安平路山 南尾根
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- GPS
- 12:38
- 距離
- 21.7km
- 登り
- 1,970m
- 下り
- 1,991m
コースタイム
07:00 1430m地点(刈り払い道と合流)
07:48 1576.8△
08:15 1670p
以降藪漕ぎ中10〜20分に1回程度休み☆
11:00 松川御所平小屋
12:45 安平路山 13:15発
14:39 松川御所平小屋 14:48
16:25 1576.8△ 16:35
17:45 林道
18:20 駐車地
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
松川入林道起点から4km程の地点に「安平路山方面」と表示がありますが、今回このルートに1430mピーク地点から合流ました 1770m位までは笹刈りをして頂いています(ありがとうございマス!) 以降、山頂までは高低差600m。ルート中95%過酷な藪です・・・表示はもちろん、テープ類もほとんどありません。 尚、大平へ抜ける林道(鳩打線?)は現在、松川入林道との分岐以降通行止めでした。 路肩工事の為らしいですが、擂古木山方面を目指す方は飯田市役所などに状況を問い合わせた方が良いかもしれません☆ |
写真
感想
楽しい苦行でした(笑)
累計標高1300以上でその内2/3以上をマジで笹の藪漕ぎだったのは初めてでした。
登山をされる方の殆どは登攀という苦行(?)に打ち勝ち山頂に立つの事に悦びを見出しているワケだと思うので、藪漕ぎもまた山頂に立ち、無事帰ってきたら悦びに変わるわけです。
でも・・・しばらくはいいかな(笑)
今年のGW前半にヤマ友ふーさんから「松川入からの安平路ルート登ってみませんか?」と声をかけて頂き、この山行きが決定!
藪があるのは承知の上だった(藪があるので私を誘った?)ので、本当は残雪期に登りたかったけど、お互いの都合が合わずこの時期になりました。頼みの綱は1900m辺りまでの笹の刈払いがしてあるらしい・・と言う情報でしたが、人が少ないルートは2〜3年もすれば笹は伸びますから、現状はわかりません。
本来の「安平路山方面」とある場所からではかなり長い尾根だと思われたので、ショートカットしてその尾根に乗るルートを提案。下りは様子によって他の尾根を周回してくるつもりでした。
取り付きからはかなりの急登でしたが、藪もまばらなところもあり何とか予定の尾根へ。予想通り刈払いがあったのでやはりこの尾根筋だと確信。しばらくはルンルン気分でした♪
しかし、1770m辺りで笹刈りは終了。ここからは藪漕ぎです。ここまで笹を刈って頂いた苦労に感謝しつつ、山頂を目指します。
ふーさんも顔にまとわり付く羽虫や激笹藪に少々青ざめながら進みマス。すごいストレス感じてるみたい・・・(><)
立ち休憩でパンツにくひっついてるマダニも発見!ふーさんに1匹、私に2匹(><;)ここからはお互いに休憩ごとに自分でチェックできない背中とかを確認しながら進みます。
「俺はヤブ屋じゃないから!」と言いつつ、今日はなんかスゴくがんばるふーさん。
「2210mピーク辺りで引き返してもいいですよ」と言う私に「いや、あと160mでしょ。行けるなら、行こうよ」と超前向き発言に私も覚悟が据わり、無事山頂に立てました。
ふーさんは多分、自分が誘ったんだから・・ってすんごく頑張ってくれたんだと思います。帰路は超ヘロヘロで・・コムレケア(痙攣止め)3回飲んでましたね(笑)・・・なぁんて笑えるのも無事帰れたからですが。
藪漕ぎは通常登攀の1.5倍は時間と体力と精神を使うと思います。
オマケに道なき道・・おかげで又鍛えられましたが(笑)
道なき道を行く時、地図とにらめっこしながら、少しの高度や尾根や谷の形状の変化、前方のピークの目測高さetcをなぞりながら歩く時・・・本当にヤマにドップリ浸ってる感じがします。そんな意味でのヤマも楽しめたし、やっぱりふーさんと頑張れたから山頂に立てたんだと思います。
今回も山とふーさんに感謝!でした。
ところで往路1410m辺りの谷からの「ガサガサ・・ゴホンッ!」は誰だったんだろう!?こんなトコで藪を漕ぐのはてっきりyama-takeさんっ?まさかの今週も!?思ったけど(笑)
コメント
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その日に入ってました
沢からですが
ピンクテープMはオイラです
連れが人影を見たって言ってたから
kokuzooさんかと思ってたら
やっぱりでした
流石です
ども♪kokuzooさん、こんにちは〜♪
うぅ〜
たっぷりをヤブを楽しんできたようで
御所平小屋の中が気になってしょうが無い
『ふ』(笑)食べちゃったんですね
私はもう少しでヤマに行けそう♪あぁ〜早く行きたい!
