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Yamareco

記録ID: 4494992
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

国師岳〜甲武信岳〜北奥千丈岳〜金峰山 縦走往復

2022年07月17日(日) ~ 2022年07月18日(月)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
14:22
距離
28.1km
登り
2,178m
下り
2,167m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:46
休憩
0:51
合計
9:37
5:43
8
5:51
5:54
13
6:07
6:08
3
6:11
6:12
5
6:17
6:21
73
7:34
7:41
32
8:13
8:15
43
8:58
8:58
23
9:21
9:22
26
9:48
9:54
8
10:02
10:02
33
10:35
10:37
11
10:48
10:48
10
10:58
10:58
38
11:36
11:37
16
11:53
11:54
31
12:25
12:36
25
13:01
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96
14:37
14:39
4
14:43
14:43
6
14:49
14:57
3
15:00
15:00
13
15:13
15:14
6
15:20
2日目
山行
3:28
休憩
0:52
合計
4:20
4:20
27
4:47
4:47
15
5:15
5:15
60
6:15
6:18
2
6:20
6:59
3
7:02
7:04
52
7:56
7:56
8
8:04
8:05
12
8:17
8:17
23
8:40
8:40
0
8:40
ゴール地点
大弛峠を利用して一泊二日で深山を満喫できました。大弛峠〜金峰山<大弛峠〜国師岳<国師岳〜甲武信岳の順番で苔や植物が綺麗にお生い茂っています。こんな素敵な山々がこれからも多くの人に愛され、大切にされていって欲しいですね。
天候 初日、小雨
2日目、曇り
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大弛峠までのアクセスは山梨県側から林道を利用しました。道路は舗装路で峠まで到着できました。道中大きな段差があるので車高が低い車は要注意です。
大弛峠の駐車場を利用しようとしましたがAM3時で満車。駐車場から50メートル下の林道に駐車しました。私が到着した後も続々と車が来てました。三連休の中日でしたが大変人気のある場所です。
駐車場にトイレ有り。携帯電波auは大弛小屋の目の前付近で電波1本入りました。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は全体的にありません。大弛峠から甲武信岳も踏み跡は明瞭で景色を楽しみながら山行できます。大弛峠から金峰山も同様に危険箇所はありません。こちらはとても多くの人が歩いているので道が広く、ほとんどの道で人とすれ違えます。
その他周辺情報 登山バッチを集めている人は要注意情報です。
大弛小屋をネットで検索すると、金峰山、北奥千丈岳、国師岳、瑞牆山、甲武信岳が販売されているという個人の記事を見つけました。それを信じて大弛峠から甲武信岳を往復して、最後に大弛小屋でバッチを購入しようとしたところ、瑞牆山と甲武信岳は現在販売されていませんでした。
もし甲武信岳を往復される場合、甲武信岳からさらに後一歩先の甲武信小屋でバッチを購入する事を勧めます。ただでさえ長い片道6時間の行程にバッチのために更にプラスで時間をかけることになるので朝早くに出発すると安心でしょう。
ちなみに、私は下山後に焦ってネットで探し、東沢山荘(甲武信岳の登山口、西沢渓谷)まで車で買いに行きました。東沢山荘のすぐ近くに西沢渓谷蒟蒻館に何となく立ち寄りましたが、とろこんにゃく(こんにゃく生芋さしみ)の試食が絶品でお土産に買いました。偶然見つけましたがお土産に大変お勧めです。
朝5時40分の様子ですが満車です。林道もずっと路肩駐車が続きます。
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朝5時40分の様子ですが満車です。林道もずっと路肩駐車が続きます。
大弛小屋にある看板。甲武信岳6時間。。。
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大弛小屋にある看板。甲武信岳6時間。。。
国師岳までは道がしっかり整備されています。
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国師岳までは道がしっかり整備されています。
前国師岳に到着。この時はまだ僅かに青空が見えました。
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前国師岳に到着。この時はまだ僅かに青空が見えました。
前国師岳から見た北奥千丈岳。
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前国師岳から見た北奥千丈岳。
前国師岳から見た国師岳。
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前国師岳から見た国師岳。
北奥千丈岳と国師岳の分岐。案内しっかりしています。
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北奥千丈岳と国師岳の分岐。案内しっかりしています。
稜線歩きで地面はほぼフラット。歩きやすいです。
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稜線歩きで地面はほぼフラット。歩きやすいです。
ここから苔が出てきます。
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ここから苔が出てきます。
国師岳到着。霧でなにも見えません><
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国師岳到着。霧でなにも見えません><
国師岳は日本三百名山 ^^
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国師岳は日本三百名山 ^^
国師岳を越えると人がかなり少なくなります。しばらく誰とも会わない中、うっそうとした霧と苔の中を歩きます。とても幻想的です。
