不帰キレット目的の栂池から八方尾根白馬縦走

2022年07月27日(水) ~ 2022年07月29日(金)

• GPS: 19:27
• 距離: 25.2km
• 登り: 2,348m
• 下り: 2,303m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:55
• 休憩: 0:00
• 合計: 2:55

距離 4.2km 登り 625m 下り 77m

12:14 栂池パノラマウェイ 自然園駅
12:19 12:20 栂池ヒュッテ
13:32 13:32 天狗原/白馬岳神社
13:37 13:37 風吹大池方面分岐
14:35 14:35 乗鞍岳
15:11 白馬大池山荘

2日目

• 山行: 7:29
• 休憩: 0:46
• 合計: 8:15

距離 11.0km 登り 1,116m 下り 775m

15:11 白馬大池山荘
6:39 6:52 船越ノ頭
7:43 7:49 小蓮華山
8:31 8:32 三国境
9:16 9:26 白馬岳
9:39 9:51 白馬山荘
10:09 白馬岳頂上宿舎
10:55 10:55 丸山
13:01 13:07 鑓ヶ岳
13:35 13:36 鑓温泉分岐
14:10 天狗山荘

3日目

• 山行: 6:16
• 休憩: 1:44
• 合計: 8:00

距離 10.0km 登り 607m 下り 1,492m

14:10 天狗山荘
6:20 6:21 天狗ノ頭
6:59 7:07 天狗ノ大下り
8:04 8:10 不帰キレット
8:29 8:41 不帰嶮（不帰一峰）
9:19 9:51 不帰嶮（不帰二峰北峰）
10:11 10:16 不帰嶮（不帰二峰南峰）
11:06 11:17 唐松岳
11:31 11:52 唐松岳頂上山荘
12:25 12:28 丸山
12:42 12:43 扇雪渓
13:20 13:20 第三ケルン
13:27 13:27 八方ケルン
13:33 13:36 第2ケルン
13:59 八方池山荘
13:59 ゴール地点

