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Yamareco

記録ID: 457203
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山滑走
富士・御坂

大感動!富士山BC〜富士宮ピーク

2014年05月30日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:36
距離
9.9km
登り
1,423m
下り
1,405m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:35宝永口
7:05六合目7:15
8:30新七合目8:40
9:50元祖七合目10:00
11:20八合目11:40
12:45九合目12:55
13:40九合五勺13:50
14:50富士宮ピーク(奥宮)15:20
17:10宝永口
天候 曇り→晴れ 微風
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
(登行時)
新五合目登山口に登山ポストあり。
登山口は雪で閉鎖のため宝永口からシートラで登行開始。六合目雲海荘裏手よりアイゼン装着。途中一部雪が切れている箇所があるがアイゼン歩行で問題なし。八合目直下3,150m付近で再び雪が切れたため、夏道を通り移動する。他のBCの方々は元祖七合目付近から東側斜面へ移動していた。自分も結果そうすれば良かった。それ以降、富士宮ピークまで雪はつながっており、雪も終始ザラメ状態で登行に特に問題なし。ピークまでダブルストック。ピッケルは不使用。
(滑走時)
富士宮ピーク直下からスキーで滑走する。新七合目付近まで状態の良いザラメ続く。
途中、八合目鳥居より西側斜面へ移動し滑走するも、途中数m雪が切れていた箇所があり、スキー脱ぎ徒歩にて元の斜面へ戻る。新七合目から下の斜面は凸凹状態で滑走にはかなり悪い状態だった。ラストは2,600m付近で雪がなくなったので、それ以降再びシートラにて下山。六合目からは沢を降りるも足場が悪く非常に難儀した。来た道を降りるべきだったと反省。
予約できる山小屋
八合目池田館
東京出張を終え、前日のうちに御殿場へ移動。
朝4時半、新五合目へ向かう途中。
興奮と不安。
2014年05月30日 04:40撮影 by  iPhone 5, Apple
1
5/30 4:40
東京出張を終え、前日のうちに御殿場へ移動。
朝4時半、新五合目へ向かう途中。
興奮と不安。
四合目にてすでに北海道最高峰旭岳と同じ。
大丈夫か、俺?
2014年05月30日 04:56撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 4:56
四合目にてすでに北海道最高峰旭岳と同じ。
大丈夫か、俺?
午前5時。富士宮口五合目着。
登山ポストに予定表を入れる。
登山口はまだ閉鎖中。
2014年05月30日 05:03撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 5:03
午前5時。富士宮口五合目着。
登山ポストに予定表を入れる。
登山口はまだ閉鎖中。
6時35分。宝永口よりスタートする。
2014年05月30日 06:36撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 6:36
6時35分。宝永口よりスタートする。
登り口。
ここからアイゼン着けている方もいました。
右の沢から上がるのか?
2014年05月30日 06:36撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 6:36
登り口。
ここからアイゼン着けている方もいました。
右の沢から上がるのか?
最初は雪のない部分を歩く。
途中から夏道と合流し、六合目へ。
2014年05月30日 06:41撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 6:41
最初は雪のない部分を歩く。
途中から夏道と合流し、六合目へ。
六合目。
雪はない。
2014年05月30日 07:07撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 7:07
六合目。
雪はない。
雲海荘裏手よりアイゼン装着。
いよいよ始まる。
2014年05月30日 07:07撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 7:07
雲海荘裏手よりアイゼン装着。
いよいよ始まる。
今日もアイゼンはいい感じだ。
最初雪は砂交じり。
2014年05月30日 07:17撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 7:17
今日もアイゼンはいい感じだ。
最初雪は砂交じり。
少し登ると雪が切れていた。
アイゼンのまま通過。
特に問題なし。
2014年05月30日 07:32撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 7:32
少し登ると雪が切れていた。
アイゼンのまま通過。
特に問題なし。
八合目までこの景色が延々と続く。
新七合目まで雪面凸凹。
非常に歩きにくい。
2014年05月30日 07:41撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 7:41
八合目までこの景色が延々と続く。
新七合目まで雪面凸凹。
非常に歩きにくい。
9:50頃、元祖七合目着。
途中、雲がかかったり晴れたりの繰り返し。
気温高く暑い。
2014年05月30日 09:54撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 9:54
9:50頃、元祖七合目着。
途中、雲がかかったり晴れたりの繰り返し。
気温高く暑い。
八合目までの急斜面。
自分はここを直登する。
他のBCパーティーは東斜面へ移動していた。
2014年05月30日 09:54撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 9:54
八合目までの急斜面。
自分はここを直登する。
他のBCパーティーは東斜面へ移動していた。
ツボ!ツボ!!
ツライ!ツライ!!
2014年05月30日 10:01撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 10:01
ツボ!ツボ!!
ツライ!ツライ!!
こんな亀裂、数ヵ所ありました。
2014年05月30日 10:13撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 10:13
こんな亀裂、数ヵ所ありました。
疲労を景色で癒す。
愛鷹山方向。
2014年05月30日 10:35撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 10:35
疲労を景色で癒す。
愛鷹山方向。
標高こそ全然違うが、登っている感じは地元北海道の独立峰、羊蹄山(ようていざん)1,898mに良く似ている。
2014年05月30日 10:35撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 10:35
標高こそ全然違うが、登っている感じは地元北海道の独立峰、羊蹄山(ようていざん)1,898mに良く似ている。
八合目直下。自分的にはこちら側を行きたかったが、東斜面も気になったので夏道から移動する。
