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Yamareco

記録ID: 448602
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無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

八経ヶ岳-双門ルート初挑戦 熊渡から双門→カナビキルート

2014年05月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:15
距離
18.9km
登り
1,872m
下り
1,871m

コースタイム

05:36 熊渡出発
06:01 カナビキ・双門ルート分岐
06:20 釜滝
07:10 一ノ滝
07:59‐08:10 双門テラス
〜迷岳方面へのコースに迷い込む〜
10:06 狼平
10:43-11:13 弥山小屋
11:31 八経ヶ岳
11:46 弥山辻
12:51 カナビキ尾根分岐
13:31 カナビキ・双門ルート分岐
13:51 熊渡帰還
天候 快晴
視程も良好
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
熊渡の林道ゲート前に駐車
路肩に10台弱ほど駐車可能
コース状況/
危険箇所等
★熊渡→カナビキ・双門ルート分岐
登山口から林道歩き。登山ポストあり、用紙とペンはちゃんとありました。
カナビキ・双門の分岐に案内有。

★カナビキ・双門ルート分岐→双門テラス
序盤は快適な河原歩きで、釜滝から険しくなります。
序盤の橋は古く強度的には不安。
一ノ滝直後のつり橋を超えてからは、噂通りの梯子の連続です。
このあたり梯子は新しく、グラツキもなく不安感はありませんでした。

★双門テラス→狼平
迷岳方面への稜線に迷い込んでいます。
この稜線への分岐直後にはテープと極薄いトレースがついていました。
地図上に記載はありませんが稜線伝いに弥山に直登するルートかな?
谷まで無理やり下ってルートに復帰しています。
あとは谷に沿ってルートを探しながら右に左に徒渉を繰り返します。
この日は靴を脱ぐこともドボンもなく進めましたが、
水量や体格次第では苦しいことになりそうです。

★狼平→弥山→八経ヶ岳
明瞭そのもの。

★八経ヶ岳→川合・カナビキルート分岐
双門ルートの登りが嘘のように快調に進めます。

★川合・カナビキルート分岐→カナビキ・双門ルート分岐
手持ちの2010年度版の地図では
カナビキルートの取付き不明瞭と書かれていますが
はっきりとした案内板があります。
トレースは薄い区間が多いですがテープはたくさん貼られているので
きっちり追いかければ問題ないと思います。
熊渡の林道とりつき。
2014年05月18日 03:14撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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5/18 3:14
熊渡の林道とりつき。
登山ポストと例の案内図。
2014年05月18日 03:14撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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5/18 3:14
登山ポストと例の案内図。
しばらく林道を進むと
双門ルートとカナビキルートの分岐。
ここを左へ。
2014年05月18日 03:14撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:14
しばらく林道を進むと
双門ルートとカナビキルートの分岐。
ここを左へ。
2014年05月18日 03:14撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:14
白川八丁。
伏流になっていて序盤は水無。
2014年05月18日 03:14撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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5/18 3:14
白川八丁。
伏流になっていて序盤は水無。
2014年05月18日 03:14撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:14
特に難もなく徒渉できる。
2014年05月18日 03:14撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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5/18 3:14
特に難もなく徒渉できる。
釜滝。
初めての双門ルートですが
水量はかなり少な目?
2014年05月18日 03:14撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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5/18 3:14
釜滝。
初めての双門ルートですが
水量はかなり少な目?
釜滝から左側を巻いて進みます。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:15
釜滝から左側を巻いて進みます。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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関西電力の取水施設。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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関西電力の取水施設。
こんなプレートが。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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こんなプレートが。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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2014年05月18日 03:17撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:17
この先の岩場で先行PTに先に行かせてもらう。
2014年05月18日 03:17撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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この先の岩場で先行PTに先に行かせてもらう。
2014年05月18日 03:17撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:17
一の滝。
結構な迫力。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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一の滝。
結構な迫力。
つり橋を渡り。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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つり橋を渡り。
梯子の連続区間へ。
とにかく梯子の数が多い。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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梯子の連続区間へ。
とにかく梯子の数が多い。
ネズミさん。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ネズミさん。
鎖を頼りに岩場をよじ登り。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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鎖を頼りに岩場をよじ登り。
大分登ってきた。
天気も良好。写真中央は観音平かな。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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大分登ってきた。
天気も良好。写真中央は観音平かな。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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いよいよ双門テラス。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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いよいよ双門テラス。
双門大滝とご対面。
2014年05月18日 03:15撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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双門大滝とご対面。
凄い地形。(゜-゜;)
2014年05月18日 03:16撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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凄い地形。(゜-゜;)
仙人瑤帆侈臑譟
テラスから眼前に迫る仙人瑤
超広角10mmでも写りきらない。
2014年05月18日 03:16撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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仙人瑤帆侈臑譟
テラスから眼前に迫る仙人瑤
超広角10mmでも写りきらない。
滝を後に巻いて上る。
左端に金剛山と大和葛城山。
2014年05月18日 03:16撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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滝を後に巻いて上る。
左端に金剛山と大和葛城山。
ここを下るのが正しいはずだが
その直前に崩落した梯子やら見ていたので
下っても道がない廃道と勘違いし
そのまま上ってしまう。

結果、谷伝いのルートのハズが稜線伝い、
テープも直に消えて、トレースはやたら薄いと。。。
2014年05月18日 03:16撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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ここを下るのが正しいはずだが
その直前に崩落した梯子やら見ていたので
下っても道がない廃道と勘違いし
そのまま上ってしまう。