お二人とも、多分、マゾヒストですねえ、藪とわかってて行くんだから・・・。
この日は、気温急上昇で、虫が群がりましたよね、瞬きすると、目に入ったりして・・・。
い。1.5倍の速度で進めたのは、そこが南信のササ藪だったからでしょうね・・・。奥美濃とか、飛越国境とかの日本の分水嶺では前進不能な箇所もあったりして、何倍にもなるかと思いますよ。相当なマゾヒストと思われるあなた方に奨めます、一度、そういう所に行って来られることを・・・。そうすると、多分、前進可能な南信のササ藪が、ありがたく思われることでしょう。
この記事は、とても面白かったです。またお願いします。
こんにちは〜♪kokuzooさん(*^_^*)
『楽しい苦行でした』(笑)・・ってkokuzooさんにとっては冗談じゃなくて、ツラくても本当にそうなんだろうなぁ
一人で歩く楽しみ、またお仲間さんだったり山で出会った方だったり一緒に味わう楽しみ、景色にしても、樹林の中を歩いたり、稜線歩きだったり、岩岩を登る楽しみだったり・・それぞれにある楽しみの中に、kokuzooさんが好きな道なき道を切り開いて歩いて行く事や藪ヤブを歩く楽しみもあるんだろうなぁ〜と思います
・・思うだけで、私はやっぱりう〜ん
本当に楽しい苦行
お疲れさまでした
雪とラッセル、山菜 の次は、笹とダニでしたか。次は〇〇ですね
あの小屋は結構新しいようにも見え、コースタイムが書いてある所をみると、誰かがルート工作をしているとか? ぜひ戸を開けて欲しかったなぁ。
SAYAKAFUさんとの劇的な出会い、惜しかったですね
赤線の無いところ、薄いところの開拓を今後も期待しております。
こんばんわ
お元気そうでなにより
ふーさんとも「あの沢を藪漕ぎして登って来る時点でタダモノじゃないですよ☆」と話してました
お互いに反対の沢と尾根から藪漕ぎでニアミスなんて偶然ですね
あの尾根からなら安平路山だよね・・と、時々後ろを気にしてました
ああいう山では動物に会うより人に会う方がびっくりですね(笑)
本格的な沢はこれから気持ち良さそうですね。頑張って下さい
momoGさん
momoさんは念丈周回の藪漕ぎ体験を思い出して「ぞわわぁ〜
私も藪が好きなわけではなくて、大丈夫なだけですょ
目指す山へ目指すルートから行こうと思うと藪漕ぎの時もある・・って感じなので
御所平小屋の中ね〜白いものが・・うぅ〜〜・・・
・・・は冗談ですが、なんかああいうのダメです(><;)怖くて近づけません
『ふ』♪こないだmomoさん抹茶だったよね〜
momoさんの本格始動までもう少し!?楽しみにしてま〜す
ので、マゾヒストではありません(笑)
わはっ
『1.5倍』は1.5倍は遅かった、と言う意味です。確かにここの笹薮はまだまだ良い方で、経験浅い私の中でも4〜5番目位かな?でも前述の通りマゾではありませんので、あえて前進不能な笹薮に突っ込みたいとは思いませんよ(笑)
でも!!floatcloudさ〜〜〜んっつ
そんな藪に行くようにお奨めしたり、面白かったからまた藪漕ぎに行けと言われたり・・(しばらくイイでぅ・・泣)
floatcloudさんは間違いなく『ドS』ですね
正体がわかって大ウケしてました
藪漕ぎはしばらくfloatcloudさんのブログで堪能しておきます
こんばんわ〜
やっぱり帰ってくると、キツかった事とかも全〜部・・充実感と言うか、楽しかった思い出に変わりますよね〜
道なき道を行くのは好きですが、藪はそんなに好きではないんです
ただ、どうしても付きモノなので・・でも苦しかった後の充実感はイイかも
山の楽しみ方は人それぞれだと思うし、無理して苦手な藪を漕ぐ事はないかと思います
薮漕いでても全然凄い事はないし、それよりも全国どこでも行っちゃう位のバイタリティ
遠くの山も行きたいけれど、多分近くに山
今回もふーさんに気持ちの面で助けてもらいましたが、kchanはいつも心強い『相方さん』と一緒でいいですネ
ん?力強いのはkchanの方だっけ
またパワフルなkchanレコも楽しみにしています
ハイ、次は授血です
ウソウソ!・・できればお会いしたくないです
山菜はまだ続いてますが、蕗でひと段落です
まだまだ安平路の尾根は沢山ありますから、yamaさん、こちらも気が向いたらヨロシクです
小屋は私の感覚的には・・ですが、昭和末から平成頃の築に感じました。
gooってみたら、中電の作業小屋だったみたいですね。中には囲炉裏もあるそうです(14年前の記録)
反射板がある頃は点検の人も来てた為でしょうか?稜線の縦走路より山頂からの踏み跡が濃かったようです。
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