立山 奥大日岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 543m
- 下り
- 595m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雷鳥沢より稜線へ登り室堂乗越から稜線通しで奥大日岳へ 稜線は巨大な雪庇状態なので視界がないと危険。 |
写真
感想
2014年5月17日
スキーシーズンも大詰め、いい雪を求めて立山へ
扇沢から黒部アルペンルートで室堂へ。始発ともあって混雑もなくスムーズに室堂に着いた。
室堂ターミナルで登山計画書を提出し、外へ出るとガスがかかっていて周りの山々は何も見えず。
多くの海外からの旅行者がいたが、立山の景色を見れず残念そう。
室堂から板を担ぎ、今日の宿泊場所の雷鳥荘まで歩く。
雷鳥荘で必要のない荷物を預けて出発。
雷鳥沢キャンプ場へ滑り込み、沢を下って室堂乗越への取付きでシールオン。
この辺りでガスがはれ、白く眩しい世界に変わった。
先行者は単独の登山者のみ、登りやすい斜面を選んで稜線を目指す。
稜線に出ると目指す奥大日岳が目前に現れる。
巨大な雪庇をまとった稜線が自然の厳しさと美しさを感じさせる。
室堂乗越を越えるとすぐに一つ目のピークを左にまく。
2,511mのピークもまいたが、ここのトラバースは眼下に称名川の深い谷が見え、高度感がハンパない。
2,611mのピーク手前でガスが出てきてしまい、スキーで登るのは大変そうだったので、板はデポしてツボ足で山頂を目指す。
先行者のトレースをありがたく使わせてもらい長い斜面のトラバースをしていく。
山頂直下まで登ってきたら上部が明るくなってきた。
奥大日岳山頂に着くと山頂の周りだけ晴れていた。周りの景色を楽しむことはできなかったが、迫力のある雪庇を間近で見ることができた。
下りも少し高度を下げるとガスってしまい、登りのトレースを慎重に辿っていく。
アイゼンをひっかけないように注意しながらの下りトラバースはかなり緊張した。
板をデポしたところでようやく緊張から解放され休憩をする。
いくら待ってもガスがはれてきそうもないので、登ってきたトレースを頼りに滑り降りることにする。
結局、稜線上ではガスがはれることはなく、稜線から雷鳥沢への一本だけかろうじて滑ることができた。
雷鳥沢でシールを付け、雷鳥荘を目指す。
雷鳥荘でゆっくりと温泉に入り、食事をする。
山の上でなんと贅沢なことだろう。
途中、ガスが出てしまったが先行者のおかげで山頂に立つことができた。
スキーを楽しむことはできなかったが、登山を楽しむことができた。
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