結果、谷伝いのルートのハズが稜線伝い、
テープも直に消えて、トレースはやたら薄いと。。。
無理やり斜面を下って正規ルートに復帰。
2014年05月18日 03:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:37
無理やり斜面を下って正規ルートに復帰。
そしてこの辺りからは
ウンザリするほど徒渉と巻きを繰り返す。
2014年05月18日 03:51撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:51
そしてこの辺りからは
ウンザリするほど徒渉と巻きを繰り返す。
2014年05月18日 03:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:37
派手に崩落した山肌。
この辺りに河原小屋があったのかな。
2014年05月18日 03:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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派手に崩落した山肌。
この辺りに河原小屋があったのかな。
水の青さが尋常ではない。
2014年05月18日 03:37撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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水の青さが尋常ではない。
これは巻く。
2014年05月18日 03:51撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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これは巻く。
岩から岩へ飛んでく。
幸いにも好天でドライな状態。
2014年05月18日 03:51撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:51
岩から岩へ飛んでく。
幸いにも好天でドライな状態。
徒渉するのか巻いて過ごすのか
ルートを探すのも一苦労。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:38
徒渉するのか巻いて過ごすのか
ルートを探すのも一苦労。
大分狼平に近づいてきました。
鎖場を登り。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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大分狼平に近づいてきました。
鎖場を登り。
宙ぶらりんの鉄梯子を登り。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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宙ぶらりんの鉄梯子を登り。
岩に打ち込まれた杭の上を進み。。。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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岩に打ち込まれた杭の上を進み。。。
もうちょっと岩から岩へ飛び移ると。
2014年05月18日 03:40撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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もうちょっと岩から岩へ飛び移ると。
ようやく川合ルートとの合流。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:38
ようやく川合ルートとの合流。
そして狼平。
ここまでくるともう危険個所は無し。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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そして狼平。
ここまでくるともう危険個所は無し。
迷いようもない木道を進み。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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迷いようもない木道を進み。
八経と明星を横目に弥山へ。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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八経と明星を横目に弥山へ。
弥山小屋到着。
ゆっくり昼休憩。
好天ということもあって結構な人気。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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弥山小屋到着。
ゆっくり昼休憩。
好天ということもあって結構な人気。
八経ヶ岳へ向かう。
オオヤマレンゲは芽が出始めていた。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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八経ヶ岳へ向かう。
オオヤマレンゲは芽が出始めていた。
八経ヶ岳山頂。
今月既に二回目か。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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八経ヶ岳山頂。
今月既に二回目か。
この前歩いた奥駈道の縦走路。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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この前歩いた奥駈道の縦走路。
弥山小屋を見返す。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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弥山小屋を見返す。
大台ヶ原方面。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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大台ヶ原方面。
明星ヶ岳側の弥山辻へ。
頂仙岳と背後には金剛山も。
ここまで天気のいい八経ヶ岳は初めてかも。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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明星ヶ岳側の弥山辻へ。
頂仙岳と背後には金剛山も。
ここまで天気のいい八経ヶ岳は初めてかも。
明星ヶ岳手前の弥山辻。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:38
明星ヶ岳手前の弥山辻。
双門を登った後の川合ルートは高速道路の如く快走できる。
ランナーじゃないのでホントに走ったわけじゃないですが。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
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双門を登った後の川合ルートは高速道路の如く快走できる。
ランナーじゃないのでホントに走ったわけじゃないですが。
カナビキルートの取付き地点。
手持ちの地図では取付き不明瞭と書かれていたが
ハッキリとした看板有。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:38
カナビキルートの取付き地点。
手持ちの地図では取付き不明瞭と書かれていたが
ハッキリとした看板有。
トレースは不鮮明なところが多いですが
テープは多数。
2014年05月18日 03:38撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:38
トレースは不鮮明なところが多いですが
テープは多数。
林道合流。
2014年05月18日 03:39撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:39
林道合流。
生還と。
2014年05月18日 03:39撮影 by  Canon EOS 60D, Canon
5/18 3:39
生還と。
撮影機器:

感想

★感想
 以前より行ってみたかった双門ルートにチャレンジしてみました。
 危険危険と噂のルートですが
 高所の梯子は新しくしっかりとした作りで特別の不安は感じません。
 危険な個所は少なくありませんが一通り手を入れて整備されているようです。
 また徒渉はウンザリするほど必要ですが、今回については特別困難とも思えず。

 ただ迷ヶ岳以外にも結構小さな道迷いをしています。
 谷沿いの巻き道はわかりにくいところも多いです。
 総じて距離の割に時間と体力の消費がキツイコースでした。それに比べて下りの早いこと。

 念のため追記しておきますが、この印象は好天だったからで、
 雨天の場合増水と滑りやすさで難易度が大幅に上がるようです。
 このコースは気象条件を吟味したほうが良さそうです。

 今回は水量も少なく雪も無く、
 新緑の緑が眩しくて眺望もバッチリと、かなり好条件だったかな?
 大峰の真髄を堪能できて達成感に満ちた一日でした。
 慣れない動きをしたので二の腕が筋肉痛ですが。。。

★コースタイム
 今回は25Lザック、水も1.5Lのみ。

 ・熊渡→弥山小屋
  CT: 07h20m → 05h07m 
  フットワークの軽い装備にしてみたつもりですが
  川合ルートをテント装備で上るより時間がかかってしまいました。

 ・弥山小屋→八経ヶ岳
  CT: 00h30m → 00h18m 
  雪は一箇所、ちょっとだけ残っていました。

 ・八経ヶ岳→弥山辻→熊渡
  CT: 02h55m? → 02h05m 

★GPSの結果
 総歩行距離:  18.9km
 累積標高上昇: 1,887m
 合計時間:   08h17m

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