川場野営場P→不動岳→武尊山→川場剣ヶ峰→川場野営場P
- GPS
- 09:56
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,705m
- 下り
- 1,715m
コースタイム
06:50 不動岳
08:13 前武尊
09:03 家の串
09:55 武尊山(35分休憩)
11:06 中ノ岳頂下
11:39 家の串
12:43 川場剣ヶ峰
15:13 川場野営場P
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この日まで家庭の事情で自由が利くということで、先週に引き続き遠征。谷川岳も考えたが積雪でコース取りが限られそうなので、同じエリアの武尊山(こっちはどこにしてもほぼピストンのルートになりそうなので)に決定。
05:15〜06:50 川場野営場P→不動岳
事前調査通り野営場までの道路は未舗装ながら走りやすく、駐車場はガラガラ。(1台もなし)
ロガーが位置を補足するまで、小屋やトイレを偵察する。正直あまり綺麗ではないがないよりマシか。(特にトイレ)
しばらくは緩い登りでウォーミングアップにはちょうど良い。不動岳への分岐後から尾根に出るまで勾配がきつくなる。途中には土がむき出しの所もあり先日の雨のせいで滑って登りづらいところがあった。
尾根に出ると所々眺望が開け始め、露岩帯の不動岳からは武尊山をはじめとした山々が一望できる。特に川場剣ヶ峰の尖峰が目を引いた。
06:50〜08:13 不動岳→前武尊
不動岳から先への道はいきなり岩を下る鎖場。その先も鎖場(カニの横這い)がいくつかある。カニの横這いの降りる側の方がやや歩きづらかったが、雪がついていないので特に難しい所もなく先に進む。
前武尊の少し前辺りから雪の斜面となるのでアイゼンを装着する。この日、雪はあまり締まっておらず、時おり爪を立てたアイゼンごと滑り落ちるような感じのところが多かった。
08:13〜09:55 前武尊→武尊山(35分休憩)
前武尊から川場剣ヶ峰を巻くように先に進む。雪がついているお陰で山頂下まで割りと簡単にいけそうに見え、その上の岩場もホールドやスタンスは充実しているように見えた。帰りに寄ってみることにする。
巻き道はルートがわかりづらく、進むうちに雪の急斜面に入り込んでしまった。所々にある木や笹薮の間をぬって、ようやく家の串前の雪原に出た。家の串から先は痩せた岩稜で歩きづらい。
中ノ岳の分岐を過ぎると、雪原に出る。稜線伝いに行くのかと思いきや途中で藪に遮られて先に進めなくなった。カールのような雪原の底を進んで山頂直前から稜線にあがるのが正しいようだ。
山頂には先客がすでに2名。その後も西側から数名登山者が登ってきた。武尊山登山口か裏見の滝方面からだろうか。結局帰りに前武尊方面から来た人とすれ違ったのは2名のみ。
10:30〜12:43 武尊山〜川場剣ヶ峰
山頂でしばらく休憩した後に来た道を引き返す。予定より順調に進んだので帰りは中ノ岳と川場剣ヶ峰に寄り道することにする。
中ノ岳からは武尊山よりも北面が開けているのでは…と期待して山頂(?)の岩場の下までいったものの、ホールドはありそうだが、下りに不安があったので登頂を断念。
続いて川場剣ヶ峰。こちらは山頂下まで雪の急斜面を九十九折に進む。雪が緩んでいるので時おりステップが崩れ、下手すると滑落しかねないのでピッケルをしっかりと刺しながら登る。
雪面が切れるとそこはガレ場。ここでアイゼンをはずし、荷物をデポ。どうやらこの辺りの岩は薄くはがれやすい性質のようで、剥離した岩が多数積もっているような状態だった。浮石だらけで思った以上に歩きづらい。下に人はいなそうだが、できるだけ落石を起こさないように注意して進む。山頂は何もないかと思いきや小さな祠があった。想像通り眺めは最高。しかしここで撮ったほとんどの写真がメモリースティックの故障によって失われてしまった…。残念。
12:43〜15:13 川場剣ヶ峰→川場野営場P
ガレた山頂からの下山はまた気を使う。浮石に注意しながら下降する。アイゼンを再装着し、雪の斜面をこれまた慎重に下る。前武尊でアイゼンをはずし今度はスキー場方面へ下る。アイゼンをはずしたもののまだ残雪が所々に残っていて難儀した。そのせいか分岐まで思ったより時間がかかり、スキー場の施設らしいものがどんどん近づくので、分岐に気づかずに行き過ぎたかと不安になったが、途中に居た家族連れの方に分岐はまだ先であることを確認できて一安心。程なくして分岐に到着。あとは特に難所もなく無事に下山。
総括
今回はピッケルを持っていくか迷ったが、ベテランの方のアドバイスによって持ってきたのが功を奏した。2000m級とは言え、まだこの山域の山は十分装備が必要だと感じた。とは言えもう雪は大分緩んで歩きづらかったので、今度はもう少し早い時期に来てみたい。
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