2014年05月30日 10:45撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 10:45
八合目直下。自分的にはこちら側を行きたかったが、東斜面も気になったので夏道から移動する。
夏道から八合目を見上げる。
2014年05月30日 10:58撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 10:58
夏道から八合目を見上げる。
東斜面の様子。
こっちも良さそうだ。
2014年05月30日 11:04撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 11:04
東斜面の様子。
こっちも良さそうだ。
すでに4時間30分。
ここまで時間かかりすぎ。
この先、ピークまで行けるか。
2014年05月30日 11:16撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 11:16
すでに4時間30分。
ここまで時間かかりすぎ。
この先、ピークまで行けるか。
八合目の様子。
2014年05月30日 11:19撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 11:19
八合目の様子。
やっとピークが。
また景色の変わらない苦行続く。
2014年05月30日 11:38撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 11:38
やっとピークが。
また景色の変わらない苦行続く。
八合目鳥居。
2014年05月30日 11:47撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 11:47
八合目鳥居。
お金が刺さっている。
2014年05月30日 12:21撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 12:21
お金が刺さっている。
九合五勺を過ぎ、いよいよピークへ。
途中、何度も諦めかける自分がいた。
かんばれ!
2014年05月30日 13:52撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 13:52
九合五勺を過ぎ、いよいよピークへ。
途中、何度も諦めかける自分がいた。
かんばれ!
ピーク直下。
最後の急登。
あとちょっとー
2014年05月30日 14:37撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 14:37
ピーク直下。
最後の急登。
あとちょっとー
奥宮の鳥居。
ピークだ!
2014年05月30日 14:46撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 14:46
奥宮の鳥居。
ピークだ!
14:50富士宮ピーク着。
やっと着いた!!
2014年05月30日 14:50撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 14:50
14:50富士宮ピーク着。
やっと着いた!!
もちろん相棒も一緒に。
着いた瞬間そのまま降ろす…
2014年05月30日 14:51撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 14:51
もちろん相棒も一緒に。
着いた瞬間そのまま降ろす…
途中、行動が一緒になった方々に撮って頂きました。噴火口をバックに。
日本一のピーク。
ここに立てて感無量です!
2014年05月30日 14:54撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 14:54
途中、行動が一緒になった方々に撮って頂きました。噴火口をバックに。
日本一のピーク。
ここに立てて感無量です!
絶景!絶景!!
2014年05月30日 14:55撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 14:55
絶景!絶景!!
剣ヶ峰。
次回への宿題だな。
2014年05月30日 14:55撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 14:55
剣ヶ峰。
次回への宿題だな。
迫力ある外輪山。
2014年05月30日 14:56撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 14:56
迫力ある外輪山。
同じ時間帯にいたのは、自分とBCパーティー7名と単独行の男性1名の3組。
きっと自分一人だったら途中敗退していたかも知れない。ありがとうございました。
2014年05月30日 14:56撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 14:56
同じ時間帯にいたのは、自分とBCパーティー7名と単独行の男性1名の3組。
きっと自分一人だったら途中敗退していたかも知れない。ありがとうございました。
時間も遅いので、早速滑走する。
今までの苦労が報われる瞬間。
2014年05月30日 14:58撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 14:58
時間も遅いので、早速滑走する。
今までの苦労が報われる瞬間。
山頂直下の斜度は予想してたほど厳しくはない。
ピーク直下からこの大斜面を満喫!
最高ー!!
2014年05月30日 15:34撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 15:34
山頂直下の斜度は予想してたほど厳しくはない。
ピーク直下からこの大斜面を満喫!
最高ー!!
景色。ザラメ。斜度感。
どれも全部最高だ!
2014年05月30日 15:34撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 15:34
景色。ザラメ。斜度感。
どれも全部最高だ!
八合目西斜面は雪がつながっていなかった。
数m歩き元の斜面へ。
2014年05月30日 15:53撮影 by  iPhone 5, Apple
5/30 15:53
八合目西斜面は雪がつながっていなかった。
数m歩き元の斜面へ。
最後の大斜面!
滑っても滑っても下に着かない。
なんて贅沢な時間なんだ!!
2014年05月30日 16:01撮影 by  iPhone 5, Apple
3
5/30 16:01
最後の大斜面!
滑っても滑っても下に着かない。
なんて贅沢な時間なんだ!!
新七合目から下はこんな感じ。凸凹です。
まぁここまで十分滑れたし良しとします。
2014年05月30日 16:18撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 16:18
新七合目から下はこんな感じ。凸凹です。
まぁここまで十分滑れたし良しとします。
日本一のピークから、4,000m大斜面滑走!
苦労と感動が入り混じった富士山BC。
最高だった!感謝します!!
2014年05月30日 16:58撮影 by  iPhone 5, Apple
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5/30 16:58
日本一のピークから、4,000m大斜面滑走!
苦労と感動が入り混じった富士山BC。
最高だった!感謝します!!
撮影機器:

