大平山〜オオヒラウスユキソウと藪漕ぎの巻(^^;)

2022年08月11日(木) [日帰り]

• GPS: 06:23
• 距離: 7.8km
• 登り: 1,161m
• 下り: 1,152m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:09
• 休憩: 0:14
• 合計: 6:23

6:07 スタート地点
9:37 9:51 大平山
12:30 ゴール地点

天候

晴れ☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

札幌方面からですと黒松内町から道道523号美川黒松内線で日本海側の国道229号線に出ます。島牧村で泊川沿いにある道道836号島牧美利河線を山側に進み、河鹿トンネルをくぐると行止りになっていて、ここからスタートします。駐車スペースは10台以上停められそうです。

コース状況／危険箇所等

第2ピークを越えた所と頂上直下に笹薮漕ぎがあります。藪の中にロープが張られている所は迷う事はありませんが、ロープや目印がない所もあります。とにかく藪が深いので地図で現在地を確認しながら進むのと、違和感を感じたらピンテやロープの目印がある所まで戻った方が良いと思います。トラバース箇所の一部は崖になっている所もありますので、踏み外さない様に注意が必要です。

その他周辺情報

下山後すぐの所に宮内温泉さんがあります。自分は黒松内温泉ぶなの森さんを利用しました。入浴料は500円でした。

写真

8/11 6:05

ここが河鹿トンネルの出口です。ここから先は工事がストップしたようですね〜
かなりの台数が駐車できると思います。

8/11 6:05

ここから登山口に向けて歩きます。

8/11 6:10

5分ほどで登山口です。
今日は気温が上がる予報なので、藪漕ぎが暑そうで憂鬱だが〜今日も元気にレッツら〜ゴ〜😁

8/11 6:49

最初から結構な急登です。
おまけに下草が結構うるさい（笑）

8/11 7:21

約1時間10分で尾根まで来ました。
朝のうちは涼しくて快調に歩けました。

8/11 7:37

第1ピークへの登りも中々の急登ですね〜

8/11 7:42

ここが第1ピークで正面が第2ピークですね〜
オ〜見るからに急登だね〜
踏み跡ははっきり見えていて安心しました。

8/11 8:12

これが見たかった〜カドバリヒメマイマイですね〜
画像だとわかりづらいですが、ホントにお皿みたいな扁平な殻です。このカタツムリは大平山とアポイ岳にしかいないらしいです。

8/11 8:16

振り返って第1ピーク方向です。

8/11 8:16

先行者4名様が登って行かれました。ロープ場もあるんですね〜
崩れる石もありましたので、動かないか確かめてから力をかけた方が良いと思います。

8/11 8:19

確かにおっしゃるとおりでございます（笑）

8/11 8:20

ありましたよ〜オオヒラウスユキソウ!
ここまで来た甲斐がありました〜

8/11 8:22

第2ピークのこの岩場あたりにたくさん咲いてました。

8/11 8:22

モフモフしてとてもかわいいですね〜
大平山と崕山(キリギシヤマ)にしか咲いていないんだそうです。

8/11 8:30

あれが頂上？と思いましたが、第3ピークを越えないと頂上は見えなかった。

8/11 8:41

本日の第一試合の藪漕ぎ〜
ファイト!
カーン（笑）

8/11 8:55

オ〜笹薮が濃くて結構大変だね〜（笑）
ロープが張ってあってピンテも時々ありますので、あんまり迷う事はないですが、違和感を感じたらわかる所まで戻ってください。

8/11 9:00

藪漕ぎは何とかクリアしました。
頂上かと思いましたが、あれが第3ピークなんですね〜

8/11 9:08

頑張って登ります。

8/11 9:10

この辺りはお花がいっぱい咲いてました。

8/11 9:19

ここにもオオヒラウスユキソウが咲いてました。
岩場にしか咲かないようです。

8/11 9:20

第3ピークを回り込むとやっと頂上が見えてきました。

8/11 9:24

第2試合の藪漕ぎ〜ファイト!
カーン
ここは細い紐が張ってありました。

8/11 9:28

心配しないで〜
中を覗くとロープもありますよ〜

8/11 9:30

ここも結構大変です。
平泳ぎスタイルで行きます（笑）

8/11 9:33

振り返ってみると道が全くわかりませ〜ん
第2試合は第1試合と比べると短いかな〜（笑）

8/11 9:33

最後の登りです。頑張れ〜

8/11 9:36

大平山とうちゃこ〜たいへんお疲れさまでした。
いつの間にか先頭になってました。

8/11 9:38

オ〜あれは羊蹄山かな？

8/11 9:38

海が見えていたが噴火湾ですよね〜(訂正、日本海のようです)

