稲子岳南壁左カンテ
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- GPS
- 10:26
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 837m
- 下り
- 1,461m
コースタイム
- 山行
- 3:07
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 3:54
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 6:29
天候 | 11日 晴れ 12日雨/曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
カム類#0.4〜#2まで万遍なく使えます 登攀終了後は歩いてすぐ稜線にぶつかります。取り外せる鹿柵があるのでそこから稜線に入ります。登山道へ下りるための道は踏み後、テープ共に明瞭 |
写真
感想
1P目 リード sola16
取り付きまでは迷わなかったが、ルートの右からトラバースをしてきた関係で
スタート地点が本来の取りつきより5m程度高い地点(ちょうど赤いハーケンの高さ)から登攀開始。
ごくわずかだがトラバースするのでランナーをセット
ちょうど小さい亀裂がありカムの#0.3が使えた
風が強いため細かくピッチをきることにしていたので途中のアンカーで終了
2P目
階段状の壁を浮石に気を付けて登っていく。ところどころでカムが有効に使える。
3P目(本来の2P目) リード sola16
特に難しくもないが浮石に気を遣う。
ランナーはハーケンやしっかりしたハンガーボルトあり
チムニー下にアンカーが2つある。今回は丈夫な方を使用
4P目(本来の3P目)
最近だと左のワイドクラックから上がる方が主流という記録を見たが、
チムニーに入る方が自然だと感じた。チムニーの入り口にちょうど良いクラックが
走っており#2、#0.75がしっかり決められるので安心(ビレイ中にずっとこのクラック見ていてカム決めたいと思っていた)
チムニー内にも左側にハンガーボトルがありこれまた安心
ホールド、フットホールドともに豊富
上部でやや左に移動するところが微妙にバランシーかも
チムニーを抜けてすぐに終了点
5P目(本来の4P目) リード sola16
途中までは同時登攀で移動し適当なところで岩を利用したアンカーを作成してから
取り付いた方が良かった。
凹角を一旦抜けた後に左か右かみたいなところでロープの残りが気になったので
クラックと近くにあったハーケン2つを利用してアンカーを作成
6P目(本来の4〜5P目)
左の方へ行くルートを取る。出だしが難しいようで苦戦していた。
結構前の記録を見るとA0用のスリングがあった。
残置ハーケンが数本
自分がリードする場合は左のクラックにカムをきめる。ハンドジャムバッチリきまる。足を一つ上げて踏みかえするのが少し難しいかも。私はリーチで右上のがガバが
そのまま届いてしまったので背が低いと少し踏ん切りが必要かもしれません。
5m程度歩くとおまけピッチの場所に
7P目(おまけ) リード sola16
やる必要なかったけどせっかくということで
登りだして右側にハーケンが2本、左のハンドサイズのクラックにも#2か#1が決められます。登るときにギアの受け渡しをしなかったのでこの時カム無し…。
すぐ終了点。
反省点としては4P目についてきちんとパートナーに説明しておくべきでした。
マルチで組むのは初なのでコミュニケーションをいつも以上に念入りに行う必要
がありました。
冬の南八ヶ岳のバリエーションが混んでるときにここ来るのも面白いかもしれません。
記録:sola16
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