越後駒ヶ岳 〜環水平アークに彩られる〜
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,693m
- 下り
- 1,693m
コースタイム
8:55 小倉山 [1378m]
10:00 百草ノ池
11:45 駒ノ小屋
12:20 越後駒ヶ岳 [2003m] (昼食 13:00)
13:15 駒ノ小屋
14:20 小倉山
16:20 駒ノ湯温泉
天候 | 快晴弱風 10時ぐらいに環水平アークが出現する幸運にも恵まれました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駒ノ湯 【アクセス】 関越自動車道 小出ICから約30分 【周辺施設(小出IC〜駒ノ湯)】 道の駅ゆのたに セーブオン ローソン 【トイレ】 上記周辺施設 大湯公園 駒ノ湯山荘 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ◆駒ノ湯〜小倉山 鎖場が1ヵ所あります。雪解け水により滑りやすいので要注意。 小倉山の少し下から残雪があります。山頂に雪はありません。 ◆駒ノ湯〜越後駒ヶ岳 ほぼ雪道ですが、夏道の出ている箇所もあります。 傾斜がきついところもキックステップで登る方がほとんどですが、我々はアイゼンを装着しました。 【駒ノ小屋】 バッチ売っていました。1種類で500円。木のストラップも売っていました。 登山者名簿が置いてあります。 宿泊は素泊まりのみで、協力費2000円。 テント場もあります(10張弱)。500円。 |
写真
感想
2週連続の新潟山行は越後駒ヶ岳。
金曜日の仕事を定時で切り上げて帰宅。準備して出発。大和PAで3時間寝て、朝食を済ませて出発。
5時に登り始める予定でしたが、なんだかんだで40分の遅れ。山頂までの高低差が大きいのでハードな山行になりそう。
しばらくは樹林帯。木と草と鼻と虫に囲まれた登山道は急登で、しかも天気が良いので暑い。発汗量半端ない!646ピークからのんびり歩き、鎖場を登ると残雪の急斜面が。ここから雪道と思ってアイゼン装着して登るとすぐに夏道になりアイゼンを外す。この作業は何度かありました。キックステップ歩行技術の習得が求められます。
小倉山で休憩。ここから先は本当に雪道(夏道が出ているところあり)。急斜面でないところはアイゼンなしで、急斜面はアイゼン装備で。着脱は面倒ですが、これも危険回避のため。
百草ノ池は雪の下。そこで空を見ると、荒沢岳上空に彩雲!!ではなくて後から調べたら環水平アークという現象らしいですね。いずれにせよ素晴らしい。ここにいることに感謝しました。
駒ノ小屋直下の急斜面を息も絶え絶えに登ります。駒ノ小屋前で管理人さんと少し話をして、冷たい水をいただきました。水うめえ!
それから山頂アタック開始。雪の斜面をザクザク登り、登山口から6時間40分、越後駒ヶ岳に登頂。
大展望!
新潟の山は詳しくなので、地図で確認。北に見えるのは守門岳と浅草岳。両方とも標高1500m台ですが雪たっぷりのようです。さすが豪雪の新潟。登っているあいだずっと見えていた荒沢岳の奥には燧ヶ岳、至仏山、平ヶ岳。南には巻機山。お隣の八海山、中ノ岳もよさそうな山ですね。八海山の奥には妙高山と火打山がうっすらと。
展望と昼食を楽しみ、食後のコーヒーを味わって山頂を後にします。駒ノ小屋でバッチを買って下山です。
駒ノ小屋直下の斜面ではビビりのtanyaさんが出現。プルプルしながら下ってきます。そのあとはシリセードを駆使しておよそ1時間で小倉山に到着。雪山の下りは早いですね。
この春最後の雪山になるであろう残雪歩きを楽しみ、雪解けで濡れた樹林帯を颯爽と下り、登山口に戻りました。
登り約6時間40分、下り約3時間20分。
登りは我々が最も遅いペースでした。この時期の登山者は猛者ばかりですね。
ものすごく疲れましたが、同じくらいの充実感を得られました。珍しい自然現象を見ることができて幸運でした。
【次回の予定】
登るとしたら土曜日。雪山なら吾妻山。雪山でなければ奥秩父か丹沢か。それも天候次第で。
コメント
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素晴らしいですね!
虹とは形が違い、初めてみました。
駒ノ湯温泉から登られたのですね。
駒ノ湯温泉からは標高差がかなりありますよね。
健脚ですなぁ...。
天気も良く、実に気持ちの良い山行で何よりです♪
去年秋、枝折峠駐車場からの往復山行の際、真夜中に枝折峠駐車場へ向け小出奥只見線(ほとんどトンネル)を走行中、トンネル内を軽装な人が一人歩いていて、一瞬血の気が引きました。
恐わっ...。
すみません、余談でした(笑)
ayamoekanoさん、こんばんは
環水平アークは私も初めて見ました。まあ、その名前すら知らず、彩雲だと思っていましたが(笑)
自分たちはそれなりに健脚だと思っていましたが、この日会った登山者は雪慣れしているのか、結構な斜面を華麗なキックステップで登って行きました。まだまだ技術不足ですね。
トンネルとか日の出前の暗い道を歩く人って、ある意味勇者ですよね!それが山奥ともなれば野生動物が…
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