上高地から西岳ピストン 〜横尾、西岳テント泊〜


- GPS
- 17:38
- 距離
- 38.5km
- 登り
- 1,726m
- 下り
- 1,724m
コースタイム
- 山行
- 2:27
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:32
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 6:31
- 山行
- 6:28
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 7:57
天候 | 11日 晴れ 12日 曇り時々雨 13日 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://www.nouhibus.co.jp/route_bus/kamikochi-line/ あかんだな駐車場料金 1日 600円×3日=1800円 濃飛バス運賃 あかんだな駐車場から上高地往復で2090円(7日間有効) |
コース状況/ 危険箇所等 |
■上高地〜横尾〜槍沢〜大曲分岐 ・危険個所なし ・横尾までの11kは砂利を盛り直している部分多く、チョッとだけ歩きやすくなってたように思う ■大曲分岐〜水俣乗越〜ヒュッテ西岳 ・大曲分岐から水俣乗越側へ曲がると極端に人が減って、道も悪くなるが あくまでもここら辺の道のと比較してであり、一般的な登山道レベル ・水俣乗越までは急坂、そこから先のヒュッテ西岳までは表銀座縦走路の中では危険区間。鎖場&鉄ハシゴあり、ヘルメット着用推奨 ★最終水場は大曲分岐の手前辺りの沢、私は前もってババ平のテント場で補給 【ヒュッテ西岳】 テント泊 1人2000円 トイレは1回使うごとに100円(テント泊者も必要) ・テン場は稜線上の離れ小島のような場所で展望は良い ・小屋番さんの対応は少し塩かなぁ(個人的感想) 缶ビール 350m 600円 (アサヒスーパードライ) 本年よりテント泊でも予約必要 https://kita-alps.yamagoya.gr.jp/area02/356.html |
写真
感想
今年は休日出勤でほぼ潰れるはずだったお盆休みだが、何故か大型連休GET。役に立たない社員は良いこともある!
でも確定したのは7月下旬で慌てて調べまくった。私が今一番行きたいのは南アルプスの荒川〜赤石〜聖の周回コースで今年から東海フォレストのバス及び山小屋も再開。独特の1泊ルールやテント泊も予約要などいくつもハードルがあり、結果それを乗り越えることは出来なかった。2年ぶりの再開&一番混むであろうお盆時期、そんなに甘くは無かった(>_<)。
しかし落ち込んでいる暇はない、とにかくコースを決めなければ!と思い妻に「何処行きたい?」と聞いたら「槍ヶ岳!」と即答。妻は2度目で最初は西鎌から登ったので今度は東鎌や南岳側が良いだろう。もちろん私が行きたい場所(氷河公園)を盛り込んであっという間に3泊4日でコースは決まった。
私が夜勤明けである初日は午後から上高地入って横尾、2日目に氷河公園通って南岳、3日目は槍へ登って東鎌下りてヒュッテ西岳。本峰を登りつつ展望の良いテント場2泊。ヒュッテ西岳のテント場予約も取れ比較的マッタリ出来る良いコースが出来たんだけどな〜。
初日は天気も良く予定通り18時頃横尾着、序盤の消化試合を済ませておけるのは大きい。夕食はすき焼き、私の大好物♪。もちろん美味かったけど写真的には映えない、春菊を外したのがイタかったように思う。(彩り的に)
2日目から本格的な山登り、しかし序盤から小雨模様。槍沢ロッジくらいで少し本降り模様となり難しい判断を迫られる。今日頑張ったとしても明日もイマイチな予報、特に台風が来ているときは全く天気が読めない。
相談したのち今日の南岳は諦め、西岳に変更。CTで1時間ほど近いし西岳は妻が行ったこと無いのでそちらにしようとなった。そうと決まれば早速西岳にTEL、もちろんテン場は空いていたがここのおっちゃんは「この天気だし止めたほうが良いのでは?」、「昨日はテントポール折れた方もいたよ〜」と脅してくる。もちろん我々を気遣っての事なのでありがたいが儲ける気あるのか?と少し思ったりもする。
無事予約も取れ西岳に向かう、大曲り分岐から先は一気に人も居なくなりしかも急登。妻はよく頑張ったと思う。
水俣乗越まで出て一服、数組の方が休んでおられ少し談笑。この天気でココに居られるのでそれなりのベテランさんばかり。ソロの男性が昨日撮ったという氷河公園の写真を見せて下さった。湖面に写ったリフレクション槍ヶ岳が綺麗だった、私は一体いつになったらみられるのだろう?
