大感動!富士山BC〜富士宮ピーク
- GPS
- 10:36
- 距離
- 9.9km
- 登り
- 1,423m
- 下り
- 1,405m
コースタイム
7:05六合目7:15
8:30新七合目8:40
9:50元祖七合目10:00
11:20八合目11:40
12:45九合目12:55
13:40九合五勺13:50
14:50富士宮ピーク(奥宮)15:20
17:10宝永口
天候 | 曇り→晴れ 微風 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
(登行時) 新五合目登山口に登山ポストあり。 登山口は雪で閉鎖のため宝永口からシートラで登行開始。六合目雲海荘裏手よりアイゼン装着。途中一部雪が切れている箇所があるがアイゼン歩行で問題なし。八合目直下3,150m付近で再び雪が切れたため、夏道を通り移動する。他のBCの方々は元祖七合目付近から東側斜面へ移動していた。自分も結果そうすれば良かった。それ以降、富士宮ピークまで雪はつながっており、雪も終始ザラメ状態で登行に特に問題なし。ピークまでダブルストック。ピッケルは不使用。 (滑走時) 富士宮ピーク直下からスキーで滑走する。新七合目付近まで状態の良いザラメ続く。 途中、八合目鳥居より西側斜面へ移動し滑走するも、途中数m雪が切れていた箇所があり、スキー脱ぎ徒歩にて元の斜面へ戻る。新七合目から下の斜面は凸凹状態で滑走にはかなり悪い状態だった。ラストは2,600m付近で雪がなくなったので、それ以降再びシートラにて下山。六合目からは沢を降りるも足場が悪く非常に難儀した。来た道を降りるべきだったと反省。 |
予約できる山小屋 |
八合目池田館
|
写真
装備
備考 | 備忘録6/24追記 飲み水2.0L+予備0.5L。まったく足りず。 次回は3.0L+予備0.5L。下山時用に1.0L。 |
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感想
■山行時間 10時間35分(休憩時間含む)
■距離 9.88km(GPSログ)
「日本一高い山頂から大滑走」
心が魅かれるフレーズだ。
ある方のレコを見て、いつかは自分も富士山BCがしたい、などとのんびりと思っていたが、登りたい気持ちがここ1ヶ月でどんどん強くなり、今回の東京出張に合わせ決行した。
結論から述べると、予想していた時間よりも大幅にかかったが、気力体力すべてを使い果たしながらも、スキーを担いでピークに立てたこと、山頂から延々と続く大斜面を滑走し無事に下山出来たこと、今まで味わったことのない深い達成感で気持ちが満たされています。
特に八合目を過ぎたあたりからどんどん疲労度が上がり、見えているピークが全然近づかない状況に気持ちが滅入り、必然的に下を向きながらの辛い苦行が続いた。途中、何度もやめるきっかけを探している自分がいた。それでも、その頃から行動が同じになってきた、単独行の男性や7名の団体さんとも会話も増え、共にピークを目指そうと自分に言い聞かせ、何とか富士宮ピークへ行くことが出来た。富士山初登頂。ここが日本で一番高い場所なんだと思うだけで感動が走る。見える景色も格別だった。空もいつも以上に青く、感動溢れる世界がそこにはあった。
心配していたピーク直下の雪の状態も良く、斜度も思っていたほど厳しくはなかったので、早速山頂直下から大斜面を滑走した。遥か下にゴールは見えるが滑っても滑っても終わらない大斜面。誰も滑ってない斜面はまるで自分のためにあるのかと勘違いするほど贅沢な時間だった。
今回の富士山BC、自分でもよく出来たなと振り返って思う。
最後にビックイベントが成功に終わり、大満足の13-14シーズンでした。
これからの北海道はいい季節です。
明日からは夏山へ向けてまた頑張ろうと思う!
nishiyanさん、とうとう富士山滑走達成、おめでとうございます!
今回は偵察くらいなのかな、と思っていたのですがピークまで行ってしまうとは。
レコを読んでて感動がとてもよく伝わってきたし、まるで自分もそこにいるような錯覚を覚えました。
うらやましいと思うのと同時に、毎年必ず富士山は滑ろうと改めて心に誓ったところです。
素晴らしいレコをありがとうございました。
Sanchanさん、今晩は。
レコ中では書きませんでしたが、富士山BCに挑戦しようと思ったのは、まさにSanchanさんのお陰です!やはり羊蹄山とは違い、富士山は大変でした^^;笑。時間もかかり、人にお見せ出来る内容ではありませんが、無事に行けて本当に良かったです。またチャンスを見て、是非挑戦したいと思ってます。
ありがとうございました!!
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