富士山 須走ルート素登り (2022)
- GPS
- 08:43
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,702m
- 下り
- 1,760m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 8:44
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
須走口行きバス 御殿場駅〜須走口5号目 |
コース状況/ 危険箇所等 |
8号目以降の登山道(吉田口コース兼用)は去年よりかなり崩落していました。あれは何なんでしょうか? |
その他周辺情報 | 昼登り弾丸登山 |
写真
感想
2022年初の富士登山へ。
備忘録も兼ねたメモとなりますので長文です。
■前日夜に御殿場へ
都内から御殿場へ小田急バスにて向かい前泊しました。バス代1,710円くらい。
■当日朝
御殿場駅発須走口五号目行きバス始発0735に乗車し須走口へ。
御殿場駅バス停3番乗り場から乗車ですが、登下山共に須走口の場合、まず乗車列に並んでザックを置くなどしてから少し離れたチケット売り場の自販機で往復チケットを購入すると、片道1,700円くらいが往復で2,000円ちょい位(雑、、、)となりおトクです。
なおチケット自販機は0715頃に係の方が電源入れる事が多いので焦らず待つが吉です。
■高度順応
0830頃に登山道入口に到着。登山準備やトイレを済ませつつ30分ほどの高度順応してから0900ちょうどに登山開始。なお須走口五号目トイレは200円です(他の登山口は五号目には無料トイレが有るんですが何故か須走口は五号目から有料ですね)。
■いざ登山開始(〜六号目まで)
石畳の参道を上がると古御嶽神社(こみたけじんじゃ)が有り二礼二拍手一礼して無事故を祈ると今年も須走口に来たという実感が急に湧いてきます。そこから先は六号目まで須走口名物の樹林帯、平坦な砂利道、溶岩むき出しの岩登り、の3タイプの混合ルートが続きます。ここが下山の時はボディブローの様に効くことは須走口ルート経験者ならご存じの通りです。
途中で登山道(右側)と下山道(左側)の分岐点が有りますが、たまに海外の方が迷って下山道に入ってしまうようです(後述)。
■登る登る(〜本八号目手前まで)
本八号目で吉田口ルートと合流する手前の七号目辺りから45度じゃないかと思う位の急勾配の砂利道と砂道が頻繁に現れます。八号目手前は吉田口下山道なので「あの」ザレ道を登る状態です。下りでも歩きづらいあの道を登るのはなかなかにエキサイティング。
なお吉田口下山道を下ってくる方へ、私は道を間違えて下山道を登っているのでは有りませんので須走口ルートの登山者に優しくしてくださいませ(笑)。
なお7号目の見晴館入口に鳥居が有りますが未だ7号目ですので油断大敵です。
■更に登る(〜頂上まで)
本八号目からは吉田口ルートと合流しますが、須走口ルートから吉田口ルートへの合流地点の看板がなかなかに分かりづらいです。こんな小さい看板?という感じです。また看板通りに小さなルートを登ってもなかなか胸突江戸家も本八号目トモエ館にも辿り着けないのはきっと登山者に対するオモテナシです。ちなみにこの本八号目合流地点にも不自然に横向き(?)に白い鳥居が有るので合流地点への一つの目印になります。
なお本八号目トモエ館と言えば名物のクルミチーズパン(400円)と富士山あんぱん(300円)ですが午前中早く(10時頃)には売切れてしまうそうなので食べたい時は早朝登山かご来光登山からの早朝下山が狙い目です。売り出し開始の時間は聞き忘れました(汗)。
本八号目トモエ館を過ぎると吉田口ルートの登山者も合流して多くの登山者と共にザ・富士登山という感じです。バテている方、走り抜けていくトレラン勢、酸素缶のシューシューという音、全てが「あぁいま私は富士山に居る!」とGLAYのTERUばりに両手を広げんばかりのテンションです。
九号目の看板の後は頂上までたった30分です。バテて白い顔で休憩している方に優しい目を向けながら「ここまでは前菜、九号目の30分こそがメインディッシュ」と忍者の如く一気に駆け上がりますが、何故かいつも九号目は息も上がらず心拍数も上がらず、ひたすらに大腿四頭筋とハムケツだけが疲弊している不思議な感覚で頂上の鳥居と狛犬を駆け抜けゴール!
■頂上でのアクティビティ
毎年恒例、久須志神社に参拝し御朱印(1,000円)と木札(1,000円)を頂きました。残念ながら山口屋本店さんも扇屋さんも休憩時間?だった様で豚汁はおあずけ、、、仕方無くゲーターやら軍手、膝サポーターを装備、靴紐を締め直して下山へ。頂上滞在時間は約15分(お鉢回りはほぼしない派)。
■下山開始(〜七号目まで)
下山も本八号目までは吉田口下山道を降りていきます。ここは得意コースなので時間短縮も兼ねてほぼ重力のスピードで駆け降りていきます。
本八号目にある分岐の看板は以前は意味不明な表記と看板サイズで吉田口ルートの方がそのまま須走口ルートに入り込む「富士山アルアル」が多発していて富士山エンタメの最高峰を極めていましたが、今年はなんとおじさんが1人立たれていて間違えない様に丁寧に声掛けされていました(時間帯にもよるのかも知れません)。去年までそんな優しさは有りませんでしたので、きっと皆さんの保全協力金のおかげです。
■いよいよ砂走り(〜砂払い五号目まで)
七号目を過ぎると名物「砂走り」ですが、御殿場ルートの大砂走りの様な柔らかいザ・砂の道という感じではなくもっと溶岩石が混在してるため油断出来ずかなり精神的に疲れます。距離も大砂走りほどの絶望感は有りませんが結構長いので途中でトイレに行きなくなるのはなんでだろう〜♪、と思うくらいの長丁場で、私の場合ここでヒザに痛みが出る仕組みになっています。
ちなみに今回この砂走りを逆進して登る3人組の海外の方を1630頃に見かけましたが、、、助けてあげれなくてごめんなさい。いゃ絶対無理、砂走り逆進、、、
■最後のワナと神降臨(〜五号目登山口へ)
砂走りの出口が砂払い五号目となり最後の山小屋が有りますがここから五号目登山口迄は更に30分ほど掛かります、油断大敵です。
今回は閉まっていてトイレが利用出来ず少々焦りました(汗)。ここからの樹林帯の岩場の下りは激しく膝を痛みつけます。その痛みのピークに達してあぁもぅダメかも、、、と思う所で古御嶽神社が現れゲーム終了、須走口ルート完了となりました。
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