○○さんを訪ねての山行 妙義山(関東ふれあい道)
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- GPS
- 02:26
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 681m
- 下り
- 810m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
石門群の鎖場は、注意必要です。長い鉄の階段は、すれ違うのは困難で、人が多い時は渋滞しそうです。その他は、危険箇所は少ないです。 GPSを途中、停止し、入れ忘れ、中間部、ログがありませんが、関東ふれあいの道と同様です。 |
写真
感想
昨日は赤城山を堪能したのちに、磯部温泉泊にした。今回の山行の目的の○○さんとここで合流。磯部温泉は、磯部せんべいと温泉マーク発祥地のようです。さらに、宿泊した宿は、舌切り雀のお宿とか、おもしろい。温泉は、さっぱりとした温泉で、山の疲れを大いにとってくれた。もちろん、○○さんとの会話深夜まで弾む。こうして、翌日の今日は、いよいよ、楽しみにしていた妙義山。
行程は、最上級の妙義山の縦走は我々には危険なので、中の岳神社と妙義神社間の安全性の高い関東ふれあい道と、一部初心者も可能なタルワキ沢から白雲山(相馬岳、玉石)に体力が残っていればピストンである。中の岳神社駐車場と妙義神社の道の駅駐車場に車をそれぞれ配置し、片道とした。
駐車場から石門群登山路入口まであるく間に、気持ちが乗ってくる。石門群登山路入口でにこやかな写真を撮る。まずはカニのこてしらべと名付けられた2m前後の岩を越える。岩は、うまく、足場が切ってあり、なんなく乗り越えられる。第一石門、なんでこんな形がと思いながら通過。カニの横這いという20m前後の鎖場にとりつき、横あるきをし終えると、タテバを数メートル上ると、狭い第2石門が隙間を開けている。そこを越えた瞬間、どんと20m前後垂直に降りる鎖場である。第2石門の岩に空木の心者の私は降りる。仙人様が、下から、足裏全部使うように降りろとかご指導、ありがたく受け取る。降りた後振り返ると新緑に包まれた第2石門の隙間が、まさに隙間が見える。みんな楽しそうな笑顔あげる。次は片手さがりと名付けられた鎖場、足場がしっかり確保されているので安心。おりると、今度はのぼり。アップダウンが続くようだ。足元には、クワガタソウの白い4枚花弁がかわいい。またのぼり。その間に、白いギンリョウソウを発見。にこにこです私。第三、第四石門の分岐。第四石門に向かい岩を登る。登山案内もあり、間違いようがなくありがたい。関東ふれあい道「さくらの里と石門の道」おかかれた案内板から、すぐに大きな第4石門。石門の中には、向こうにある大砲岩が見える。東やもあり、一呼吸。これをくぐると、新緑のトンネルの中を歩く。先ほど見えた大砲台に行けるようだ。途中までの見晴らし台に行く。日差しに輝く岩山、遠くには、岩船山、足元は、断崖、そして、下野の白い花がかわいらし。おやと足元をみると、銀ランが。ちょっとうれしいね。ここからは、岸壁の下の狭いスペースをずっと、岩壁に沿って歩く箇所が多くなる。新緑がまたうれしい。地表から2か月遅れだろうか?また足元には、クワガタソウが群れる。さらには、白い空木が、登山道に垂れ下がる。みんな思い思いに楽しそうだ。つつじが見える。終わったあとだろうか?ときおり、木々がはれ、岩山の鋭いシェープが見える。今日の天気でも涼しく歩
ける。何か所か崩落個所があり、注意は必要だが、しっかり、管理されており、ロープやテープが張られている。長い岩壁を歩き終えると、今度は、長い鉄の階段を下りる。それだけ急な岩山だから、これが一番安全な方策なんだろう。なかったら歩けないだろう。両側が、断崖絶壁の岩尾根ですから。鉄階段の途中で、新緑と山々に目が奪われる。美しい。異様な岩山の形は、魅力でもある。延々と続く鉄階段を下りると木漏れ日の道。木漏れ日の中、ご一緒したメンバーのいい顔が見える。だいぶ下る。
間も無く、四阿という休息ちに着く。あづま屋がある。ここで、お昼にはまだはやいので、水補給と行動食も補給、仙人様は、こも四人では、唯一煙草を吸うが、美味しそうに吸っている。山とアルミボトルウイスキーとくちゃくちゃの煙草ってイメージは、もう古い?白雲山への入口にあたるタルワキ沢まで半時間程なので、そこで食事をしながら、ゆっくりしてから、登るかどうか判断しようということになった。
新緑木漏れ日の登山道は、思いの他涼しく、タルワキ沢を見つけられず、歩みを進めると、あれれと言う間に、十メートル前後の大黒の滝に着く。大黒の滝から落ちる水は、あれ?流れの先はなく、伏流水となる様だ。大黒の滝から十分程で、第一見晴、断崖絶壁だが、そこには、定家葛が、生い茂っていて、足元がありそうで怖い。定家葛と言えば、以下も様な伝説も頭に浮かび、尚更に、怖い。
『鎌倉時代の歌人、藤原定家は、才色兼備の女流歌人である式子内親王に恋心をもったが、いくら大歌人の定家であっても、後白河帝の第三皇女とあっては、とても手の出しようがない。そのうち、清らかな処女として内親王は加茂の斎宮になり、やがて出家して死んでしまった。それから40年ののち、79歳で定家はこの世を去ったが、彼の塚からは不思議な草が生え出し、それほど遠くない式子内親王の墓に向かって細いカズラを伸ばし、墓に達すると葉を茂らせて、塚を覆い尽くしたという。
世の人たちは、「定家の執念が残っていて、今やっと思い人を抱きしめることができたのだろう」と噂し、この草を「定家葛」と呼ぶようになった。』
近くの道標によれば、大の字には、ここからいけそうだが、時間的にも、体力的にも無理そうなので、断念し、妙義神社に向かう。ここから妙義神社は、15分程で到着。万歳の写真を撮り、無事の帰還に感謝して、妙義神社でお賽銭をあげ、道の駅に置いた車で、中之岳駐車場へ戻り、車をピックし、もみじ湯で、⚪️⚪️さんと一緒に、露天風呂に身体を沈め、疲れをとった。
こうして、楽しみにしていた⚪️⚪️さんを訪ねての山行が、お天気の中で終えた。またお会いしましょう。また行きましょう。
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