鹿嶋槍ヶ岳&爺ヶ岳 柏原新道ピストン
- GPS
- 32:00
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,331m
- 下り
- 2,317m
コースタイム
- 山行
- 7:50
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 8:30
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:10
天候 | 曇り一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
種池山荘下の雪渓横断個所も特に危険は感じません |
写真
感想
コロナ騒ぎで、3年前の夏は山小屋の営業はほぼ自粛、一昨年、昨年は完全予約制で一部が営業だったような記憶。
流石に我慢できなくなって4年ぶりに北アルプスへ。目的地は鹿島槍ヶ岳。
完全予約制で布団1枚に一人という、往年の混雑を知っている身にとっては夢のようなお話であります。
登山口で前泊して柏原新道へ。
懐かしの蓮華・針の木を木の間越しに見ながらじわじわと登ります。
遥か上方に種池山荘が見えるようになると針の木・蓮華の山頂に向けて雲が。
種池山荘に到着するころには曇り状態。爺は見えているものの、その先の稜線は東側から雲が沸き布引山は確認できてもその先はガス。
本日は冷池山荘までと決めて爺へ。
爺南峰、中峰はガスにもまかれず、そこそこの景色の中で登頂。
時間がたっても鹿島槍方面の状況は変化なし。
小屋についた時点で、それまで持っていたわずかな希望も捨て、昼食をラーメンとビールで済ませて夕飯まで昼寝。
せめて夕焼けと星空を、という願いもむなしく夕飯時も小屋周辺はガスで真っ白。
明日の朝方はいくらか回復するらしいという予報に期待して就寝。
夜明け前小屋から外見ると昨日よりはましかな?という天気。
今回サブザックを持って来るのを忘れてしまったので、ナップサック1400円也を購入し、水と朝食、雨具をもって鹿島槍南峰へ。
私の日ごろの行いは相当に良かったようで、山頂に近づくほど視界が良くなり、山頂到着時は南峰。北峰にかかる雲は消え、槍。穂高、常念山脈、立山・剣・薬師(山頂はガスがかかってたけど)五竜(白馬はものすごいガスだったけど)の大絶景。
東側の大雲海を眺めつつカロリーメイトやゼリーの朝食。
下山を始めると山頂にはガスがかかり始め、その後再び鹿島槍が見えることは無く。この2日の間、鹿島槍ヶ岳山頂のガスが消えたのは、私の登頂前後の約40分だけという幸運でありました。
冷池で荷物を替えて、やっとの思いで爺を超え、登りで食べ損ねた種池山荘のピザで早めの昼食。
雲に追われるようによろよろとゴールの登山口へ。
それでも4年ぶりの北アルプス、大絶景の稜線歩きと高山植物を満喫できましたヨ。
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