水俣乗越から先は細尾根で鉄ハシゴ&鎖場もあるが慎重に歩いてお昼には西岳到着。ここまでなら流石に来れるとは思っていたけど正直ホッとした。
私は北アルプスだけに限定すれば、たぶん7割くらいのテン場に泊まっていると思うが、一番好きなテン場はヒュッテ西岳。稜線上の端っこにあり槍ヶ岳と常念の展望が最高に良い。大天井や蝶ヶ岳、北穂のテン場も捨てがたいが今のところ第一位はココ!
テント設営して昼間から宴会してお昼寝、こんなのも偶には良い。夕方前には雨も上がり折角なので西岳山頂へ。私は百高は制覇したい!と思ってはいるもののこの周辺3座は未踏。やっと1座GETも赤沢山&赤岩岳は未登頂のまま。妻が寝てる間に片方くらい行けた気もするが、まあいいや!とあっさり諦め。自分で言うのも変だが達成する気あるのだろうか?
山頂では30分ほど粘って槍の穂先が一瞬だけ見れ感動、こうゆう場所ではあまり粘ろうとしない妻がしばらく居ようと言うので驚いたが、見え隠れを繰り返す山並みを見てると飽きない。ドピーカンの大展望より私もこっちの方が好き。もちろんドピーカンの展望はある程度分かっているからだけどね(笑)
夕食の夏野菜カレーは味も見た目も最高!唯一ご飯の炊き加減だけ失敗したので次回への課題。
翌日早朝やっと槍がバッチリ見えた、私も妻も大喜び♪やっと報われた。
でもこの時点では午後から天気は下り坂傾向、明日まで休み取ってあったが相談したのち下山を決めた。しかし思ってほど天気の崩れはなく河童橋から吊尾根もバッチリ見えたのでヤッてしまったかも?まあしょうがない。
こうゆう時いつもだったら「なんで雨降らんねん!」と真剣に思う残念野郎の私だが、この時は「晴れて良かった」と心底思った。理由はテント場でお話させて頂いた方々がほぼ槍ヶ岳方面に向かわれると聞いていたから。隣のソロの男性も良い方で殺生ヒュッテに向かわれると言っていた。そして一番話弾んだのが稜線側にテント張っていた子供2人連れのお父さん、大阪弁でとても話が面白い方だった。
しかも色々喋っているうちに、山にハマった境遇が一緒で親近感が増した。山レコユーザーさんでも結構見掛けるが、小中学時代父親に半ば強制のように山に連れてこられ痛い目に何度も合う。よって社会人になったとたんパタリと行かなくなる。
しかし30台後半から40台になるころにふとあの時の思い出が蘇り、初めてソロで山に行ってハマるみたいな。子供さんお二人は小学生とお聞きした、たぶん将来山にハマるんだろうな〜。
と言うことでたぶん今年1番の夏山登りは終了、昨年は100点満点だったけど毎年そう上手くはいかない。とにかく怪我無く帰れたので合格点。
また来年、今度こそ夫婦で南アルプス!、早めの予約忘れずに(^.^)
kiyaさんご夫妻が下山日の13日に私は上高地から同じルートを上がっていました。
時間を確認すると8時40分頃に槍沢ロッジ着。
なんと、槍沢ロッジで同じ時間に休憩をしていました。
何故気付かなかったのだろう…悔やまれます(涙)
この日から2泊で念願の北鎌尾根(水俣〜)に行ってきました。
それは超残念(>_<)。a2a2さんほどの美人ハイカーなら必ずガン見してたはずなのですが。
帰りの槍沢ロッジでは写真54の蝶さんに一目惚れされほぼそちらに目がいっていたからかも?。モテる男はツラいです(笑
北鎌行かれましたか、オモロかったでしょう!。数年前に北方稜線とか行かれていたので、もう北鎌は歩いておられるのかと思っていました。
私もまた数年後に行きこうと思っていますが、今度は湯俣から真っ直ぐ上がってみたいです(^。^)
・・と書きつつたぶん乗越からになるでしょうけど。
奥様とハードかつ楽しい山行で写真からも伝わってきました😊
夜勤明けでの運転とは、自分なら何度も仮眠しそうです。西岳もいつか行ってみたいところのひとつなので、予習させて頂きました。
工程的にはユルユルに近い感じでしたが2日目は雨だったので少しハードでしたかね。
妻と一緒のときは楽しさ重視なので、厳しいところは余程天気が良くないかぎり避けます。
運転は妻と半々くらいなので仮眠は出来ます、osakaさんはdolceさんと行かれる場合はキツイでしょうね!
免許取ってもらった方が良いのでは?(※確か持ってない記憶がありますが間違えていたらすいません)
西岳は展望最高ですよ!。蝶や常念、大天井だと少し槍が遠く感じる方にはおススメです(^.^)
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