会津高原尾瀬口駅〜田代山〜帝釈山〜湯西川温泉駅
- GPS
- 20:30
- 距離
- 88.8km
- 登り
- 4,024m
- 下り
- 4,153m
コースタイム
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 8:15
天候 | 晴れ時々にわか雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:湯西川温泉駅 |
写真
感想
12年前に時間切れで行けなかった田代山、帝釈山へ行き、台倉高山まで足を延ばす計画だったが、、、
12年ぶりの会津高原尾瀬口駅からスタート。テント泊装備のザックが重く、中山トンネルまでの登りがきつかった。トンネルから舘岩バス停まではほぼ下りのみでペダルを漕ぐことは殆どなかったが、重荷が腰に来た。舘岩バス停から湯ノ花温泉、水引その先までの舗装路は苦労なく進む。舗装路が終わった後も初めのうちは緩やかな登りで漕げたが、斜度がきつくなるにしたがって漕げなくなる。九十九折は舗装路になっていて斜度がきつくてもなんとか漕げる。猿倉登山口には、12年前の積雪のある林道を進んだ時より1時間遅れの到着となりがっかりする。重荷と気温のせいだと思いたいが多分違うだろう。。。
コースタイム通り歩ければ、まだ明るいうちに馬坂峠まで行けるがどうだろう、駐車場には3台車が止まっていた。少し登った水場で2日分の水を補給してとりあえず田代山を目指す。途中3組の下山者とすれ違う、そうすると避難小屋はおそらく今日は泊まる人は居ないだろうと思いながら先に進む。途中女峰山が見える開けた個所があり、12年前の撤退地点が何となく判ったが思っていたより登山口から近かった。小田代からの最後の登りがきつく苦労する。
山頂の湿原に出た時には、久しぶりの雰囲気で良い感じだった。湿原を楽しみながらゆっくり木道を進む。避難小屋には予想通り誰もいなく、先に進むか少し悩むが、予定通り12時に登山口に戻るためには、3時半に出発すれば何とかなるコースタイムだったので、重荷で疲れていたのでゆっくりとさせていただく事とした。
翌日、予定より10分ほど遅れて暗い中、熊が出ないことを願いつつ空身で出発するが、熊の出る雰囲気は感じられなかった。下りきってからしばらく急な登り下りのない道を進むうちに明るくなってきた。帝釈山一つ手前の登りでこれで山頂かと思ったが、その先が本格的な山頂への登りで苦労する。帝釈山にはコースタイムより大幅に遅れて到着する。
山頂からは、女峰山が大きく見え、太郎山?に隠され男体山はギリギリ山頂が覗いていた。これから行く予定の台倉高山もスッキリ見えた。急な登り下りはなさそうだが、距離は長そうに見えた。ここまでの時間を考えると猿倉登山口に戻ってこれるのは調子よく歩けても15時位になってしまい、おそらく温泉にも入れず終電に間に合わない、月曜からは夏休みで、食料も水もまだあったので避難小屋でもう一泊すれば余裕で大丈夫だとは思ったが、想定以上に疲れていたので引き返すことにする。
途中、2人組の登山者とすれ違いびっくりする。猿倉登山口から登ってきたのだろうかずいぶん早いペースだ、ザックも小さくなく黒岩山方面に縦走するのだろうか?こちらはずいぶん余裕が出来たのでゆっくり避難小屋に戻る。避難小屋でデポしていた荷物をザックに詰めなおして重くなったザックを背負い下山する。
途中、10組ほどの登山者と、地元の登山道整備?の方とすれ違う、最後はすれ違った2組ほどの方に抜かれてしまった。山頂から登山口までは2時間もかかってしまった。やはり帝釈山で引き返して良かった。
さてここから、県境の田代山峠を越えて荒れた栃木県側の林道を進む一苦労が待っている。登山口から県境までは2.5kmほどで斜度も緩い箇所もあったが、一回もペダルを漕ぐことは出来なかった。12年前は時間も押していて道も凍っていたので焦っていたが、今回はまだまだ時間があり余裕をもって峠に到着する。さてここから栃木県側はどんな感じだろう、12年前はまだ冬季通行止めだけで途中工事もしていたが、今は通年通行止めらしい。車が通らなくなった林道は所々で雨水で削られていて荒れていて、下りだけど所々自転車を降りて進む。途中、舗装路が出てくるたびにつかの間の幸せを喜ぶが、また直ぐに荒れた林道になりがっかりする。12年は積雪で苦労した覚えはあるが、道が荒れていて苦労した記憶はないのでだいぶ様相が変わったようだ。
峠から2時間ほどかかって林道を降り切り、今度こそ本当の舗装路に出る事が出来て一安心する。川治温泉方面と湯西川温泉方面の分岐で12年前は暗くなっていて良く判らず川治温泉方面に進んだが、今回は6月の明神ヶ岳の時に入れなかった水の郷の温泉に入るため、湯西川温泉方面に進む。15時前には水の郷に到着出来て、今回は余裕で温泉に入ることが出来た。水の郷の温泉は高温で温まりすぎたので、風呂上がりに冷えた休憩室で水分を取りつつ体を冷やしてから湯西川温泉駅を目指す。明神ヶ岳の時に歩いた道なので、自転車では楽勝だったがトンネルはやっぱり緊張して冷や汗が出る。湯西川温泉駅には17時前に到着するが、次の電車は1時間後のスペーシアだけど輪行時電車を置く場所が確保できるか不明で、最終の20時過ぎの普通電車で帰ることにして、ひと汗かいた冷汗を流すため、再び温泉にゆっくり入り時間をつぶして帰宅した。
今回、栃木100山で自分としては行きづらい台倉高山を残してしまった。避難小屋に2泊すればテント泊の必要もなく荷物を軽くできるので余裕が出来行けそうだが、栃木県側の林道状態を考えるとしばらくは行きたくないが早くいかないともっと荒れてしまうだろう。黒岩山からの縦走でも良いかもしれないが足の調子を考えると難しそうだ。桧枝岐に泊まれば馬引峠までの送迎バスが有るらしいのでこれが一番現実的かもしれないが?
12年前の記録ID: 89894
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-89894.html
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