甲武信ヶ岳（徳ちゃん新道）大展望までが長い

2014年05月18日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,595m
• 下り: 1,601m

コースタイム

登り
5：05　西沢渓谷駐車場
5：34　西沢山荘　徳ちゃん新道入口
7：06　近丸新道分岐
8：44　破風山分岐　
8：50−9：00　木賊山（軽アイゼン装着、小休止）
9：13　甲武信小屋
9：30　甲武信山頂
　お昼休憩
下り
10：30　甲武信山頂
10：45ー11：02甲武信小屋（小休止、バッチ購入）　
11：21　木賊山
11：29　破風山分岐
12：52　近丸新道分岐
14：19　西沢山荘　徳ちゃん新道入口
14：45　西沢渓谷駐車場

登り　4：20　（休憩込み）
下り　4：15　（休憩込み）
総行動時間　9：40

天候

快晴、山頂は風若干強し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

行き
世田谷自宅　3：00
西沢渓谷駐車場　4：50
帰り
はなかげの湯入浴、
牧丘　16：30
世田谷自宅　19：50（中央道大月ー小仏トンネル渋滞20K）

コース状況／危険箇所等

●西沢渓谷ー徳ちゃん新道入口
渓谷沿いの平坦な林道歩きです
●徳ちゃん新道入口ー近丸新道分岐
樹林の中に入り最初は乾いたほこりっぽい道で何度かの急登をこなします。迷いやすいところはトラロープなどでしっかり整備されているので安心です。高度が上がるとシャクナゲのトンネルが断続的に現れ、多少の痩せ尾根をこすと近丸新道の分岐の広場です。危険個所なし
●近丸新道分岐ー木賊山
原生林の高山独特の匂いの中ガレ場も徐々に出てきます、2000mを過ぎると残雪が現れますが、問題ない程度、2300mを超すと量がぐっと増え斜度が緩んで右に木賊山を巻いていくと雁坂峠との分岐に出ます。残雪の中平坦な山頂部を進み鶏冠尾根の進入禁止標識を超すと間もなく木賊山山頂です。ここから一旦下るので軽アイゼン装着します。危険個所なし、
●木賊山ー甲武信ケ岳
木賊山から北斜面のため朝のうちは固くなった雪面を降ります、前方に初めて甲武信が見えるようになり、好展望の崩壊地、ヘリの荷上場を超すと甲武信小屋のある鞍部です、ここから最後の登りになります、樹林の中傾斜をまし雪、土、岩のミックスです、視界が急に開けると間もなく山頂標識の立つ山頂に到着、北西側に開けています。危険個所なし、