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国師岳を越えると人がかなり少なくなります。しばらく誰とも会わない中、うっそうとした霧と苔の中を歩きます。とても幻想的です。
幻想的な景色の中、蛍光オレンジのキノコが急に現れました。植物の名前、勉強したくなりますね!
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幻想的な景色の中、蛍光オレンジのキノコが急に現れました。植物の名前、勉強したくなりますね!
縦走の稜線は距離は長いですがアップダウンが少なくとても歩きやすいです。小雨と霧の中、生き生きとした苔の神秘さを体いっぱいに感じることができました。幸せです。
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縦走の稜線は距離は長いですがアップダウンが少なくとても歩きやすいです。小雨と霧の中、生き生きとした苔の神秘さを体いっぱいに感じることができました。幸せです。
こんな素敵な苔が惜しげもなくずっと、何時間も続きます。
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こんな素敵な苔が惜しげもなくずっと、何時間も続きます。
気が苔のゼブラ柄になっています。
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気が苔のゼブラ柄になっています。
また出ました!
要所要所に現在地の案内があります。
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要所要所に現在地の案内があります。
だいぶ歩いてきましたが、まだまだ先は続きます。
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だいぶ歩いてきましたが、まだまだ先は続きます。
神秘的です。立ち止まり写真をたくさん撮りました。小雨の登山が好きになりました^^
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神秘的です。立ち止まり写真をたくさん撮りました。小雨の登山が好きになりました^^
富士見、晴れていたら見えるんでしょうか。。今日は苔でおなかいっぱいです(笑)
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富士見、晴れていたら見えるんでしょうか。。今日は苔でおなかいっぱいです(笑)
だいぶ進んできました。甲武信岳まであと少しです。
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だいぶ進んできました。甲武信岳まであと少しです。
シャクナゲでしょうか。随所にたくさん咲いていました。
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シャクナゲでしょうか。随所にたくさん咲いていました。
千曲川源流との分岐です。ここから甲武信岳に登る方と合流するため、ようやく登山者が少し多くなってきました。ここからも登山してみたいですね。
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千曲川源流との分岐です。ここから甲武信岳に登る方と合流するため、ようやく登山者が少し多くなってきました。ここからも登山してみたいですね。
急に視界が開けました。もうすぐ甲武信岳山頂です。
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急に視界が開けました。もうすぐ甲武信岳山頂です。
無事山頂にたどりつけました。私はここで折り返して後で涙を呑みした。甲武信岳のバッチが欲しい方は甲武信小屋までもう少しだけ足を伸ばしましょう。
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無事山頂にたどりつけました。私はここで折り返して後で涙を呑みした。甲武信岳のバッチが欲しい方は甲武信小屋までもう少しだけ足を伸ばしましょう。
視界はゼロですが、長い縦走の達成感はとてもあり大満足です。
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視界はゼロですが、長い縦走の達成感はとてもあり大満足です。
帰りの縦走中、こんな変わったきのこを見つけました。もし名前を知っていたら誰か教えてください ^^
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帰りの縦走中、こんな変わったきのこを見つけました。もし名前を知っていたら誰か教えてください ^^
茶色の土の部分が登山道です。その周りにずっと続く苔の世界。登山道からはみ出さないように歩きます。
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茶色の土の部分が登山道です。その周りにずっと続く苔の世界。登山道からはみ出さないように歩きます。
今日の主役、苔のアップです。瑞々しくとても綺麗です。
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今日の主役、苔のアップです。瑞々しくとても綺麗です。
北奥千丈岳まで到着。ここで少しだけ青空が拝めました。北奥千丈岳は霧で展望は少ししか見えませんでしたが、とても開放的な山頂で個人的には甲武信岳、国師岳よりも気持ちの良い山頂でした。百名山、三百名山以外にも素敵な山はたくさんありますね。こういう山を見つけると嬉しくなります。
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北奥千丈岳まで到着。ここで少しだけ青空が拝めました。北奥千丈岳は霧で展望は少ししか見えませんでしたが、とても開放的な山頂で個人的には甲武信岳、国師岳よりも気持ちの良い山頂でした。百名山、三百名山以外にも素敵な山はたくさんありますね。こういう山を見つけると嬉しくなります。
北奥千丈岳からの展望です。景色は天気が良い時にお預けですね。次来るときは紅葉の時期かな。
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北奥千丈岳からの展望です。景色は天気が良い時にお預けですね。次来るときは紅葉の時期かな。
無事に大弛小屋に到着しました。ここでようやく甲武信岳バッチが販売されていない事実を知ります(><)
到着が15時20分。この後このまま金峰山に行こうかすごく悩みました。体力的には余力は十分、日没までの時間はぎりぎり。金峰山までの行程は初級コースで比較的安全。非常に悩みましたが、万が一の事故を考え今日はテント泊を決意してテント申し込みをしました。大弛小屋のテント場は予約不可で当日申し込みでOKでした。
