白山に神のリング
- GPS
- 07:42
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 1,496m
- 下り
- 269m
コースタイム
6:45登山口
7:40中飯場
9:20甚之助避難小屋
12:00室堂
(大休止・荷物デポ)
14:00御前峰(最高峰)
<25日>
7:20室堂
9:45登山口
天候 | 24日快晴 25日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
中飯場より少し先から残雪が現れました。 甚之助避難小屋より先は傾斜急でアイゼン装備。 今回も黒ボコ岩まで抜ける通常ルートではなく、エコーラインへ抜ける 積雪期だけの直登ルートで登りました。ちょっとピッケルあればなとは 思いましたが、ストックでも充分です。詰めたところで5mほどのヤブ漕ぎ。 室堂から頂上までは、風が強いのか雪があまりなく、アイゼンなしで往復できます。 |
写真
感想
去年訪れた残雪の白山に魅入られ、また今年も行ってしまいました。
いろいろ都合つけた挙句、フタを明ければ去年と一日違い。さて、今年の状況はどうでしょう。
車から降りた登山口の空気は大阪とは違い冷たく澄んでいました。朝日に照らされた樹木の緑もまだ若く、やっと春が訪れた風です。路肩にはフキノトウやコゴミ、ニリンソウ、アシタバ、アザミなどの山菜も見受けられます。でも採っちゃだめですよ。
去年は中飯場を過ぎたあたりから残雪を歩いたのに今年はもうありません。申し訳ない程度のものが時折のぞくばかり。でも甚之助へ至るまでの斜面ではしっかりと雪道にかわりました。陽光が反射して雪面が眩しい!皆様サングラスをお忘れなく。
雪は緩めでキックも食い込み、緩い斜面ならアイゼンなしで登れますが、甚之助から弥陀ヶ原へ至る急斜面ではちょっと不安。アイゼン付けます。去年歩いたエコーラインからの景色をもう一度見たくて、南竜寄りのちょいバリエーションな積雪期限定ルートを直登します。なかなか急で踏み跡も少なく、1ステップの度に何回か雪面を蹴り込んで足場をつくりながらのスリリングな登りでした。詰めたところを5mほどヤブ漕ぎしたらエコーラインの稜線です。
目に飛び込んだのは先ず御岳、続いて乗鞍、穂高でした。今いる白山含め、この季節にここまで白い山がどれだけ残っているのでしょうか。ポツンポツンと高みにそびえるそれらはなにか、神々だけの対話をしているような荘厳な白さでした。
やっとこさ室堂山荘に着いたら、荷物をデポして頂上へ。風が強いのか雪はなく、室堂からはアイゼンなしで登れます。約30〜40分。頂上の大展望はもちろんですが、快晴&ほぼ無風。寝不足もあってか相棒はコックリコックリ。2700mの吹きさらしで気楽にできるもんじゃないですな。
今年も室堂山荘に宿泊です。この時期は要予約、自炊のみとなります。寝具もあるので、食材、火気類を持ち込むだけでテント泊よりはずいぶん軽い荷物で宿泊できます。調子に乗りすぎて持っていった酒が随分余りましたが…。
最後に。
今年も多くの山スキーヤーがおられました。
「えぇそんな斜面滑るの?」といった場合もあれば「これスキーだったら気持ちいい斜面だろうに」「スキーだったらもっと楽に降りられるのに…」と思う場面も多かったです。「俺もいつか…でもまた金が…」そんな話をしながら下山しました。
こんにちは
雪の白山も素敵ですねー
その鳥居に下で子どもと一緒に写真を撮ったのですが、
そんな高さまで雪があるなんてビックリ
あとで子どもにもみせてみますね
Cocoe さんお久しぶりです!
コメントありがとうございます。
日々大阪で梅雨が迫りゆく空気を吸っている者にとっては白山の風は清浄そのもの!不思議と悩まされていた肋間神経痛がかなりマシになりました。
なんか山が心身ともに回復場所になってきた感があります。
Cocoe さんもお体には気を付けて、またどこかでニアミス?できればなと思います!
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