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Yamareco

記録ID: 4509775
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳〜根石岳〜天狗岳(桜平基点)

2022年07月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:58
距離
15.4km
登り
1,439m
下り
1,455m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:26
休憩
0:56
合計
8:22
距離 15.4km 登り 1,452m 下り 1,457m
6:52
24
7:16
43
7:59
8:00
15
8:54
9:04
29
9:33
39
10:12
3
10:15
10:20
1
10:21
33
10:54
5
10:59
11:01
8
11:09
11:26
8
11:34
22
11:56
11:57
17
12:14
12:23
17
12:40
12:46
15
13:01
10
13:11
13:13
6
13:19
5
13:24
34
13:58
14:00
38
14:38
15
15:03
15:04
2
15:06
ゴール地点
天候 くもり時々晴れ

・晴れ間ものぞきましたが、基本的には曇り空でした。特に硫黄岳登頂直後はガスガス。その後は霧が薄くなったり濃くなったりの繰り返し。降水確率は30%ほどで、雷注意報も出ており、特に午後の天気は若干心配でしたが、幸い雨が降ることはありませんでした。
・麓の茅野市の最高気温は30℃。今回の山行で歩いたところの気温は、標高的には大体気15℃前後でしょうか。ガスに日光を遮られている時間も長かったので、森林限界を超えたところを歩いていても暑さそれほど気になりならず快適でした。日焼けもほとんどしませんでした。
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【駐車】桜平(中)駐車場近くの路肩
・唐沢鉱泉・桜平分岐を桜平方面に延々と進みます。これ以降、基本的に未舗装路で、陥没や大きな石、段差などがある悪路です。私の車のカーナビには道が表示されず、カーナビがパニクってました。
・桜平(中)駐車場には6時過ぎに到着、ちょうど満車になったところでした。桜平(下)駐車場まで戻るのはちょっとイヤだったので、近くの路肩に駐車してしまいました。(路肩に駐車する際、岐阜ナンバーのプリウスαの持ち主さんが「後ろ見てあげるわ!」と言って誘導してくださいました。感謝です。)
コース状況/
危険箇所等
・総じて危険箇所はありませんでした。
・登山道の多くは細かい石が転がっている道なので、浮石を踏んで転倒しないように注意したいです。
・個人的には、峰の松目・赤岩の頭分岐から尾根に出るまでの登りが少しキツかった気がしますが、その他は急坂も少なく、筋力を温存しながら歩けた印象です。
・硫黄岳周辺や東天狗岳・西天狗岳周辺はガレ場で、落石には注意したいです。ヘルメット装備している人はほとんどいませんでしたが、無いよりはあったほうがいいかもしれません。
その他周辺情報 【小屋】オーレン小屋(http://www.o-ren.net/)
・硫黄岳と天狗岳のバッジを購入するために立ち寄りました。山バッジは各500円。

