比良テン泊縦走(北小松~八雲ヶ原~朽木)


- GPS
- 29:13
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 2,520m
- 下り
- 2,338m
コースタイム
7:53 JR北小松駅
8:33 楊梅滝
9:31 ヤケ山
10:16 ヤケオ山
10:50 釈迦岳
11:46 八雲ヶ原(50分):テント設営、ランチ
※ゲレンデ跡の最上部
13:04 広谷
13:46 大摺鉢(八淵の滝)
13:55 小摺鉢
14:04 貴船の滝
14:40 七遍返し
15:49 イブルキのコバ(20分):水汲み
16:54 八雲ヶ原
6/1(日)
5:42 八雲ヶ原:御来光、朝食後出発
6:09 武奈ヶ岳(10分)
6:38 細川越
6:58 釣瓶岳
7:21 イクワタ峠
7:47 笹峠
8:01 地蔵峠
8:25 横谷峠
8:49 須川峠
9:37 蛇谷ヶ峰(70分):ランチ
12:34 朽木いきものふれあいの里
12:58 くつき温泉てんくう
天候 | 5/31,6/1晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:14:20くつき温泉てんくう-(シャトルバス無料)-14:26朽木学校前 14:37朽木学校前-(江若バス740円)-15:01JR安曇川駅 15:17JR安曇川駅-(大阪方面への新快速、とっても便利です) |
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況: 1日目 北小松~八雲ヶ原:踏跡は明瞭。危険箇所は特にありません。 八雲ヶ原~広谷~八淵の滝:踏跡は明瞭。危険箇所は特にありません。 八淵の滝~八雲ヶ原:ここは危険表示多数の要注意箇所!(特に貴船の滝周辺) 自信がない方は経験者同伴がベター。 2日目: 武奈ヶ岳~イクワタ峠:踏跡は明瞭。 イクワタ峠~地蔵峠~横谷峠:道が判りにくく地図読み必須。 横谷峠~蛇谷ヶ峰:踏跡は明瞭。 蛇谷ヶ峰~朽木 :踏跡は明瞭。 ※ただし私は分岐を間違えてエラいことになりました。 携帯電波: 八雲ヶ原、武奈ヶ岳で携帯(au)利用可能 GPSログ: 八雲ヶ原~イクワタ峠(2日目の最初)は手書きです。 |
写真
感想
今週もテントを担いで比良へ向かいます。
今回のお目当ては、次の3つ。
‖譴瓩阿(楊梅の滝、八淵の滝)
▲謄鵐箸ら御来光
蛇谷ヶ峰へ迷わない(イクワタ峠~地蔵峠~横谷峠)
‖譴瓩阿
まずは楊梅の滝へ。滝壺直下まで行くことができ、落差も大きく迫力ある滝でした。
次に八淵の滝へ。一番のお目当ては貴船の滝。地図上にも危険マークが多いところ
なので、一旦テントに荷物を下ろして空荷で向かう。
天気が良すぎて暑かったのですが、貴船の滝は天然ミストシャワーが舞う
とっても気持ち良い場所でした。滝の上からも覗き見ることができますが、
高度感がありスリル満点でした。
暑かったせいもあり、プラティパスの水が尽きた。沢を通り過ぎた後で戻るのも
大変なので、水場まで近いこと(八雲ヶ原20分、イブルキのコバ30分)を確認して
進むことにした。
プラティパスは便利だが、水の残量がわからないのが欠点だ。
暑くなるこれからの季節は、少し多めに水を持って行こう。
▲謄鵐箸ら御来光
翌朝、テント前から御来光を見た。ゲレンデ跡の最上部からは東に展望があり、
きれいに見ることができた。でも今日は前回に比べて、空気が霞んでいたのが
残念!
