写真
感想
今回はドライブを兼ねて美山町に向かい、京都と福井の府県境にある八ヶ峰に登った。
自宅のある大阪北部から美山町まで約90km、約2時間。
箕面のトンネルを抜けて国道477から日吉ダムを経由して国道162とつなぐと、ほとんどの区間が里山や山間を走る快走路。ドライブにぴったり。しかもこのコースが時間的にも最短のように思う。
田植えの真っ最中の里山を快調にドライブし、美山町へ。大阪ではもう緑が濃くなっているが、北に向かうにつれだんだんと新緑になっていった。
五波峠を超えて八ヶ峰家族旅行村に向かおうと思ったら、林道は木材伐採中とかで通行止め。仕方がないので少し戻って知見の登山口へ。
府道の行き止まりにある登山口近くの駐車スペースに車は一台もなし。アクセスも悪いし、登る人は少ないのであろう。
登り始めは植林だが少し登ると広葉樹林に。ブナやカエデの新緑を通した木漏れ日が気持ちいい。
登山道脇には花の終わったイワカガミがいたるところに群生している。標高を上げるとまだ咲いている株が多数。でも、もう終わりが近い感じ。
長男は何か見つけるたびに止まってしまう。3月くらいまでは虫もあまり出ていなかったので止まりすぎて気になることは少なかったが、今の季節は蟻や毛虫も出てきて盛んに活動しているのでとにかく進まない。イライラがつのって途中で怒ってしまった。でも、その観察眼のおかげで面白いものを見つけてくれる。オトシブミの揺籃やエビフライなど。朴の大きな葉や実には必ず反応していた。
途中、スキー場跡に放置してある古いスキー靴にびっくりしつつ、かなり時間を要して知井坂峠に到着。ここからは若丹国境の尾根伝いに山頂へ。
知井坂峠からは長男の観察が少なかったのと、尾根上は風が強くて寒いくらいだったのでさっさと歩いたこともありそんなに時間を要さず山頂に到着。
山頂からは若狭湾が近くに見える。福井県との境であることを実感した。また、この日は遠くまで見通せ、伊吹山も見えた。
山頂で昼食を済ませて下山開始。
途中、気づくと長男が持っていたはずのトレッキングポールがない。どこに置いてきたのかと登り返すと、数百m行ったところで発見。オトシブミの揺籃を発見して観察していたところに置き忘れていた。すぐに気づいて良かった。
それ以外はトラブルもなく無事下山。
今日は天気も良く、素晴らしい新緑の森を堪能することができた一日であった。
ただ、下山後かやぶきの里を観光しようと思っていたのだが、下山が遅くなったので観光もせずに帰らなければならないのが残念であった。
コメント
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こんにちは
美山まで2時間ほどで行けるのですね!
茨木市の我が家からだと、亀岡の9号線経由がベターかな〜
夏に気持ちがよさそうなので、頭の片隅に置いておきます
パイナップルはムササビなのですね
見たことがあるような気がしますが、エビフライの食べ残しかと思っていました。
わざと写真に写る人→うちの息子も全く同じです(笑)
norisukeさん、こんばんは。
茨木からだと、高速代を厭わなければ名神⇒大山崎⇒京都縦貫道というルートもありますよ。最近、京都縦貫道が名神と繋がって便利になりました。
夏は気持ちいいと思いますよ(たぶん)。
パイナップル型の食痕、本当にムササビなのかな〜、と疑いながら書いてしまいました。そもそも、夜行性なので姿を見たことないですし。(リスは数回見かけたことがあります。)
本によると、リスとムササビのフィールドサインを見分ける方法としては、エビフライと松の鱗片が広範囲に散乱しているのはムササビ、近くにまとまって見つかるのがリスだそうです。理由はムササビは樹上で食べるので広がるけど、リスは地上で食べるのでまとまるんだそうです。先日見つけた鱗片は散乱しているという感じではなかったけどなあ。よくわかりません。
本にはまた、「器用なムササビもいれば不器用なリスもいるので、特定するには落ちていた状況や他のフィールドサインを複合的に読み取る必要がある。」と書いてあるので、やはり難しいようです。
久しぶりに3人揃ったって感じですかね。
ご兄弟、自然が好きなんですね〜
虫や動物の食べた残しを見て想像するなんて楽しいでしょうね。
うちは、さっぱりです。あらゆる虫が嫌いで、
毛虫一匹見つけただけで、ギャーギャー言いますよ。
情けない・・・
武奈ヶ岳から見る西の方向には、こんな山々があるんですね。
tamu-chanさん、コメントありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ありません。
三人揃ったのは久々です。長女は風邪やら別の用事やらでなかなか行けなかったもので。
子供たち二人とも自然が大好きです。近所の公園でも虫を見つけてよろこんだり、花が咲いたといっては何ていう花かと聞いてきたりします。私も詳しくはないので答えられないこと多数なのですが・・。山へ行くのも登ること自体よりも自然観察が楽しくて行くっていう感じです。
子供たちが自然を好きになったのは「朽木いきものふれあいの里」のイベントに参加したことがきっかけだったのですが、ふれあいの里がこの3月で閉館してしまったので、これからどうしようかと思っているところです。親が教えられることは限られていますから・・。
自然が好きである限り、しばらくは一緒に山へ行けるのではないかと思っています。いまのところゲームなどには全く興味を示していませんし。
tamu-chanさんも、子供たちが自然を好きになるように仕向けて行ってはいかがでしょう。
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