8/11 9:41

下山に備えてエネルギー補給します。
汗でだいぶん流れたようですので、ついでに虫よけをヌリヌリしました。

8/11 9:45

頂上はひざ丈の笹でいっぱいでした。
後の山は狩場山ですかね〜？

8/11 9:45

山頂標識の周りだけ笹がありませんでした。
1畳くらいでしょうかね〜

8/11 9:50

下山開始しました。
赤い糸(紐)に運命を任せて進みます（笑）
この紐はそのうち切れちゃうよね〜でも有難いわ〜

8/11 9:57

藪漕ぎ終了して振り返って頂上方向です。
何とか迷わないで来れました。

8/11 10:14

ここから下の藪漕ぎです。
こっちはちょっとだけ迷いました（笑）
焦らないでわかる所まで戻って、よ〜く観察すると道が見えてきます。
迷わず行けよ!
行けばわかるさ!
ありがとう〜

8/11 10:31

ここのトラバース区間は落っこちない様に注意が必要です。

8/11 10:45

これが大平山固有種のオオヒラタンポポかな？

8/11 10:53

第2ピークまで戻ってきました。
藪漕ぎは全行程を何とかクリアしました。

8/11 10:57

気温が上がって汗だくなので暫し休憩です。
少し風が吹いて心地いいね〜

8/11 11:08

花の名前がわかりませんが、いっぱい咲いてました。
NHKのさわやか自然百景を観ましたが、この辺りは雪崩が頻発するらしいのでブナが生えないそうです。

8/11 11:10

ここは上に人がいる時はホントに落石に要注意です。

8/11 11:13

花の名前がわかりませんが、いっぱい咲いてました��(紫色はトリカブトかな)

8/11 11:27

第2ピークも転がるように下りてきました（笑）

8/11 11:29

第1ピークから日本海です。
下っていった方が休んでいたので、お話を聞くと諦めて下山してきたそうです。今日は暑いし無理しない賢明な判断だと思います。

8/11 11:55

樹林帯を進みますが全然涼しくな〜い。

8/11 12:25

無事下山しました〜お疲れちゃまでした。

8/11 12:28

で、駐車スペースにゴールしました。
下山時にはアブにまとわりつかれて閉口しました。
そう言えばハエ叩き持参していた人がいました〜あれいいわ〜（笑）

8/11 12:37

ホントはいけませんが、トンネルの中で涼んでから帰りました。
すごく涼し〜い!

8/11 12:49

30℃は超えていないようですが、アチかった〜

8/11 13:35

黒松内町まで戻って汗を流しました。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-850 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

katoken185064

今シーズンはまだテント泊をしていないので、そろそろ行こうかな〜と思って、天気予報を確認すると、大雪、十勝、日高すべて今夜は雨。しかも結構な雨量のようなので、諦めて大平山に登ってきました。大平山は皆さんのレコを拝見して覚悟はしてましたが、背丈ほどある藪漕ぎはやはり結構大変でした。ロープが張ってあったり、ピンテも沢山あって遭難する可能性は低いかもしれませんが、藪漕ぎに慣れていない方はやめておいた方が良いかもしれません。

コメント

daniyama

katoken185064さん、灼熱と藪藪の大平山、大変お疲れ様でした。

　11日後に登っていたら、きっとその勇姿に勇気づけられていたのですね。
　いやいや此度は既に暑さと急登で朦朧としていたこともあり、どちらにしても全く気づかなかったかもしれませぬ。

　一応、道南の山となっておりますが、私の住んでいるところからはとても遠い（羊蹄山の方が近そうです）ので、なかなか難しいのですが、このお山は、5：00過ぎから登ると多少は暑さもしのげるのかもしれませんね。今回はすっかりノックダウン状態でした。

　さすがの健脚ぶりに脱毛いたしました。

　ありがとうございます。

katoken185064

daniyama師匠お疲れ様です。コメントいただきありがとうございます。
7月30日の師匠達のレコも拝見させていただき、こりゃ〜大変そうだ〜とビビリながら登りましたが、おかげ様で無事下山する事が出来ました。
師匠達の登られた７月30日はスペシャル蒸し暑い日だったと記憶しております。同じ日に登られたksn2215さんも熱中症気味になられ、過酷なコンディションだったようですね〜本当にお疲れさまでした。
藪の中は日陰ですこしは涼しいのかと思いきや、灼熱の藪藪になるんですね〜自分も最後の藪をクリアする頃には全身汗だくになり、これは半分拷問だ〜と谷底に叫びたくなりました（笑）。救いは第２ピークでの休憩で、そよ風があり少しだけ復活できたので何とか下山できました。
道南の雄daniyama師匠のレコはいつも楽しみに拝見しております。daniyama師匠のご師匠様にも宜しくお伝えください（笑）