横尾山〜剣尾山・土ヶ畑ルート(能勢・亀岡)
- GPS
- 04:39
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 702m
- 下り
- 701m
コースタイム
10:50 山道入口(ゲート)
11:02 峠
11:55 播磨中央線171鉄塔
12:34 能勢の郷方面下り、西側尾根分岐
12:37 横尾山山頂
13:05 剣尾山山頂 〜休憩
13:30 出発
13:36 大阪環状自然歩道分岐
13:56 野外活動センター登山口
14:08 第2直登コース登山口
14:21 笠山コース登山口
15:04 土ケ畑口バス停
15:24 土ケ畑公民館
天候 | はれ …うっすらPM2.5日和? 最寄のアメダス観測点『能勢』当日の気温 朝の最低気温 10.8℃ ( 4:38) 日中最高気温 25.7℃ (16:19) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※10台程度の駐車スペース有。当日は近隣の工事車両が複数台駐車。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
昨年末、積雪の中歩いた横尾山〜土ヶ畑への尾根筋を、今回は土ヶ畑側より歩きました。 剣尾山よりの下山は始めて大阪環状自然歩道と、新たなルートも試しましたが、ハイキング道として整備されているエリアは人気の高い山らしく?安心して歩けます。 尚、剣尾山よりの下山した大阪府立総合青少年野外活動センターは2011年に一般利用は閉鎖?されており、施設の利用は出来ないようです。 ■土ケ畑公民館〜171鉄塔〜能勢の郷方面下り、西側尾根分岐 府道54号より山道へ。峠に至るルートは崩落や倒木等荒れており、近年は山道として利用される程度のようですが、以前は馬が通れる程度の道幅、九十九折れの道が整備されていたようで、土ケ畑地区〜西側の天王地区へ至る生活道として利用されていた様子が伺えます。 辿る稜線は、大阪・京都の府境界となっており、赤い樹脂製杭、時折石杭も設置されておりますが、樹脂製杭は境界以外の谷や尾根にも設置されているようで、辿る際には注意が必要です。昨年末歩いた際には特に気にならなかったのですが、進行方向によりイメージが異なるようです。 171鉄塔より東側には、途中より地形図上破線道となっていますが、特に状況は変わりません。険しい道ではありませんが、夏場は藪が気になる区間もありそうです。位置確認は慎重に! ■能勢の郷方面下り、西側尾根分岐〜剣尾山山頂 遊歩道レベルの歩き易く快適なルートが続きます。横尾山より剣尾山方面へは道標も設置されており、怪しい分岐も散見されますが、よく踏まれた明瞭なルートは基本一本道に付き、迷う心配は少ないでしょう。剣尾山山頂近くは一部岩場となっていますが、特に危険はありません。 横尾山山頂は北側の眺望のみ、剣尾山山頂は概ね360℃の眺望が広がりますが、北側は横尾山への稜線に遮られます。 ■剣尾山山頂〜野外活動センター登山口 大阪環状自然歩道に指定された区間となり、野外活動センターよりの登山道として整備されたルートの一つです。木製階段の整備箇所が多いものの、特に歩き難い類のものでもなく、要所に道標も設置されており安心して歩けるルートです。 ■野外活動センター登山口〜土ケ畑公民館 峠近くまで舗装路が続き、土ケ畑方面への下りは荒れた山道となっています。峠を過ぎてもしばらくは野外活動センター側より車が通れる程度に整備された痕跡が見られますが、土ケ畑近くは波の山道程度、ルートそのものも不明瞭です。破線道をあてにせず、住宅地へ降りるのが無難なようです。 【主な過去の記録】 ■剣尾山・土ヶ畑ルート(能勢・亀岡) 2013年12月23日(月) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-385304.html ■行者山〜剣尾山〜横尾山 2012年06月13日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-198727.html |
写真
感想
昨年末、積雪のある中歩いた剣尾山〜深山方面へ続く尾根筋を、前回と逆方向より歩きました。
明瞭な踏み跡の期待できないルートとの印象は雪が溶けても変わらず。鮮やかな新緑に包まれた静かな尾根筋を貸切で歩く贅沢は堪能できましたが、見通しの利かない時期に不明瞭なルートを辿る、楽しくありつつも慎重な位置確認を要する山行となりました。
進行方向が逆である影響か?境界の尾根筋以外に、前回気付かなかった同じ形状の赤い杭が続くラインが複数見受けられ、先の見通しも利き難く、何度か主尾根のラインを外しそうになりました。逆方向とはいえ2度目のコースに付き、進むべき尾根筋を歩き続ける事が出来ましたが、度々立ち止って位置確認を行っており、その数は前回を上回ります。
今回の進行方向は登りが主となる都合、特に心配しておりませんでしたが、予想以上の苦戦。まだ2度しか歩いていないルートですが、今回と逆方向、横尾山側より下る方が尾根筋キープは解りやすそうです。
土ヶ畑手前にて、前回歩いたルートを外れて、住宅地沿いの山に続く破線道を辿ってみたものの、結局ルートロス。大路次川沿いにて、獣避けフェンスに阻まれ、人間界へ戻れない状況に陥りました。破線道探索を諦め、確実に脱出できるであろう住宅地側へのエスケープを選択、無事人間界に戻る事ができました。
岩場や川、藪等々…ハイキングコースや山道が整備されていない里山を歩く際、厄介な障害物に進路を阻まれることはよくあることですが、獣避けフェンスも侮れません。最近の針金フェンス?は乗越える程丈夫ではなく、先は結構鋭利。出入り口がなかなか見つからない、あるいは施錠されているなど、自然の障害より厄介な事態も起こりえます。
なんとなく、下山地点が人里近くや幹線道路だと安心してしまいますが、なるべく下見を心掛けるべきでしょう。時と場合によっては、引返す勇気も必要です。
コメント
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>獣避けフェンスも侮れません。最近の針金フェンス?は乗越える程丈夫ではなく、先は結構鋭利
たしかにですね。
フェンス、軽く凶器。
一度、京都のお山で、
かなり広範囲のフェンスを迂回させられたことがありました。
涙。。
naminori さんコメントありがとうございます
あの類のフェンスって、途切れないんですよね。。
微妙に重ねて繋げているみたいですが、門以外に突破は困難。
迂回を試みても、端は沢だったり崖だったり
『獣』が簡単に通れない場面なんですよね
やはり、道を辿らないタイプの方なら一度や二度は、ぶち当たる『壁』みたいですね
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