飛龍山（大洞山）〜雲取山 クマに遭遇

2014年05月31日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 29.0km
• 登り: 2,033m
• 下り: 2,043m

コースタイム

8:55サオウラ峠登山口-10:17丹波天平-10:46サオウラ峠-11:18熊倉山-12:11前飛龍-12:57飛龍山-13:21北天のタル-14:35三条ダルミ-15:14雲取山15:24-17:08登山道入口（鴨沢）-17:27所畑バス停-17:46駐車スペース

天候

晴れ　真夏なみの暑さ
ガスが多めで富士山はみえず

アクセス

利用交通機関：

自家用車

サオウラ峠への登山口付近の道端のスペースに駐車（親川付近）
5台位駐車可能

コース状況／危険箇所等

登山口からしばらくは急登が続く。登り坂が少し緩やかになってゆっくり歩いていたところ、登山道の右側の少し高いところから獣の音がして目をやると、なんと黒い熊がこちら目指して走り降りて来た。小熊で1m位だったが、息荒く駆け下りてきて、目の前5m位のところを通り過ぎて左側の下り部分に走り去った。あまりの急な出来事に恐怖で凍りついたが、写真をとる暇も余裕もなく見えなくなってしまった。親川から丹波天平まではほとんど人は通らないと思われるので、通過するには注意が必要だ。
その後も一部なだらかなところもあるが、前飛龍付近は岩場の急登、飛龍山まではかなりの登りが続く。飛龍山は雲取山よりも標高が高いのに、展望もなく訪れる人もほとんどいない不遇の山と言える。頂上付近でシカに遭遇したが、すぐにジャンプして逃げていった。
北天のタルから三条ダルミまではヤブっぽいところもあるがアップダウンは比較的少なく、ある程度走れる。
三条ダルミからは雲取山への登り、雲取山頂上で休憩、頂上から少し下ったところでシカに会ったが、近くに行っても逃げなかった。雲取山からはかなり人が多く奥多摩小屋のテント場はいっぱいになっていた。下りは整備された比較的なだらかな道が続き、快適に走っていたが、なだらかな何でもないところで転倒してしまい、その後はペースを落としてゆっくりと下った。
このコースは3年程前に一度行っているが、今回はかなり暑かったこともありきつく感じた。
なお、GPSロガーの電池切れのためルートは手入力した。

下山後は丹波山温泉「のめこい湯」で温泉に、営業は19時までなので時間に注意する必要がある。

写真

5/31 8:55

親川登山口

5/31 10:03

クマに遭遇した地点
上側から撮影

5/31 10:17

丹波天平

5/31 10:46

サオウラ峠

5/31 11:13

5/31 11:18

熊倉山頂上

5/31 12:11

前飛龍頂上

5/31 12:13

シャクナゲ

5/31 12:19

シャクナゲ

5/31 12:41

5/31 12:57

飛龍山頂上

5/31 12:57

飛龍山からの展望
ほとんど見えない

5/31 13:21

北天のタル

5/31 13:21

5/31 13:49

5/31 14:09

鶴平

5/31 14:35

三条ダルミ

5/31 14:36

三条ダルミからの展望

5/31 15:11

雲取山
山梨県頂上標識

5/31 15:14

雲取山
東京都標識と三角点

5/31 15:19

雲取山
埼玉県標識

5/31 15:20

雲取山頂上から
富士山はみえず

5/31 15:20

雲取山頂上から

5/31 15:24

雲取山頂上から

5/31 15:29

下山途中にシカに遭遇

5/31 15:30

シカ

5/31 15:57

5/31 17:08

舗装路にでるところ

5/31 17:10

お祭り方面へ右折

5/31 17:27

所畑バス停付近にでる

5/31 17:46

駐車スペース

5/31 18:06

のめこい湯

撮影機器：

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

hirarin

山には20年以上、熊が多い地域にも何度も行っているが、実際に熊に遭遇したのは初めてだった。
鼻息荒い熊が向かってきたときは生きた心地がせず、山野井泰史が奥多摩で熊に襲われたことを思い出した。人の少ないところでは熊鈴は装着することにしており、このときも使用していたが、熊鈴の効果に疑問を感じた。

追記：熊は巨大という意識があったので子熊と書いたが、このときの熊は胴体で1m位、頭部を含むともう少し大きかったようなので成獣だったと思われる。