赤岳（美濃戸口からピストン、↑地蔵尾根、↓文三郎尾根）

2022年08月19日(金) [日帰り]

• GPS: 08:46
• 距離: 18.7km
• 登り: 1,517m
• 下り: 1,514m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:44
• 合計: 8:44

距離 18.7km 登り 1,531m 下り 1,520m

5:16 美濃戸口
5:49 5:50 やまのこ村
5:55 美濃戸
6:42 中ノ行者小屋跡
7:28 7:42 行者小屋
8:49 8:50 地蔵の頭
8:57 8:59 赤岳天望荘
9:37 赤岳頂上山荘
9:43 10:36 赤岳
10:37 10:44 赤岳頂上山荘
10:48 10:49 赤岳
10:53 10:54 竜頭峰分岐
10:58 赤岳
11:03 キレット分岐
11:09 11:15 文三郎尾根分岐
11:21 11:23 赤岳主稜チョックストーン
11:44 阿弥陀岳分岐
11:52 12:00 行者小屋
12:35 中ノ行者小屋跡
13:17 美濃戸
13:20 13:28 赤岳山荘
13:31 やまのこ村
13:51 河原奥の氷柱
14:00 八ヶ岳山荘
14:00 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

4:50、美濃戸口の駐車場着。
既に最上部とその下は満車でしたが、更にその下はまだ空車でした。

5:50、林道を約1時間歩いて美濃戸着。既にほぼ満車でした。

※当初、美濃戸まで車で行こうと思っていました。
　但し、以前、皇海山へのアクセスで栗原林道を利用した際、
　車がパンクしてしまい、泣く泣く撤退した経験があった為、
　万が一を考え、美濃戸口から歩くことにしました。

　実際の林道は、言われるほど悪路とは思いませんでした。
　但し、車高の低い車だと、2・3回、腹を擦ると思います。
　普通車でコース取りを間違わなければ大丈夫と思いますが
　段差以外でも、タイヤの側面を石で擦るとパンクしやすいので、
　注意が必要です。

下山時（14:00頃）、美濃戸は路駐もありで駐車多数。
美濃戸口は8割程度の駐車率でした。

コース状況／危険箇所等

【ルート全体について】
踏み跡は明瞭で、看板も多く、特に迷うことは無いと思います。
行者小屋から先は岩場が多いですので、前後の登山者としっかりと間隔を空け、
浮石に乗らないよう/落とさないように注意して下さい。

【美濃戸口〜美濃戸〜南沢〜行者小屋】
「美濃戸口〜美濃戸」は林道歩き。美濃戸から本格的な登山道。
行者小屋までは、おおよそ緩やかに高度を上げていきます。
行者小屋手前の沢まで来ると視界が開け、赤岳や横岳が眼前にそびえ立ちます
ここから見ると、本当に登れるのか？と思うくらい、
八ヶ岳の山壁が反り立っています。

【行者小屋〜地蔵尾根〜地蔵ノ頭】
中盤から岩の急登です。
しっかりした鎖、手すりのある階段があるので、
落ち着いて通過すれば問題ありません。

【地蔵ノ頭〜山頂】
地蔵尾根を登りきると、赤岳山頂まで最後の登りです。
岩の登山道ですが、足や手をかけられる部分が多分にあり、
鎖もしっかりしているので、落ち着いて通過すれば問題ありません。

【山頂〜文三郎尾根分岐】
文三郎尾根分岐まで、急な岩の下りとなります。
また、分岐手前はザレているのでスリップに注意して下さい。

【文三郎尾根分岐〜文三郎尾根〜行者小屋】
急なザレ場と階段の下りが続きます。
階段の段差が割と大きく、且つ、階段は自分で歩幅を調整できない為、
登りにこのルートを使うとペースがつかみづらく、疲労しやすいと思いました。
その為、下りに文三郎尾根を使うことをお勧めします。
また、階段は、段差が浮いているものあるので注意して下さい。

