木曽御嶽山 おさらい百名山 飯森高原駅ピストン
- GPS
- 06:08
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 1,006m
- 下り
- 990m
コースタイム
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 6:09
天候 | 晴れ 山頂部 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は全体的に整備されて歩きやすかったです |
その他周辺情報 | 登山後の温泉は行きませんでした 御岳ロープウェイにコインロッカー、男女更衣室あり 登山後、せめて着替えたかったので助かりました |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
スマートフォン
時計
タオル
手ぬぐい
ツェルト
ストック
カメラ
三脚
充電器
ハイドレーション
ゴーグル
ヘルメット
|
---|
感想
空木岳登山敗退から何とか立ち直りたいと思って、自分なりにハードルを下げて登山予定を立て直した。9月上旬の燕山荘泊燕岳登山はあっさり決まったが、問題は直近の8月。日帰り登山で行けるところはないかと考えたが、結局決まったのが1999年以来となる木曾御嶽山となった。
8月10日、通常通り仕事を終えてパッキング。23時に自宅を出発した。時々雨も降って辛い道中となったが翌11日の2時半に御岳ロープウェイ駐車場に到着した。やはり雨が降っていて寒かった。毛布を持って来て良かったと取り急ぎ仮眠に入った。
5時頃、夜の帳が明けると、車中泊していた登山者が次々と起き出して準備を始めた。7時から営業が始まるロープウェイの列に並んで、早い時間帯でロープウェイに乗ることが出来た。飯森高原駅に到着した。雨が上がって雲は多めだったが、中央アルプスの山並みが見えた。どれが木曽駒か空木なのか解らなかったが、とにかく好天の中を登山出来そうだと思って登山を開始した。
一時間ほどで女人堂に着いた。登山道が整備されていて、いい感じで登れているという手応えを感じた。ここから最高峰の剣ヶ峰が見えた。ここから森林限界を越えてひたすら登ることになるが、正直キツかったけど、整備された登山道に救われたという感じだった。でも、強風で汗が冷えて寒く感じた。
石室山荘にやっと着いた。山荘内の通路も登山道の一部であり、「お邪魔します」と言ってから通過。山荘を過ぎたあたりで、防寒としてレインジャケットを着て、ヘルメットをかぶった。そうしたら、寒さはさほど感じなくなって、岩に書かれた「山頂まで約30分」にもうここまで来たのかと思った。
途中で富士山の頭を見ることが出来たが、一時見えていた乗鞍岳は雲に隠れてしまった。シェルターや慰霊碑があるところまで無難に登った。あとは階段を登って山頂へ向かうのみとなった。まさに「ヴィクトリーステップ」だ。ゆっくり階段を登って、10時45分に剣ヶ峰山頂に到着した。火口の方角に向かって、2014年の噴火の時に亡くなられた方々への黙祷を捧げ、行方不明となった方々が家族の元へ戻られることを祈った。
黒ずんだ銅像 一部が損傷した石碑など
あの時の噴火の痕跡が確かにあった。
そう思うと言葉にならない思いみたいなものを感じた。
早々と山頂を後にして、腹の調子が良くなかったので、女人堂でトイレ休憩。ここでラムネ300円とバッチ500円を買った。行きの時は濡れていた木道も晴れて乾いていて、13時半に飯森高原駅に着いた。
今回の登山がここで良かった。登山時間も6時間と程よく、いつ噴火するかというリスクに怯えなくてはならないが、無くなりかけた自信を取り戻すことが出来た今回の山旅だった。
次はいよいよ、燕岳だ、燕山荘だ!!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する