水ノ塔山・篭ノ登山から池ノ平湿原
- GPS
- 07:06
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 733m
- 下り
- 696m
コースタイム
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:09
天候 | 晴れ ただし、山を歩いた一〇時ころまでは強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
予備靴ひも
ザックカバー
行動食
非常食
ライター
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
ツエルト
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
保温ポット
|
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感想
ずいぶん山を歩いていない。こう暑いと遠出するのも面倒になるが、あまり間があくと、山の歩き方を忘れそう。暑いのでそこそこの標高の場所がいい。
連れ合いは標高にめっぽう弱い。子どもが小さいころ、池ノ平湿原を歩いていたら、木道で突然座り込んでしまった。吐き気がして頭が痛いという。まったく突然のことで、標高二〇〇〇mとはいえ、高山病以外思い当たるものがない。急いで車に戻り、鹿沢口まだ降りてしばらくしたら治った。やっぱり高山病だった。二〇〇〇でなるか?
あれ以来、湯ノ丸に行ってない。二〇数年ぶりだ。せっかく湯ノ丸まで行くなら、車中泊して浅間連峰の山に登ることにした。一日目は、車坂峠から池ノ平湿原を歩いてみた。
高速の深夜割引に間に合うように家を出て、六時過ぎには車坂峠に着いた。高峰高原ビジターセンターに車を入れると、すでに一〇台ほど止まっている。平日だけど、すでにお盆休みで人が多いのかな。周囲はガスっていて、濃くなると視界は数十メートルほどになる。
それでも、準備をした人たちが、三々五々、浅間に向けて出発。ここから池ノ平に向かう人は、あまりいないみたい。高峰温泉に車を置いていくのかな。たしかに高峰温泉までは、未舗装の林道を歩く。浅間2000のゲレンデを突っ切る道で車も通れるが、今、ゲレンデにヤナギランがたくさん咲いていて、とてもきれい。
二〇分弱で高峰温泉前を通過し、ここからは水ノ塔山に向けて山道に入る。背の低い笹が、朝露で濡れている。今日は地下足袋できてしまった。お日さまがでるまでは、濡れるのを覚悟。
三〇分ほどで露岩帯にでる。無数のトンボに囲まれる。ガスは薄まりつつあり、日差しも届くが、視界は高峯山が見えるかどうか。トンボの原を過ぎると強い風が気になるようになる。吹き上げてくる風がやがてガスになって稜線を越えていく。
露岩帯が次第に急になる。次第に、強風に煽られるようになる。キャップ型の帽子が持って行かれそうになる。山頂は近いのだが、その手前、数十メートル続く急斜面の露岩帯で風をさえぎるものはない。帽子の上から手ぬぐいを鉢巻きのように縛って固定し、慎重に山頂を目指した。山頂で振りかえると、高峰温泉は見えているが、浅間は半分くらいがガスの中。
これから目指す篭ノ登山は、山頂までっくっきりと見えている。天候が良化途上であることは間違いない。若い登山者が、一人、あとからやってくる。半袖だ。すごいな。挨拶をして、そのまま先行していく。
東鹿篭ノ登山までの縦走路は稜線の南側が崩落した急斜面で、稜線のわずかに北側についている登山道が時々それに出くわすが、危険な場所はない。ただ、道がぬかるんでいて、地下足袋には辛い。
鞍部を過ぎて登りにかかる。水ノ塔山から見たときは、ずいぶんきつそうな登りに見えた。急斜面ではあったが、さほど長くは続かずに、気がつけば山頂は目の前。その向こうの青空は、なにより嬉しい。気持ちのいい山頂ながら、まだ、浅間は姿を現わしていない。依然、風は強い。
西篭ノ登山をゆっくり往復。鞍部を少し西篭ノ登山に寄ったあたりの林がとてもきれいだった。
再度、東篭ノ登山に戻ると、一〇時半、人が増えている。池ノ台等湿原の駐車場も見えていて、すでにかなりの車が入っている。あそこから登ってきた人たちらしい。年輩の人たちもいる。周囲の景色は五〇パーセントと言ったところかな。
二〇数年ぶりの池ノ平湿原を歩く。人が多い。
池ノ平湿原からは、未舗装の林道を通って戻る。林道歩きは退屈だったが、左手に東篭ノ登山から水ノ塔山への稜線が見えた。稜線南側の崩落した赤茶けた斜面は、結構迫力があった。
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