【温泉】もみの湯(http://www.lcv.ne.jp/~mominoki/hotspa.html)
・利用料金は、原村村民以外は650円です。
日の出直後の中央道・双葉SAにて。富士山が見えました。
日の出直後の中央道・双葉SAにて。富士山が見えました。
満車になった桜平駐車場(中)駐車場の近くに路肩駐車が増えてきた7時頃、出発。
満車になった桜平駐車場(中)駐車場の近くに路肩駐車が増えてきた7時頃、出発。
桜平。桜平駐車場(中)からは徒歩10分程度。夏沢鉱泉を目指します。
桜平。桜平駐車場(中)からは徒歩10分程度。夏沢鉱泉を目指します。
天気は悪くないですが、雲が多い…、
天気は悪くないですが、雲が多い…、
沢の近くを歩いていきます。
沢の近くを歩いていきます。
割とこの道の登りがキツいんだ…。
割とこの道の登りがキツいんだ…。
夏沢鉱泉。
案内図があります。次はオーレン小屋を目指します。
案内図があります。次はオーレン小屋を目指します。
硫黄っぽい匂いが立ち込めてます。
硫黄っぽい匂いが立ち込めてます。
小石の転がる道。今回の参考はこういう道ばっかりです。
小石の転がる道。今回の参考はこういう道ばっかりです。
青空が広がってきました。
青空が広がってきました。
崩壊地。地盤が緩んでるときは注意が必要かも。
崩壊地。地盤が緩んでるときは注意が必要かも。
オーレン小屋が見えてきました。
オーレン小屋が見えてきました。
オーレン小屋。日差しが降り注ぎます。
2
オーレン小屋。日差しが降り注ぎます。
峰の松目。今回は時間の関係上スルーします。
峰の松目。今回は時間の関係上スルーします。
オーレン小屋の近くのテント場には、テントがぽつぽつと。
オーレン小屋の近くのテント場には、テントがぽつぽつと。
オーレン小屋から少し歩くと、硫黄岳と峰の松目の分岐が。今回は硫黄岳方面に進みます。
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オーレン小屋から少し歩くと、硫黄岳と峰の松目の分岐が。今回は硫黄岳方面に進みます。
先の分岐以降、登りがちょっとキツい。
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先の分岐以降、登りがちょっとキツい。
稜線に向かって傾斜が増していく印象…。
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稜線に向かって傾斜が増していく印象…。
赤岩の頭?っぽいのが見えてきました。
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赤岩の頭?っぽいのが見えてきました。
稜線に出ました。硫黄岳と赤岩の頭の分岐。
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稜線に出ました。硫黄岳と赤岩の頭の分岐。
硫黄岳方面。足を滑らすと人生終了しそうです。
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硫黄岳方面。足を滑らすと人生終了しそうです。
赤岩の頭方面。まずは小ピークのこっちに登ります。分岐から5分ほどで登頂。
赤岩の頭方面。まずは小ピークのこっちに登ります。分岐から5分ほどで登頂。
赤岩の頭山頂。なかなか眺めがいいところです。
赤岩の頭山頂。なかなか眺めがいいところです。
あの山はこれから目指す天狗岳なのだろうか…。
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あの山はこれから目指す天狗岳なのだろうか…。
次に硫黄岳へ。
傾斜はそんなにきつくないです。
傾斜はそんなにきつくないです。
横岳→赤岳→阿弥陀岳あたり。
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横岳→赤岳→阿弥陀岳あたり。
南アルプス方面。
南アルプス方面。
硫黄岳から横岳へ続く稜線 
硫黄岳から横岳へ続く稜線 
硫黄岳から横岳へ続く稜線◆
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硫黄岳から横岳へ続く稜線◆
山頂直下は大きめの岩が目立ってきます。
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山頂直下は大きめの岩が目立ってきます。
赤岩の頭方面を見下ろす。結構登ってきたな。
赤岩の頭方面を見下ろす。結構登ってきたな。
雲が湧いて参りました。
雲が湧いて参りました。
峰の松目や茅野市街方面。
峰の松目や茅野市街方面。
硫黄岳登頂です!
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硫黄岳登頂です!
赤岳へ続く稜線方面は雲の中…。
赤岳へ続く稜線方面は雲の中…。
次に夏沢峠を目指します。
次に夏沢峠を目指します。
目的地見えず…。
目的地見えず…。
つづら折れで標高差約300mをぐっと下っていきます。
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つづら折れで標高差約300mをぐっと下っていきます。
硫黄岳からだいぶ下ってきました。ここを登るのはなかなかにしんどそうです。
硫黄岳からだいぶ下ってきました。ここを登るのはなかなかにしんどそうです。
山小屋があるあたりが夏沢峠。
山小屋があるあたりが夏沢峠。
ガラガラと崩れやすい石が重なる、あるきづらい道です。
ガラガラと崩れやすい石が重なる、あるきづらい道です。
このあたりが森林限界の境目っぽい。
このあたりが森林限界の境目っぽい。
一旦樹林帯の中へ。
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一旦樹林帯の中へ。
崩壊地があります。
崩壊地があります。
谷は結構深そうなので、無謀に突き進むと大変危険。大人しく迂回路をあるきましょう。
谷は結構深そうなので、無謀に突き進むと大変危険。大人しく迂回路をあるきましょう。
夏沢峠。
硫黄岳を振り返って。こちらか見ると、だいぶ絶壁の山です。
硫黄岳を振り返って。こちらか見ると、だいぶ絶壁の山です。
箕冠山まではゆるやかで、石も少なくあるきやすい道です。
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箕冠山まではゆるやかで、石も少なくあるきやすい道です。
ハクサンシャクナゲのシーズンは終わりかけです。
ハクサンシャクナゲのシーズンは終わりかけです。
夏沢峠〜箕冠山はぬかるみ多め。
夏沢峠〜箕冠山はぬかるみ多め。
箕冠山から根石岳を目指します。
箕冠山から根石岳を目指します。
根石岳山荘に水場があるとのことで立ち寄りましょう。
根石岳山荘に水場があるとのことで立ち寄りましょう。
高山植物の女王・コマクサ。
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高山植物の女王・コマクサ。
飲料水は有料でした。まだ水分は余裕があるから、有料なら買わなくていいか〜。