装備

備考 備忘録6/24追記
飲み水2.0L+予備0.5L。まったく足りず。
次回は3.0L+予備0.5L。下山時用に1.0L。

感想

■山行時間 10時間35分(休憩時間含む)
■距離 9.88km(GPSログ)

「日本一高い山頂から大滑走」
心が魅かれるフレーズだ。
ある方のレコを見て、いつかは自分も富士山BCがしたい、などとのんびりと思っていたが、登りたい気持ちがここ1ヶ月でどんどん強くなり、今回の東京出張に合わせ決行した。
結論から述べると、予想していた時間よりも大幅にかかったが、気力体力すべてを使い果たしながらも、スキーを担いでピークに立てたこと、山頂から延々と続く大斜面を滑走し無事に下山出来たこと、今まで味わったことのない深い達成感で気持ちが満たされています。

特に八合目を過ぎたあたりからどんどん疲労度が上がり、見えているピークが全然近づかない状況に気持ちが滅入り、必然的に下を向きながらの辛い苦行が続いた。途中、何度もやめるきっかけを探している自分がいた。それでも、その頃から行動が同じになってきた、単独行の男性や7名の団体さんとも会話も増え、共にピークを目指そうと自分に言い聞かせ、何とか富士宮ピークへ行くことが出来た。富士山初登頂。ここが日本で一番高い場所なんだと思うだけで感動が走る。見える景色も格別だった。空もいつも以上に青く、感動溢れる世界がそこにはあった。

心配していたピーク直下の雪の状態も良く、斜度も思っていたほど厳しくはなかったので、早速山頂直下から大斜面を滑走した。遥か下にゴールは見えるが滑っても滑っても終わらない大斜面。誰も滑ってない斜面はまるで自分のためにあるのかと勘違いするほど贅沢な時間だった。

今回の富士山BC、自分でもよく出来たなと振り返って思う。
最後にビックイベントが成功に終わり、大満足の13-14シーズンでした。

これからの北海道はいい季節です。
明日からは夏山へ向けてまた頑張ろうと思う!

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コメント

おめでとうございます!
nishiyanさん、とうとう富士山滑走達成、おめでとうございます!
今回は偵察くらいなのかな、と思っていたのですがピークまで行ってしまうとは。
レコを読んでて感動がとてもよく伝わってきたし、まるで自分もそこにいるような錯覚を覚えました。
うらやましいと思うのと同時に、毎年必ず富士山は滑ろうと改めて心に誓ったところです。
素晴らしいレコをありがとうございました。
2014/6/1 19:10
ありがとうございます。
Sanchanさん、今晩は。
レコ中では書きませんでしたが、富士山BCに挑戦しようと思ったのは、まさにSanchanさんのお陰です!やはり羊蹄山とは違い、富士山は大変でした^^;笑。時間もかかり、人にお見せ出来る内容ではありませんが、無事に行けて本当に良かったです。またチャンスを見て、是非挑戦したいと思ってます。
ありがとうございました!!
2014/6/2 1:01
プロフィール画像
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技術レベル
1/5
体力レベル
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利用交通機関:
技術レベル
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