天候

1日目雨時々曇り
2日目基本ガス
2日目晴れとガス

アクセス

利用交通機関：

ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

八方に車を置いてバスで栂池高原に行きそこからロープウェイで出発
帰りは八方池からリフト

コース状況／危険箇所等

白馬山荘、唐松山荘がコロナで閉鎖中

写真

7/27 11:34

栂池へのゴンドラ内から
霧雨がパラつく

7/27 12:13

ゴンドラを降りて雨の中進む

7/27 13:29

天狗原頂上？付近

7/27 13:33

天狗原
湿原の原っぱです
木道もあり
前に見えるは白馬乗鞍岳

7/27 14:08

白馬乗鞍岳山頂手前はちょっとした雪渓あり

7/27 14:08

7/27 14:15

チェーンスパイクも持って来たが無くても登れる

7/27 14:28

白馬乗鞍岳頂上付近はハイマツの原っぱ

7/27 14:34

白馬乗鞍岳頂上

7/27 14:48

白馬大池が見えてくる
ガスの中ミステリアスな雰囲気でテンションが上がる

7/27 15:03

池の中はサンショウウオがウヨウヨ泳いでいて結構かわいい

7/27 15:06

白馬大池山荘
今日のテント地

7/27 15:38

テン場はフラットで設営しやすい

7/27 15:47

テント場の裏がお花畑でなんだかメルヘンチックな景色
とても気に入りました。

7/27 15:53

7/27 15:54

7/27 15:59

7/28 5:00

朝は晴れ！

7/28 6:05

7/28 6:26

7/28 7:25

小蓮華山に向かう稜線の上りから念願の雷鳥さんに遭遇！
写真では分かりずらいけど雛が4-5匹よちよち歩いています
見事な迷彩っぷり

7/28 7:31

7/28 7:32

7/28 7:32

2匹いるのがお分かりでしょうか

7/28 7:41

7/28 7:44

小蓮華山に着く頃にはガスガスになり展望0

7/28 7:50

7/28 8:16

7/28 9:23

白馬岳も展望0

7/28 11:01

晴れるとお花が沢山です

7/28 11:09

7/28 11:13

7/28 12:34

雷鳥の雛
親が呼ぶのを無視してお花を食べています
警戒心が無さすぎてこっちから配慮して近づかないようにしてるのに気にせず向こうから寄って来ます

7/28 12:36

雷鳥の親
ぽっぽっぽと雛を呼んでいます

7/28 13:01

7/28 13:09

7/28 14:00

天狗山荘が見えてくる

7/28 14:06

天狗山荘手前はちょっぴり雪渓が残ってます
こじんまりしてる小屋です

7/28 14:14

水場は雪解け水ダイレクトです

7/28 14:14

小屋裏の池

7/28 14:23

天狗山荘は小綺麗でお洒落です
小屋番さんもとてもフレンドリーで優しく話しかけてくれます。

7/28 14:23

テント泊者に優しい！
凄くいい山小屋です！

7/28 14:23

掃除も綺麗にされててとても清潔感があります

7/28 16:27

7/28 16:27

テント場はフラットな場所もありました。
この日は4張のみ

7/28 16:49

看板下に書いてある帰宅厳守の文字が印象的

7/28 19:09

夕焼け

7/28 20:17

夜はガスと雨とそこそこの風が断続的に入れ替わる状況

7/29 0:27

7/29 0:27

7/29 4:15

朝は快晴
テンションが上がります

7/29 4:52

ご来光

7/29 6:05

7/29 6:06

7/29 6:19

天狗の頭
ここまではアップダウン少なくフラットな道です
餓鬼岳がカッコいいです

7/29 6:45

7/29 6:59

天狗の大下りのスタート
長いガレた急降に尻込みします

7/29 7:01

7/29 7:04

下から見上げる

7/29 7:15

結構降りて来ましたがまだまだ

7/29 7:24

7/29 7:39

左に上がっていく部分が不帰キレット第1峰です

7/29 8:12

天狗の大下りの全景

7/29 8:30

7/29 8:32

第1峰から第2峰核心部が見える
左の峰を上がっていくイメージです

7/29 8:52

鞍部から第2峰を見上げる
壁っぽいです

7/29 9:07

核心部に入ると必死になるので写真が撮りにくい
これは思い出したように撮った天空の梯子を上から見下ろした写真

7/29 9:11

第二峰途中から見上げる

7/29 9:35

核心部クリア
ガスってて展望無し

7/29 9:45

第2峰北から第2峰南へ向かう

7/29 9:55

時々展望が良くなる

7/29 10:02

第2南から北峰を見る

7/29 10:08

7/29 10:08

7/29 10:30

7/29 11:04

途中の写真を撮らなかったけど、不帰キレットから唐松岳までもガレてて細い道であまり気が抜けない道だった
唐松岳についた瞬間一気に雰囲気が変わりしばし困惑
取り敢えずヘルメットを脱ぐ

7/29 13:00

7/29 13:10

久々に見えた下界

7/29 13:14

八方池が見えて来た
ゴールはもうすぐ

7/29 13:23

この白馬連峰展望図に載ってる山を今回の縦走で歩き切ったと思うと感慨もひとしお
子供の頃は憧れでしかなかった事ができるようになったのだなーと子供の頃に八方池に来た記憶を思い出す

7/29 13:58

7/29 14:14

下山は楽ちんです

撮影機器：

iPhone 12 Apple

感想

masao08162001

経験値を上げようと不帰キレットにチャレンジ。
天気が悪そうだったので白馬大雪渓を避けて栂池からスタート
情報収集が足りずこっちのルートでもちょこっと雪渓を通りましたが、こんな感じだったら白馬大雪渓も行けたなーとちょっと後悔
雨の中グチョグチョの樹林帯を抜けてたどり着いた白馬大池のテント場はお花畑が綺麗でなかなか素敵。
さっきの後悔は消えてこのルートで良かったと思い直す。
2日目は雷鳥坂で念願の雷鳥に遭遇。
道ゆく人と雷鳥情報を交換しながら進み、結局4回も遭遇！
本当に人を怖がらずに下手すると寄ってくる危機管理意識のなさに癒されながら進む。
雛もかなりの数居たので結構繁殖できてるのかな？
今回は不帰キレット目的だったのでピークにはあまり関心が無く白馬岳も特に感慨なく通り過ぎる。
2日目は雷鳥とお花畑に癒されるハイキング気分でした。
天狗山荘はお洒落で綺麗で小屋番の人も凄くフレンドリーかつサービスもよくて感激。
テント場は4張りで宿泊も1名のみと閑散としていました。
水場はワイルドな雪解け水でしたがもっと繁盛してほしいです。
3日目は本番の不帰キレット。
天狗山荘にいた全員が不帰キレット方面に進む。
緩やかな道を進み天狗の大下りが始まると1・2日目とはまるで違う緊張感。
ガレガレの急勾配でかなり嫌な道。
道の先にはどう進むのかよくわからない複雑な地形しか見当たらない。
困惑しつつ進むと割とあっさり不帰キレットの底に到着。
第一峰もあっさり登れる。
しかし第二峰はまさにそそり立つ岩山。
下から見ていてもどう登っていくかよくわからない。
取り付き部分で休憩していた人が経験者で色々教えてもらい、なんと無くイメージは出来ることが出来ました。
取り敢えず岩にしがみつくとなんと無く進む方向がわかっていく。
鎖を使いながら登るのは良いのだが、途中で水平移動する道が狭くて高度感もあり結構怖い。
結局今回の行程で一番怖かったのは第二峰に至る過程のただの道の部分。
天空の梯子と言われる水平移動用の鉄梯子もなかなか。
正直不帰キレットより天狗の大下りの方が嫌でした。
不帰キレットを超えても緊張感が必要な細い道が唐松岳まで続く
唐松頂上に来た瞬間登山者も多く一気に雰囲気が変わり緊張感も解ける
しかし補給予定だった唐松小屋がコロナで閉まっていて水も補給できず。
バテバテで八方池まで降りて行きました