蛇谷ヶ峰へ迷わない(イクワタ峠~地蔵峠~横谷峠)
テントを撤収し、武奈ヶ岳経由で蛇谷ヶ峰を目指した。
前回、迷った笹峠、地蔵峠を注意して進み、ノーミスでクリア。
前回、地蔵峠では林道を進んでコースを外したが、林道ではなく尾根上に
正しいルートが有ることが確認できた。
蛇谷ヶ峰まで、迷うことなく到着。山頂の芝で寝っ転がっていると、
おっちゃんに話しかけられた。山の大ベテランのおっちゃん(74才で山は
現役バリバリ)で、山の話で大いに盛り上がった。
と、ここまでは順調だった。おっちゃんと別れて、さあ気分はオフロへGo!と
いうところで道を間違った。
カツラ谷の登山道は地図では破線の道で「道荒れている」とある。
「今日は時間もあるしこのまま行こう。」と思ったのが運の尽き。
道はボロボロで、崩壊箇所多数。最後には大崩落で道がなくなり進めなくなった。
この時点で地図を見直し「現在通行止」の文字を見落としたことに気付く。
さあ困った。もどるのも危険。大きな谷を一つ越えれば正規ルートがあることは
判っていたので一旦戻り、違うルートを探す。
1つ手前の尾根筋はなんとか谷に下りれそうなのでそこから藪こぎ開始。
なんとか急坂をくだり、谷の反対側の斜面の一番ゆるやかな場所を選んで攀じ登る。
木や草の根っ子等利用できるものはなんでも使って上へ突き進む。なんとか道まで
たどり着き胸をなでおろした。最後が今回一番のアドベンチャー気分を味わった。
(最後まで気を抜いたらあかんで!と比良に教えられた気がした)
今日は少し反省の山でした。
(1日の消費量 水1.8L(行動中のみ、食事除く)、燃料60ml(夜30ml+朝30ml)
荷重 10kg)
コメント
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比良山系ハマってますね!
いや〜しかし暑くなかったですか?
そんな暑い中の滝巡りは涼しそう!
あ、ゲレンデ跡上のあの場所でテント張ったんですね。僕もあそこで張りたいなと思ってるんですよね〜
比良、大ハマりです。
雪のない比良なら安心して遊べるので、
私のテン泊トレーニングにぴったりの山ですね。
また、山で出会う人も面白い。
今回蛇谷ケ峰で出会ったおっちゃんは、
「今日の山で今年に入って56日目」って、すごいペースで登られてました。
おっちゃんは
「72才以降は友達が一緒でないと家族が3000m級は登らしてくれへん」
って嘆いてたけど、いつまでも心から熱中できることがあることは
いいことですね。心の若さを感じ、元気をもらいました。
あの場所は、前回ご来光の際に人がテントを張っているのを見て真似てみました。
テントから顔を出せば、ご来光が見えるってなかなか贅沢な場所です。
お勧めですね。
kickeyさん、こんばんは
また、また比良を大縦断・大縦走ですね。
それも八淵の滝めぐり付のご来光付き、暑い週末でしたが、
涼しそうなレポート楽しく拝見しました。
今回のご来光では、しっかり白山を確認されたようですね(写真88)
黄砂の影響が出ていたはずですのに、ヤッパリ朝の空気は澄んでいる
証拠ですね。そんなテント泊三昧のkickeyさんには羨ましい限りです
chamchanさん、こんばんは。
立派なお山のシルエットは、白山だったんですね。
蛇谷ヶ峰山頂で出会ったおっちゃんは金沢大ワンゲル部を今でも
指導されているらしく
「白山はええで〜。日本アルプスの山々に引けをとらん。
関西から近く週末を利用して行ける良い山や。同じレベルの
山仲間を4人を集めて、車で高速で行ったら安いもんや。
でも下道でいったらあかんで。」
と、白山の魅力をたっぷりと私に伝えてくれました。
白山はいつか登ってみたい山です。
滝めぐり、沢歩きは暑いときに特に気持ち良い。
また、今回初めて行った貴船の滝はとっても魅力あふれる滝でした。
何度でも訪れたい場所ですね。
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