笠取山と雁峠

2008年05月17日(土) [日帰り]

• GPS: 05:45
• 距離: 10.7km
• 登り: 850m
• 下り: 838m

コースタイム

作場平口7:55→8:13一休坂分岐8:13→8:55笠取小屋9:00→9:40笠取山10:00→10:20水干10:35→11:00雁峠(昼)12:05→12:40ヤブ沢峠12:45→13:40作場平口

天候

晴れのち曇り時々雨

コース状況／危険箇所等

・登山道は大変よく整備されており、問題ありません。
・笠取山の登りは直登で急坂のため、下りは東に回り水干経由の道を使った方が安全です。

写真

3/26 11:45

登山口ある案内図、クマがいます。

5/17 7:54

スタートはゆるやかな道

3/26 11:45

一休坂への分岐

5/17 8:16

新緑です。

3/26 11:46

5/17 8:29

ミズナラがみごとな一休坂

3/26 11:51

笠取小屋より大菩薩嶺

3/26 11:46

笠取山が見えてきました。手前の丘は「小さな分水嶺」

3/26 11:50

小さな分水嶺(多摩川、荒川、富士川)

3/26 11:46

いよいよ笠取山の登りです。

5/17 9:32

かなり急です。この道を下りてくる人はいません。

5/17 9:38

途中で振り返ります。

3/26 11:46

笠取山付近より雁峠、左奥は国師岳(雲がかかっています)

5/17 9:42

古礼山、水晶山方面

3/26 11:50

山頂まであとひと登り

5/17 10:00

展望のない狭い山頂。休むところではありません。

5/17 10:02

東に向かって下ります。

3/26 11:52

水干。この上に水神社の祠があります。

5/17 10:37

ここから多摩川が始まります。

3/26 11:52

雁峠に向かいます。

5/17 11:03

全く人気のない雁峠と笠取山

5/17 12:57

この沢も多摩川に

5/17 13:02

ミヤマスミレ?

5/17 13:13

ヤブ沢沿いの道はゆるやかで新緑もきれい

3/26 11:53

「はまやらわ」の風呂

撮影機器：

E-410 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

Akaneko

作場平口（トイレあり）に車を置き、カラマツ林のゆるやかな道を登り始めます。
途中ヤブ坂峠と一休坂尾根の分岐地点に出、一休坂を選択。
案内板には下り向きとなっていますが、それほどの急坂でもなく、ミズナラの見事な登山道を登ると沢にかかる小橋を渡り、
平坦な道となり、最後に少し登ると笠取小屋に到着です。
　
ここまでは斎木林道経由で小屋・林業関係の車が入ってきます。
この周辺も鹿による樹皮の被害が拡がっているとのことで、
鹿対策の樹木の保護や柵を作る作業に携わっている方がかなりいました。

途中小さな分水嶺に立ち寄り、いよいよ笠取山の直線登路が目の前に立ちはだかり、
覚悟を決めて登り始めました。
登りきったところからは遠く国師岳まで見ることができましたが、
雲もだんだん厚くなり展望も悪くなってきました。
　
笠取山の山頂はもう少し東寄りにありますが、
展望のきかない狭い山頂で休むことなく多摩川源流地に向かいます。水干から出る水滴が多摩川のはじめの一歩とのことですが、
見ることができず、少し下にある水の湧き出している地点で記念撮影。
　
この水干付近にはランチに格好のベンチがありましたが、先客がいたので雁峠に移動しました。
こちらは登山者もほとんど通らずカヤトの広々としたところで、ここにもベンチがありました。
笠取小屋で昼食を摂っていた人もかなりいましたが、車も止まっており山の風情は感じられないので、
多少遠回りでも雁峠まで足を延ばすことをお薦めします。
　
笠取小屋を過ぎると雨が降り始め、駐車場に到着すると同時に土砂降りの雨となりました。
この日泊まった柳沢峠近くにある「はまやらわ」に14:30頃チェックインしましたが、
直後に落雷により３時間ほど停電。
テレビも見られず寝ていました。

この宿は1泊2食付で12,000円前後との情報でしたが、
サービス料等が別のため酒などを飲むと実際には一人20,000円ほどかかってしまいました。
が、この宿は1日3組限定で本当に静かで解放感ある2つの風呂（温泉ではありません）も貸切です。
この日は我々１組だけの独占で、帰り際に越乃寒梅を１本頂きました。