七倉岳と船窪小屋

2022年07月30日(土) [日帰り]

• GPS: 09:05
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,478m
• 下り: 1,559m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:12
• 休憩: 1:53
• 合計: 9:05

距離 9.6km 登り 1,478m 下り 1,568m

4:56 スタート地点
6:06 6:07 唐沢ノゾキ
6:45 6:49 岩小屋
8:00 8:12 鼻突八丁（八合目）
8:58 9:07 天狗の庭
9:59 10:33 船窪小屋
10:41 11:02 七倉岳
11:11 11:35 船窪小屋
11:53 12:00 天狗の庭
12:22 鼻突八丁（八合目）
12:47 12:48 岩小屋
13:16 唐沢ノゾキ
13:59 七倉登山口
14:01 ゴール地点

04:47 スタート(0.00km) 04:47 - ゴール(9.76km) 14:01

天候

朝方は晴れ、気温もすでに上昇。森林限界を超えた9時頃にはガスガス、さすがに山頂付近は涼しかった〜

アクセス

利用交通機関：

自家用車

前日夜10時頃七倉山荘前駐車場着。駐車率6割くらいかなぁ。朝方4時くらいでもまだ空きがありました。

コース状況／危険箇所等

天狗の庭までの樹林帯は木の根をステップにする箇所が多く、特に下山時は滑りやすいので注意が必要。

その他周辺情報

下山後は駐車場の目の前の七倉山荘の日帰り入浴を利用しました。
浴室はこじんまりとした清潔な感じで、少し熱めの露天風呂では渓流からの涼しい風に当たりながら汗と疲れを流すことができました。
660円、ボディソープ・シャンプーあり。