【行者小屋〜南沢〜美濃戸〜美濃戸口】
登りでの疲労がたまっている為、行者小屋からの長い下りと
最後の林道歩きが地味にしんどいです。

その他周辺情報

近くの百名山
・霧ヶ峰
・美ヶ原
・南アルプス　等々

ご当地グルメ
・ハルピンラーメン（創業昭和49年、旨辛の独特なラーメン）

写真

8/19 5:30

美濃戸口から美濃戸までは林道歩きです。
車の往来があるので注意して下さい。

8/19 6:12

南沢の苔むした八ヶ岳的風景。

8/19 7:21

枯沢から八ヶ岳の主峰、赤岳を望む。

8/19 7:30

8/19 7:50

北アルプス、槍・穂高方面。

8/19 7:54

北アルプス最南端、乗鞍岳。

8/19 8:18

地蔵尾根の登り。
焦らず、一歩ずつ確実に登って下さい。

8/19 8:22

阿弥陀岳。右に御嶽山と乗鞍岳を従えて。

御嶽山〜北アルプス方面まで一望できました。

8/19 8:37

地蔵ノ頭まで登ってきました。

8/19 8:35

赤岳と阿弥陀岳の山容が美しいです。

8/19 8:42

地蔵ノ頭から北アルプス方面。

8/19 8:52

赤岳と赤岳展望荘。
左には富士山も見えています。

8/19 8:54

左に金峰山、奥秩父方面。右に富士山。

8/19 9:10

山頂への登山道から北八ヶ岳方面。

8/20 15:00

ヘリで荷揚げを行っていました。

8/19 9:19

中央アルプス方面。
左に空木岳、右に木曽駒ケ岳。

8/19 9:20

阿弥陀岳山頂と御嶽山。

8/19 9:33

天狗岳の向こうに妙高戸隠。
左から高妻山、焼山、火打山、妙高山だと思います。

8/19 9:34

浅間山、四阿山方面。
その奥に上越国境（苗場山等）が見えている？

8/19 9:53

権現岳の向こうに南アルプス山塊。

8/19 9:53

北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳。

8/19 9:53

鳳凰三山。

8/19 9:57

奥秩父・金峰山方面〜南アルプス〜中央アルプス〜北アルプスを一望。

8/19 9:59

言わずもがなの富士山。

8/19 10:12

8/19 10:26

左に甲武信ヶ岳、右に金峰山。

8/19 10:27

金峰山の五丈岩が見えます。

8/19 10:27

両神山。

8/19 10:42

北アルプス、右奥に剣岳。

8/19 10:42

霧ヶ峰の向こうに北アルプス北端方面。
左から鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山。

8/19 10:52

山頂から文三郎尾根分岐までの下り。

8/19 11:04

文三郎尾根分岐までもう少し。

8/19 11:12

8/19 11:14

The八ヶ岳的風景。

8/19 11:13

文三郎尾根の下り。最初はザレ場です。

8/21 21:49

途中から噂通りの階段地獄。

8/19 11:34

まだまだ続く階段。

8/19 11:40

お決まりのマムート印。

8/21 21:54

下山後、山麓から八ヶ岳を一望。

撮影機器：

STYLUS1,1s OLYMPUS IMAGING CORP.

ASUS_Z01RD ASUS

感想

mrchildren77

ずっと前から行きたかった、八ヶ岳主峰の赤岳。
百名山もおおよそ半分を踏破し、自身も経験も積んできたので、いざ挑戦！

当初、赤岳展望荘で一泊し、横岳や硫黄岳への周回を予定していましたが、
好天は1日のみの予報だったので、日帰りピストンに計画変更。
午後になってもあまり雲が湧かず、夏山としては最高の天気に恵まれました。

山頂からは文句無しの360度の展望。
下山せず、ずっとこの景色を見ていたい気持ちでした。

行者小屋からは急登の岩場が多く、注意が必要です。
但し、階段や鎖はしっかりしており、足場に困るような箇所はありませんでした。
また、良く踏まれており、今まで行った山と比べると、浮石も少なく感じました。
そのため、焦らず登れば、特に問題なく登れると思います。