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無事に大弛小屋に到着しました。ここでようやく甲武信岳バッチが販売されていない事実を知ります(><)
到着が15時20分。この後このまま金峰山に行こうかすごく悩みました。体力的には余力は十分、日没までの時間はぎりぎり。金峰山までの行程は初級コースで比較的安全。非常に悩みましたが、万が一の事故を考え今日はテント泊を決意してテント申し込みをしました。大弛小屋のテント場は予約不可で当日申し込みでOKでした。
テントの準備中に晴れてきました。。。良い景色だこと(笑)
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テントの準備中に晴れてきました。。。良い景色だこと(笑)
夜中3時に起きて朝ごはん食べて、テント片付け、懐電を頭につけていざ出発。遠くの空がやや赤いです。あれ、今日は曇りでご来光は見えなはずでは。。
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夜中3時に起きて朝ごはん食べて、テント片付け、懐電を頭につけていざ出発。遠くの空がやや赤いです。あれ、今日は曇りでご来光は見えなはずでは。。
金峰山登山道入り口です。
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金峰山登山道入り口です。
樹林の中でご来光!ご来光が見えるならもっと早くテント片付け出発していればよかったと後悔。ご来光が見える可能性が低くても諦めずに早く準備するべきでした(;^_^A
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樹林の中でご来光!ご来光が見えるならもっと早くテント片付け出発していればよかったと後悔。ご来光が見える可能性が低くても諦めずに早く準備するべきでした(;^_^A
早朝の富士山。今年はたくさん山に登っていましたが雲海は今年初めてでした。早朝の富士山と雲海。昨日の苔とはまた別の意味で幻想的です。
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早朝の富士山。今年はたくさん山に登っていましたが雲海は今年初めてでした。早朝の富士山と雲海。昨日の苔とはまた別の意味で幻想的です。
国師岳方面。遠くは甲武信岳が見えているのかな。曇りですが朝焼けが綺麗です。
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国師岳方面。遠くは甲武信岳が見えているのかな。曇りですが朝焼けが綺麗です。
富士山の雪はもうなさそうです。富士山はよく山頂だけ雲がかかりますよね。
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富士山の雪はもうなさそうです。富士山はよく山頂だけ雲がかかりますよね。
朝日岳到着。富士山とのコラボです。
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朝日岳到着。富士山とのコラボです。
朝日岳から見た金峰山。右奥の尖がった岩がある山が金峰山です。稜線沿いに向かいます。
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朝日岳から見た金峰山。右奥の尖がった岩がある山が金峰山です。稜線沿いに向かいます。
鉄山の看板がありますが山頂は巻いていきます。
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鉄山の看板がありますが山頂は巻いていきます。
樹林帯を抜けました。この奥に金峰山があります。ここから急にアルペンムードになりました。
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樹林帯を抜けました。この奥に金峰山があります。ここから急にアルペンムードになりました。
縦走歩き最後の金峰山に到着。縦走って本当に楽しいですね。
昨日から順番に、前国師岳、国師岳、甲武信岳、北奥千丈岳、朝日岳、金峰山。大弛峠を利用して標高の高いところからスタートですが大満足の山行になりました。
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縦走歩き最後の金峰山に到着。縦走って本当に楽しいですね。
昨日から順番に、前国師岳、国師岳、甲武信岳、北奥千丈岳、朝日岳、金峰山。大弛峠を利用して標高の高いところからスタートですが大満足の山行になりました。
金峰山の名物、五丈岩。他の方が挑戦するのを見て手足の運び方を勉強させてもらい、いざチャレンジ!
したところ、だいぶ下のところ(写真の人が写っているところまでも行けず)でギブアップ。最近体力には自信がついてきましたが、そもそもの運動音痴。岩、無理でした(笑)
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金峰山の名物、五丈岩。他の方が挑戦するのを見て手足の運び方を勉強させてもらい、いざチャレンジ!
したところ、だいぶ下のところ(写真の人が写っているところまでも行けず)でギブアップ。最近体力には自信がついてきましたが、そもそもの運動音痴。岩、無理でした(笑)
下山中に一枚。山頂に雲がなくなった綺麗な富士山を見て、今回の縦走を終えました。
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下山中に一枚。山頂に雲がなくなった綺麗な富士山を見て、今回の縦走を終えました。

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 ハイドレーション ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 サングラス タオル

感想

甲武信岳〜金峰山の縦走は本当にお勧めです。個人的な話ですが、私の大好きな縦走は今まで地元近くの岐阜県にある位山〜川上岳の縦走(別名、天空遊歩道)でしたが、今回が一番のお気に入りになりました。この稜線は危険個所がないため小雨の山行にはとても良いです。大弛峠という高い場所からスタートできるメリットは、山頂制覇よりも縦走にあると感じました。次は紅葉の時期に来たいと思います。
長い行程になりますので活動時間だけは気を付けて、皆さんも是非一度試してみてはいかがでしょうか ^^

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技術レベル
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