写真

7/30 4:48

高瀬ダム方面のトンネルの手前を右に入ったところが七倉尾根登山口です。

7/30 4:49

スタート〜

7/30 4:52

最初は林道歩き。ここから登山道開始です。

7/30 5:34

船窪小屋まで10箇所のカウントダウン。
ワンポイントガイドのコメントもアリ。

7/30 6:18

唐沢のぞき。小屋まで4時間！

7/30 6:46

岩小舎。巨大な岩です。

7/30 7:33

かわいい看板

7/30 7:58

鼻突八丁。ここからハシゴの連続。

7/30 8:10

ハシゴがたくさん出現します！足が上がらない〜

7/30 8:17

眺望が開けてきた〜

7/30 8:22

まだまだ青空。日差しがジリジリ、滝汗〜

7/30 8:43

七倉ダムがガスの向こうに見え隠れ。

7/30 8:43

森林限界を超えてきました〜
ガスがだいぶ上がってきた。

7/30 8:54

ハイマツの径のその先に

7/30 8:58

やっと着いた天狗の庭。ここまで長くキツかった〜
ガスガスで何も見えないけど、達成感で満足です。

7/30 9:05

たまにガスも取れて向かいの山並みも見え隠れ。

7/30 9:07

ハイマツが瑞々しい〜

7/30 9:12

七倉岳方面。たまに青空。

7/30 9:16

9合目？まで来た〜あとちょっと。

7/30 9:20

周りはガスガスだけど、植物はきれい〜

7/30 9:40

稜線沿いのお花畑。まだお花が残ってました〜

7/30 9:44

チングルマも綿毛です。ガンバレ！

7/30 9:50

やったー10合目！

7/30 9:49

カウント10で振り返ると、いきなり針ノ木・立山方面の山々がド〜〜ン！

7/30 9:53

小屋もすぐそこというところで雷鳥の大家族に遭遇！

7/30 9:53

親鳥が7羽のヒナたちを見守っていました。

7/30 9:59

船窪小屋に到着〜
山々のお出迎え。

7/30 10:11

タルチョたなびく船窪小屋。
小屋番さんからご挨拶をいただきました。
青空も見えてます。

7/30 10:28

小屋前のベンチで一休み

7/30 10:28

曇りがちでしたが、なんとか眺望もゲットできました。

7/30 10:31

念願だったタルチョも見ることができました。
鐘は鳴らしませんでした。

7/30 10:46

小屋から10分。七倉岳登頂です。

7/30 10:52

ガスガスながらも、ダイナミックな山肌を堪能。

7/30 10:52

時間と共にガスが濃くなってきた。

7/30 11:10

小屋に戻ってきました。
ガスの中の小屋もステキです。

7/30 11:13

トイレをお借りしましたが、不思議なことに全くの無臭！
なんかの処理装置とのこと。

7/30 11:52

下山します。

7/30 12:04

下山時の方がダムがはっきり見えました。

7/30 12:22

ハシゴは下りの方が神経を使います。

7/30 12:47

登りでも通過した岩小舎を上から見たところ。巨岩です。

7/30 13:59

ただただ黙々と急坂を下り、1/10のところまで来て小雨がパラついてきましたが、なんとか無事下山しました。

7/30 13:59

トンネルから吹く風が冷たくて気持ちいい〜

7/30 14:08

下山後はすぐ目の前の七倉山荘の日帰り温泉に直行。

7/30 14:57

お風呂上がりはビール、いやハイボール、ダメダメ車なのでスパークリングりんごジュースでカンパーイ。おいしかった〜

7/30 17:47

本日の戦利品、船窪小屋の手ぬぐい。
ランプのデザインがシブい！

撮影機器：

iPhone 11 Apple

感想

アルクマ

はじめましての七倉岳登山。
憧れの船窪小屋のタルチョ。

先週予定していましたが土用丑の日ということで鰻で一杯やってしまったため延期となっていましたが、今週は土曜休みとなったので前日の夜から車中泊で乗り込みました。
夜明けと共にスタートしましたが、曇りがちというのにとってもムシムシ汗ダラダラ、目眩がするほどの急登で何度も途中リタイヤが頭をよぎりました。ここって北アルプス3大急登だったっけ？と思うくらい、途中の休憩ポイントもほぼ無く、ただただ樹林帯の中の急登を途中ハシゴをよじ登りながら、天狗の庭まで1300mの標高を黙々と稼ぎます。
天狗の庭にようやくたどり着いた時には、ほぼガスの中でした。
それでも小屋まであと少しというところで目の前に裏銀座の眺望がド〜〜ンと開けたのは圧巻でした。
その直後、山道に1羽の雷鳥が自分の目の前で行ったり来たり、そしていきなり羽ばたいていきました。後を追うと飛んでいった先ほどの親鳥を見つけて7羽のヒナたちがワラワラと姿を現しました。その後人を気にすることも無く親子でくつろいでいました。ガスガスでもこんなことも体験できて大変ラッキーでした。
小屋に着いてトイレを借りようと思い、小銭がなかったのでジュースを買って100円玉でお釣りを貰おうとご主人にお願いしたら、トイレはお金いらないと言われ、即座に理解できませんでしたが、はたしてトイレの前には料金箱はありませんでした。
臭いも全く無く、清潔なトイレを無料で使わせていただき、ただただ感謝でした。
今回は船窪岳までの予定でしたが、小屋までの行程で体力を使い果たしてしまったのと、七倉岳山頂からの眺望もガスに遮られてしまっていたので、ここは無理をせず、いつかの烏帽子岳周遊の時までおあずけとしておきます。
憧れだった山頂の小屋のタルチョを見ることができて、大満足の山行でした。
しかし、七倉尾根は想像以上にハードで、気をつけていたにもかかわらず下山後は軽い脱水症状となってしまいました。
やはり日頃からのトレーニングが大事だなと痛感した次第です。

コメント

Penco_

七倉〜おっ私も企んでる〜と思ったら七倉、船窪かぁさすが〜と思ったよー。
私は今年七倉から野口五郎で鷲羽までつなげようと検討中！

アルクマ

Penco_さん、コメントありがとう〜
七倉岳まで行ってきました〜登り応えのあるルートでした〜
七倉からの裏銀座、憧れるよネェ〜
鷲羽の先は槍かな？双六かな？
いつも対岸から眺める山稜を、いつか縦走してみたいなぁ〜