甲武信ヶ岳-鶏冠山(笛吹川東沢〜周回)
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- GPS
- 10:37
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 2,433m
- 下り
- 2,405m
コースタイム
- 山行
- 9:19
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 10:37
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
西沢渓谷まで少しだけ歩くが大した距離ではないしトイレもあるのでおすすめ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆笛吹川東沢 ・二俣吊橋から入渓 ・少し渡渉しつつも山の神まではほぼ高巻きルートを使った。 ・ホラ貝のゴルジュは右側から高巻き。 ・山の神からは基本沢床歩き。 ・魚留滝を左から巻いたら釜の沢の千畳のナメを気持ちよく登る。 ・両門の滝から東俣へ。 ・迷い沢周辺はちょっと迷ったが薬研の滝を左から高巻く。 ・バリルートの割にはテープや踏み跡がしっかりしているので初心者向きだと思う。 ◆甲武信小屋〜甲武信ヶ岳往復〜木賊山 ・迷いようのない稜線歩き。 ・山頂は数人ほどだった。 ◆木賊山〜鶏冠山〜西沢渓谷 ・稜線はピンクテープが豊富だが見失うと道迷いしやすいので注意。 ・GPSを併用してしっかりルーファイする必要がある。 ・鶏冠山〜チンネのコルまではアップダウンの多い岩稜帯なので慎重に歩く。 ・チンネのコルから先も少しルートファインディングが必要だが下部はフカフカで歩きやすい尾根道となる。 |
写真
感想
今年の夏はなかなかスカッと晴れる週末が来ない。
いや、結果的に晴れる日はあるのだが予報が悪いから計画が立てづらい。特に沢は。
そしてやってきた山の日。北陸の天気は微妙だが奥秩父あたりはよさそう。
よし、念願の笛吹川東沢へいこう!沢登りだ。
山梨は自分の故郷だが、その中でも笛吹川周辺はど真ん中。
小学校の校歌にもど頭から笛吹川が出てくるし、子供の頃から西沢渓谷にはよく遊びに行った。
山に登るようになってから甲武信ヶ岳には何度か足を運んだが沢登りのメッカとして有名な東沢には行ったことがなかった。
初見でソロってのはあまりよろしくないのだが、まあ初級らしいので行ってみてダメなら引き返そう。
せっかくの東沢なので暗いうちに登ってしまうと悲しい。
5時過ぎにしっかり明るくなってから道の駅をスタートした。
登山者はちらほら…ほとんどの人は徳ちゃん新道から甲武信ヶ岳を目指すのだろうか。
二俣吊橋から東沢に入渓してしばらく歩いていくと4名の先行PTがいた。ザックのサイズからすると泊りだろうか。
挨拶をして先に行かせていただく。
そこから先は甲武信小屋まで一人旅だった。
自分はなんちゃって沢屋なので滝は基本高巻き。ホラ貝のゴルジュとかもサッサと高巻き笑
沢は安全にジャブジャブできればそれでいいのだ。
それにして東沢は当然だが西沢渓谷とよく似た景観でナメ滝とか両門の滝とかマジ綺麗だった。
それほど暑くもなかったがせっかく来たのでドボンしまくり。涼しいし楽しい。童心に帰るというのはこういうことだ。
マーキングとかも親切でとてもバリとは思えないくらいだったがそれでも所々怪しいところがあって少しウロウロするシチュエーションもあった。
最後は甲武信小屋下のポンプ小屋が見えてホッと一息。
とりあえず甲武信ヶ岳をピクって木賊山まで登り返し。
下山は時間が遅かったら徳ちゃん新道でサクッと下る、でも良かったが意外と時間が早かったので未踏の山梨百名山である鶏冠山を踏んで下山することにした。
木賊山を少し下ったところから鶏冠尾根にエントリー。踏み跡は怪しいがピンクテープがいっぱい。GPSを併用しながらルーファイしていく。油断すると迷いそうなので慎重に下った。
ほとんどリサーチしていないので知らなかったのだが鶏冠山は山梨百名山の四天王のひとつに数えられているようで結構大変な山らしい。マジか。
確かにルーファイしながらアップダウンのある痩せ尾根や急斜面を歩いていくのはなかなかに骨が折れる。
鶏冠山から先は岩稜帯が続き鎖場もあるのでスピードも出ない。確かに体力技術ともに要求される山だと思った。
とはいえそれほど標高差が大きいわけでもないし距離が長いわけでもない。慎重に着実に降りて木賊山から3時間ちょいで東沢に合流できた。
ずっと稜線歩きで暑かったので沢にドボン。めっちゃ冷たくて気持ちいい。これがあるから沢はやめられん。
ずぶ濡れだったので西沢渓谷の観光客に驚かれたかもしれないが念願の東沢も、山梨四天王も一日で歩くことができて大満足。
特にずっと前から温めていた東沢をようやく歩くことができて、些細だけどひとつ夢が叶ってよかった。
コメント
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お盆で帰省と言いたいところですが、たまたまこっちの天気が良かったので遠征してきました笑
山梨百も四天王も狙ってるわけじゃないんですが、東沢登るならせっかくだし行ってみようかな…という半分思い付きでした。
趣味が豊富と言っていただけるとありがたいんですが、実は全部山なんですよね…笑
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