雲に始まり、雲に終わる(大江山雲海、三岳山、雲取山周回)
- GPS
- 04:54
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,200m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:32
天候 | 晴-曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
【三岳青少年山の家】山の家自体は閉鎖されています。10台以上駐車できると思います。お手洗いはありませんが、金光寺にあります(水も出ます)。携帯電話の電波も入ります。アプローチは普通の山の舗装道路です。落石はなかったと思います。 【雲取山】1日300円の有料駐車場です。充分に余裕があります。携帯電話の電波も入ります。お手洗いは少し離れて、きれいで水も出ます。ただ、靴をサンダルに履き替えるので、登山靴を履いていると厄介です。R477は、多少狭いですが、文句言えない程度です。ただ、交通量はそれなりに多いので、対向する機会は結構あります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【三岳青少年山の家-三岳神社】1.5kmで330m登るので、そこそこの斜度ではありますが、いわゆる急登はなくて、急なところと緩やかなところがかわるがわる出てくる感じです。踏み跡ははっきりしています。標識はあまりありませんが、逆に言えば必要ないくらいです。危険箇所も特にありませんが、下りでは多少滑りやすいところがあります。 【三岳神社-山頂】神社を過ぎてしばらくは急な斜面です。ここを過ぎると広い尾根です。よく見たら踏み跡は見えますので、歩き慣れている人なら問題ないですが、初心者は迷うかも知れません。下山時は踏み跡は見えにくくなっていましたが、斜行せずにショートカットで降りました。 【登山口-寺山峠】最初谷筋。その後は斜面を斜行しながら登ります。部分的に急なところがあるくらいです。危険箇所はありません。道もほぼ明瞭です。 【寺山峠-京産大ワンゲル小屋】林道と山道が並行します。途中まではどっちを通っても問題ありません。ヤマレコのルートは小ピークを通っていきますが、途中からコルを通って京産大の小屋を経由する方が楽だと思います。道は概ね明瞭です。危険箇所もありません。 【地蔵杉山】踏み跡不明瞭です。そこそこ急ですが、手こずるほどでもありません。 【雲取山北峰】道は一部不明瞭ですが、GPSがあれば問題ありません。北峰への往復も概ね楽です。危険箇所もありません。 【雲取山】北峰から山頂への道は、倒木が多いです。ただ、無理な巻き方を要するところはありません。山頂手前が急ですが、危険箇所はありません。下山路は、まず最初に急な下りがあり、その後シダ漕ぎになります。地面が見えないくらい繁茂しているので、「そういった道」に慣れていない人は戸惑うと思います。とりわけ危険箇所はありませんが、足元には注意が必要です。 【二ノ谷】立命館の小屋を過ぎると、渡渉が連続します。今日は非防水の靴でもなんとかなりましたが、場所選びにはそれなりに注意が必要でした。どっちの岸を通るかは、よく見ればわかるのですが、初心者には難しいかもと思いました。危険は渡渉に関するものになります。 【聖福寺旧花脊峠分岐-旧花脊峠分岐】今日の問題箇所はここでした。ヤマレコの地図では、東に向かう道が記載されていますが、渡渉していきなりテープがあるとは言え、その後踏み跡も目印もなくなります。前峰に稜線が見えるので、そこまで登ればいいのは確かなのですが、適当に登って行くのかと思いました(はっきりした道をご存知の方は教えて下さい)。この箇所は明らかに初心者向きではありません。 【寺山】林道を往復したら簡単です。お好みに応じて山道を経由して下さい。 |
写真
感想
どこに行くか全然決めていなくて、東の方は雲が多いからとりあえず鈴鹿は除外して、暑いから早めに終われるところなら、雲取山かなあと思いました。ただ、天気予報を見ているうちに、丹後・但馬方面では霧が出ることがわかったので、大江山で雲海が見られるかという期待が。雲海確率は昨夜の時点で86%。まずは大江山に行ってから、先のことは考えることにして、3時前に京都を出発。
京都縦貫道では霧が出ていたので、期待が膨らみましたが、山が近づくと星が見えるくらい。駄目かなあと思いながら、鬼嶽稲荷神社まで上がりました。結果は、雲海は出ていましたが、日室ヶ嶽には全くかかっていませんでした。なお、他に人は誰もおらず(最後まで誰も来られず)。せっかくなので日の出を待っていたら、意外や意外、結構感動することができました。だから大江山はやめられないんよ。
雲海が凄ければ千丈ヶ嶽まで登るつもりでしたが、この程度ではその選択肢はなし。結局、比較的近い三岳山(実は、福知山市の最高峰は大江山ではなくて三岳山)に行くことにしました。この際、「京都府の山」をひとつ埋めておこうという計画です。移動中、日室ヶ嶽に雲がかかり始めているのが見えたので心が揺れましたが、とにかく三岳山へ。
駐車場からはなかなかご機嫌な雲海を見ることができました。支度をして、頂上ピストンでスタート。歩きやすい山でした。途中までは眺望はなかったのですが、頂上近辺からの眺望は良好で、名残の雲海も見ることができたし、大江山方向も見えているようです。あまり話題に上がることのない山ですが、きれいなところでした。
三岳山を降りてから、そのまま帰宅するか、予定通り雲取山に行くか迷いました。京都の北の方だから近いのかと思ったら、移動に2-3時間かかるんですよね。でも、一日曇の予報だったのに、どっちかといえば晴。しかも雲が白い。この雲の感じだったら、「雲取山」やっぱり行っとくべきかなあ。
そもそも、雲取山は前から「行きたいリスト」に入っていたのですが、悪天候用プランBでいろんな方に提案しても、どなたもノリが良くないので、この際クリアしておこうと思った次第です。コースタイム4時間50分だから、スタート遅くてもサクサク帰ってこれるかなあ。
三岳山同様にトレランシューズでスタート。結果的にこれはミスチョイスでした。登山口付近から最初の渡渉。その後多少きつめの登りも混じって、寺山峠。ここから周回に入って、地蔵杉山に行きたいので北上。山道でも林道でも、基本的に同じ所に行けますが、私は途中まで林道で、そこから山道に入りました。YAMAPには道がなくて、ヤマレコには載っていますが、京産大の小屋を通るルートを通れば少しショートカットできます。ここから地蔵杉山を通って西へ。雲取峠から一旦雲取山北峰へ。この辺まではかなり歩きやすい道でした。問題はここからで、まず雲取山の山頂までは倒木多数。山頂を過ぎると結構な下り。シダ漕ぎ。立命の山小屋を過ぎると渡渉の連続。防水の靴を履いてくるべきでした。かなり苦心しました。
二ノ谷を降りきると、さらにしばらく谷筋を通って、寺山への道が分岐している・・・筈でした。しかし、この「道」が大概で、テープもなければはっきりした踏み跡もなし。斜面をはあはあ言いながら登りました。しかし、私がルートミスしたんだろうかと、帰って他の方のレポートを見ても、皆さん苦しんでいるようなので、「そういう所」だったんでしょうね。寺山峠から来る林道まで登ってしまうと、あとは天国みたいな道でした。私は日和って林道を通りました。雲取山の林道は、舗装されていませんし、場所によっては落ち葉が積もっていて、結構膝に優しい道でした。
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