下りは木賊山から2300mに下るまで軽アイゼン装着、好展望の崩壊地で外します。

写真

5/18 5:05

朝5時の駐車場、

5/18 5:05

ループ橋、その向こうに朝日を浴びる鶏冠山

5/18 5:07

西沢渓谷入口

5/18 5:08

おなじみの

5/18 5:10

ゲートの左から歩行者は入ります

5/18 5:11

西沢渓谷は今年の大雪でかなりの打撃のようです。

5/18 5:22

観光客の多さのおかげで大変きれいなトイレ、ここに登山ポストあり、今日もしっかり投函

5/18 5:29

近丸新道入口

5/18 5:34

徳ちゃん新道入口、西沢山荘が目印、

5/18 5:37

新緑がいい感じ、ミツバツツジも咲いてきています。

5/18 5:43

最初は樹林の中の単調な登りが続きます

5/18 5:47

風薫る五月の風景

5/18 5:49

ミツバツツジ

5/18 5:50

5/18 6:03

意外に出だしから急登

5/18 6:18

シャクナゲもここのところの暑さのせいかかなり咲いてきてます

5/18 6:18

シャクナゲトンネル多し

5/18 6:19

下から見るとまるで槍のような鶏冠山

5/18 6:19

咲きだしたシャクナゲが慰めのルート
シャクナゲしゃくなか進む？

5/18 6:20

新緑の間から覗かれる目指す戸渡尾根上部

5/18 6:41

何度もくぐるネ、シャクナゲトンネル

5/18 6:41

濃いピンクから白まで木ごとに花もさまざま、やはり世界に一つだけの花なのね

5/18 6:44

5/18 6:49

1時間半ほど歩き続けてようやく後方に富士山の展望が

5/18 6:56

5/18 6:56

徐々にガレ場もでます

5/18 6:57

一瞬展望が開けるところあり

5/18 6:57

シャクナゲと鶏冠尾根

5/18 6:57

シャクナゲ、富士山のどちらが主役？

5/18 6:57

この対戦、どちらが優勢か？

5/18 6:57

やはり日本一に軍配！

5/18 7:06

近丸新道分岐、ここまで2時間

5/18 7:06

5/18 7:07

5/18 7:07

5/18 7:48

深い原生林を楽しむのにはいいコース
写真には写らないですが、心地よい鳥の演奏が始終聞かれます、熊スズが水を差しているのが残念。

5/18 8:15

5/18 8:16

戸渡尾根上部のガレ場の急登

5/18 8:17

広瀬湖と富士山、原生林のフレームありバージョン

5/18 8:24

広瀬湖と富士　フレームなし
富士の手前の左から道志、三つ峠、毛無、十二ケ岳、天子山塊、

5/18 8:24

アップ

5/18 8:24

南ア南部の赤石、悪沢方面

5/18 8:24

右から金峰、朝日、大弛峠、国師

5/18 8:26

大変きれいな眺めではありますが、

5/18 8:26

皮肉なことに原生林が崩壊しているからなのですね。

5/18 8:27

ここまで頑張ったご褒美

5/18 8:28

左奥に丹沢、手前正面は大菩薩方面、右に御正体山、その奥遠くに箱根、さらに石割、右に三つ峠

5/18 8:30

右の三角は黒金山、乾徳山はまだその陰

5/18 8:32

2000mを超えると残雪が出だす、さらに2300m超えるとこのように軽アイゼン必要に

5/18 8:44

雁坂峠方面の分岐

5/18 8:50

平らなのでどこが山頂か分かりずらい木賊山
ここで軽アイゼン装着

5/18 8:51

三角点

5/18 9:00

4時間近くでようやく目指す甲武信が眼前に

5/18 9:01

八ツ、左から赤岳、横、硫黄、天狗、北八ツ、蓼科

5/18 9:01

前方後円墳のような甲武信と三宝山
雪のないざれた斜面もありますが、ここでも軽アイゼンよく効きます。

5/18 9:02

ピラミッドと緩やかなカーブの好対照な二山

5/18 9:02

撮影している木賊山と甲武信ケ岳、三宝山、三つ合わせて甲武信三山

5/18 9:03

右から八ツの権現、小川山、その奥に御嶽山、左に中央アルプス、

5/18 9:03

右から八つ、小川山、御嶽、中央アルプス、金峰、朝日、大弛峠、北岳、国師

5/18 9:03

ズームすると金峰五丈岩がはっきり、（山座同定には大変便利）みんなこんな特徴があると楽なんですけど、

5/18 9:12

原生林でできたピラミッド

5/18 9:13

甲武信小屋は帰りに寄ろう、

5/18 9:19

山頂までまた残雪です。

5/18 9:21

土と雪が交互、

5/18 9:26

5/18 9:26

5/18 9:26

木賊山から登りかえしてきました

5/18 9:30

立派な木、現地調達か
山頂は雪なし岩場のため軽アイゼン外したほうが歩きやすい。

5/18 9:47

ビールとお昼と展望と私

5/18 9:48

右から鋸、甲斐駒、金峰の右に千丈がちょこっと、金峰、朝日、大弛峠の向こうに北、間ノ、農鳥、その手前に鳳凰、左は国師

5/18 10:14

浅間山

5/18 10:14

はるかかなたに北ア

5/18 10:14

八ヶ岳、全貌

5/18 10:14

5/18 10:14

5/18 10:15