飲料水は有料でした。まだ水分は余裕があるから、有料なら買わなくていいか〜。
気を取り直して、根石岳へ。ここも傾斜はゆるやかできつくはありません。
気を取り直して、根石岳へ。ここも傾斜はゆるやかできつくはありません。
山の名前が消えかけてますが、根石岳山頂。
山の名前が消えかけてますが、根石岳山頂。
西天狗・東天狗の双耳峰。
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西天狗・東天狗の双耳峰。
東天狗への稜線。このくらいの距離・傾斜であれば歩けそうだな。
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東天狗への稜線。このくらいの距離・傾斜であれば歩けそうだな。
茅野市・原村あたりでしょうか。下界が見えます。
茅野市・原村あたりでしょうか。下界が見えます。
西天狗の山頂は雲の中に…これは景色は期待できなそう。
西天狗の山頂は雲の中に…これは景色は期待できなそう。
東天狗への登り。
東天狗への登り。
ゴツゴツした岩が転がっていますので、落石注意です。
ゴツゴツした岩が転がっていますので、落石注意です。
右側が切れ落ちてます。バランス崩さないように気をつけて…。
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右側が切れ落ちてます。バランス崩さないように気をつけて…。
東天狗岳山頂。雲の中です。
東天狗岳山頂。雲の中です。
登ってきた道を振り返って―。
登ってきた道を振り返って―。
景色は何も見えなそうだけど、登頂したという事実をつくりに西天狗へ向かいます。
景色は何も見えなそうだけど、登頂したという事実をつくりに西天狗へ向かいます。
東天狗から20分ほどで西天狗山頂。
東天狗から20分ほどで西天狗山頂。
わかりきっていたことではありますが、何も見えません…。
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わかりきっていたことではありますが、何も見えません…。
早速だけど下山するか…。
早速だけど下山するか…。
根石岳方面。
東天狗への登り返し。疲労が溜まってきたところにこの登りはちょっとイヤ。
東天狗への登り返し。疲労が溜まってきたところにこの登りはちょっとイヤ。
ふぅ、なんとか登りました。
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ふぅ、なんとか登りました。
西天狗方面を振り返って―。
西天狗方面を振り返って―。
東天狗から根石岳に向かって歩きます。東天狗山頂直下は、下りだとちょっと怖い…。
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東天狗から根石岳に向かって歩きます。東天狗山頂直下は、下りだとちょっと怖い…。
風が強い日にはあるきたくないですね。
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風が強い日にはあるきたくないですね。
南牧村方面。
こういう岩も、どうやってできあがったのか考えると面白いです。
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こういう岩も、どうやってできあがったのか考えると面白いです。
御座山あたりが見えてるのかな?
御座山あたりが見えてるのかな?
硫黄岳も雲の中です。
硫黄岳も雲の中です。
滑りやすい土なので、特に下りは気をつけて。
滑りやすい土なので、特に下りは気をつけて。
根石岳への登り返しは大したことありません。
根石岳への登り返しは大したことありません。
手前には守屋山あたりが見えてるらしい。天気が良ければ奥には中央アルプスが見えるのかな。
手前には守屋山あたりが見えてるらしい。天気が良ければ奥には中央アルプスが見えるのかな。
この日(ほぼ)最後の登りです。ファイト。
この日(ほぼ)最後の登りです。ファイト。
谷底に吸い込まれそう。
谷底に吸い込まれそう。
根石岳まで戻ってきました。ここからは下るだけ。
根石岳まで戻ってきました。ここからは下るだけ。
さて下山開始です。
さて下山開始です。
天狗岳この日見納め。
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天狗岳この日見納め。
箕冠山。オーレン小屋を目指します。
箕冠山。オーレン小屋を目指します。
あ、山頂標あったんだ。
あ、山頂標あったんだ。
歩きやすい道が続きます。
歩きやすい道が続きます。
オーレン小屋。硫黄岳と天狗岳のバッジを購入しました。
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オーレン小屋。硫黄岳と天狗岳のバッジを購入しました。
石が転がっていることを除けば、あるきやすく膝に優しい道です。
石が転がっていることを除けば、あるきやすく膝に優しい道です。
沢の流れと苔むした岩。美しいです。
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沢の流れと苔むした岩。美しいです。
プチ渡渉。沢沿いを歩く道なので、増水時はちょっと注意したほうがいいのかも。
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プチ渡渉。沢沿いを歩く道なので、増水時はちょっと注意したほうがいいのかも。
夏沢鉱泉。結構評判良いみたいなので、いつか寄ってみたいです。
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夏沢鉱泉。結構評判良いみたいなので、いつか寄ってみたいです。
ほらー、下山したら晴れてきました。持ってない男です…。
ほらー、下山したら晴れてきました。持ってない男です…。
硫黄岳と天狗岳のバッジ。
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硫黄岳と天狗岳のバッジ。

感想

最近は軽めの登山が多かったのですが、体力を鍛えるためにロングコースを歩いてみたいと思い、目をつけたのが未踏の地であった南八ヶ岳。地図を眺めていたら、「あれ、硫黄岳と天狗岳って頑張れば一日に周れるじゃん!」ということを発見し、頑張ってみることにしました。

深夜に起床し、駐車場争奪戦に参戦するも、予想以上の先客に驚き。皆さん、クレイジーな時間に到着されてるんですね…。夏に人気の山の駐車場を確保する難しさを味わいました…。

赤岩の頭到着直後から大量の雲が湧いてきて、その後は基本的にくもり空の下の山歩き。景色をあまり楽しめなかったのが心残りではありますが、久々に思いっきり体力の限り歩くことができて満足感はあります。特に根石岳〜東天狗岳〜西天狗岳の稜線歩きは天気が微妙でも楽しかった。

また天気の良い日に歩いてみたいところではありますが、桜平駐車場までが悪路過ぎて、気軽に行けるところではないなぁ…というのが正直な感想です。。。

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