天生湿原・籾糠山 〜5歳児と1歳児がゆく〜
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- GPS
- --:--
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 525m
- 下り
- 510m
コースタイム
11:00 天生湿原着
11:30 天生湿原発(カラ谷登山道)
12:30 木平分岐(昼食)
13:50 山頂
14:10 山頂発(ブナ探勝路)
15:30 天生湿原通過
16:20 駐車場着
※途中,1歳児がちょこちょこ歩いているので,コースタイムは参考になりません。
天候 | 曇り→2:30頃から土砂降り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場にトイレあり 白川郷I.Cから天生峠に向かう途中に城山展望台があり,合掌集落が一望できます |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口で,整備協力金(¥500/人)が必要です。 登山口には,パトロールやガイドの方がいらっしゃるので, コースの状況や見所などを詳しく教えてくださいます。 (今回,子どもの様子を見たパトロールの方のアドバイスにより, カラ谷登山道〜山頂〜ブナ探索路というルートで歩きました。) 道はよく整備されていて,天生湿原までは1歳児でも歩けます。 (道幅も割と広いので,子ども渋滞を作らずにすみます) 顔の周りを飛び回る虫(ブヨ?)が多かったので,虫除けグッズは必須です。 ミズバショウは見頃を少し過ぎた感じでした。 今年は「例年より見頃が早い」(観光協会の方の話)とのことでした。 |
写真
感想
「ミズバショウ,間に合いますか?」
「う〜ん,ギリギリですね・・・」
飛騨市観光協会に問い合わせたところ,こんな返事が。
出発直前まで天気予報とにらめっこしていましたが,やっぱり出発。
新緑と花と残雪と,最後に土砂降りと。
目で,鼻で,耳で,肌で感じる山行となりました。
運び屋(ベビーキャリア担当)だんださんは,
たくさんの植物に心を奪われ,ついつい歩みが鈍りました。
仕事の疲れもあったようで,重い足取りでした。
忍者さん(5歳児)は,初めて買ったおやつ(フリスク)が気になって仕方がない様子。
「ねえねえ,いつ食べていいの??」と100回くらい聞いていました。
ミズバショウにも興味を示さず・・・フリスク,恐るべし。
ごんたさん(1歳児)は,今日もスタートからベビーキャリア乗車拒否。
張り切って歩くかと思いきや,
小枝を持って「ていっ!」「えいっ!」って・・・ここまで来て戦隊ごっこですか?!
子連れ登山は,なかなか計画通りにはいきません。
ええ,わかってます。でも・・・。
そんな,ちょっとイライラするときに見たブナの新緑。
肩の力が抜けて,気持ちが落ち着きました。
この山は,本当に自然が豊かで,忍者さんもごんたさんも大喜びでした。
やっぱり,歩きやすさだけを優先した山行より,
多少の冒険(岩場や沢,雪など)や珍しい動植物などの豊かな自然に出会える山行の方が
子連れ登山には向いていると実感しました。
下山ルート3/4を残した時点で,大粒の雨が。
天気予報大当たり!土砂降りです。
天候が悪いときには,ベビーキャリアのごんたさんが一番心配です。
厳重に雨装備を整えてきたつもりでしたが,実際に雨が降ると,やっぱり焦りました。
運び屋だんださんも,眉間にしわが寄っていましたが・・・土砂降りの下山中,ごんたさんは夢の中。
無事でよかった!
凹みがちな忍者さんは大声で好きな歌を歌いながら下山。
♪そうさ〜 100%勇気〜 もうがんばるし〜かないさ〜
忍者さんは一言も泣き言を言わず,がんばりました。
そのがんばりと成長ぶりがうれしくて,気持ちは快晴でした。
下山後,忍者さん(5歳児)に感想を聞いたところ,
「今日のことは忘れたい!だって,雨がイヤだったもん!!」
「でもね,山には行くよ。だって山は楽しいんだもん♪」
ああ,よかった♪
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