標識はしっかりしてる

5/18 10:15

三宝山、左奥に浅間山、その左には御座山

5/18 10:17

右に黒金山、その左稜線の奥に似たような山容の乾徳山

5/18 10:20

ぼこぼこした男山、その奥は蓼科、右に北アの白い稜線がどこまでも続く、

5/18 10:22

十分立派な山梨百名山の標識

5/18 10:22

5/18 10:24

ちょっとぼけたがごつごつさが特徴的な両神山

5/18 10:27

5/18 10:27

5/18 10:27

5/18 10:28

5/18 10:28

5/18 10:28

5/18 10:29

酸性雨の影響か立ち枯れもちらほら

5/18 10:29

5/18 10:31

5/18 10:31

頭を雲の上に出し

5/18 10:31

5/18 10:33

5/18 10:34

この展望を楽しめるのはほんの5分ほど、もう少し好展望の稜線歩きが欲しいが、原生林を伐採はできないしね、丹沢みたいな砂漠のようでは困りますよね。

5/18 10:36

5/18 10:36

雲取方面だがどれかは不明、

5/18 10:37

5/18 10:45

丸太の甲武信小屋、

5/18 10:55

ここでバッチ購入1種500円、水、ビールあり
中に入るため軽アイゼン外します。

5/18 11:02

いいお天気で布団干してます、

5/18 11:03

5/18 11:04

ヘリの荷卸し場？

5/18 11:04

5/18 11:05

5/18 11:05

5/18 11:07

5/18 11:12

5/18 11:13

5/18 11:13

5/18 11:14

通行止めの鶏冠尾根

5/18 11:14

5/18 11:21

木賊山

5/18 11:23

5/18 11:23

かわいい鳥さん、今日何度も見ました、名前がわかりません、

5/18 11:27

鶏冠尾根は通行止め、

5/18 11:29

雁坂峠方面は踏み跡も少なくわかりづらそう、

5/18 11:30

同じ道を戻ります

5/18 11:30

木賊山を戸渡尾根に戻りますが、このあたり若干道わかりずらい、ピンクテープ、トレースをしっかり確認、

5/18 12:01

登りと太陽の高度が上がり写りも違う

5/18 12:01

どちらにしても絶景
帰りはこの崩壊地で軽アイゼン外します。

5/18 12:01

5/18 12:15

深い原生林、立ち枯れもあり、

5/18 12:23

5/18 12:39

鶏冠尾根

5/18 12:52

近丸新道分岐、近丸新道は荒れているとのことで登りと同じ道へ

5/18 12:58

木賊山を振り返る

5/18 12:58

5/18 12:58

5/18 12:59

5/18 12:59

5/18 12:59

シャクナゲと富士

5/18 13:00

失敗、完全にシャクナゲだけ

5/18 13:00

5/18 13:00

5/18 13:01

5/18 13:25

5/18 13:26

個性を競うが過度な自己主張はなし

5/18 13:51

5/18 13:56

結構急です

5/18 14:15

新緑が美しい、山笑う季節です。

5/18 14:19

徳ちゃん？徳さん新道ではないのはなぜ？

5/18 14:23

硅石採掘のためのトロッコ軌道跡

5/18 14:44

不動小屋

5/18 14:45

駐車場到着、結構一杯になっていますが、まだ余裕あり。

5/18 15:41

15分ほどの牧丘にあるはなかげの湯、（510円）JAFの割引あり（−100円）

5/18 16:01

はなかげの湯隣接の食堂「はくさい」これはアナゴ天丼（1100円）アナゴ天丼ですがエビ2本、野菜天もいっぱい、すごいボリューム、おなか一杯。

撮影機器：

COOLPIX P310 NIKON

感想

reopapa

過去3回天候不良のため延期に延期を重ねた甲武信ヶ岳、ようやく登ることができた、でも快晴の最高のコンディションに恵まれ大満足の山行となった、やはり山は天気次第、無理はしないほうがいいという事を再認識、待てば海路の日和あり、果報は寝て待て、せいては事を仕損じる、ということでしょう、待った甲斐がありました。先週男体山でいただいたお守りも効いたかも。このコースは長く、しかもビューポイントが前半はまったくなく、なかなかつらいものです、山頂は大展望だがそのほかコース全体9時間中展望時間はわずかに20分ほどでしょうか？かと言ってせっかくの鳥の楽園である深い原生林を伐採するなど言語道断ですから仕方ありません。

コメント

森のおけや

初めまして
甲武信ケ岳、いい天気で良かったですね、長い道のり素晴らしいです
この日、私は西沢渓谷を回っていました、とても綺麗でした、
いつかは、甲武信ケ岳へ登りたいです、

不動小屋の写真に、私の後ろ姿が写っていました、驚きました、
バスツアーだったので、すぐ横のバスで帰りました。

reopapa

Re: 初めまして
コメントありがとうございます、西沢渓谷は行ったことないので紅葉の季節にぜひ行ってみたいです。すごい人で驚きました、不動小屋の写真勝手に失礼いたしました、後ろ姿で良かったです。ぜひ甲武信にも登ってみてください。