大峰山(八経ヶ岳) 行者還トンネル西口より
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,136m
- 下り
- 1,140m
コースタイム
奥駈出合 09:31
弁天の森 09:49
聖宝ノ宿 10:09
弥山小屋 10:46
弥山山頂 10:50〜10:58
弥山小屋 11:01
八経ヶ岳 11:23〜11:43
国見八方覗 12:00
弥山小屋 12:03
聖宝ノ宿 12:28
弁天の森 12:47
奥駈出合 13:00
しなの木出合 13:36
行者還トンネル西口 14:08
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポストあり 周辺の駐車場は有料、乗用車一日1000円 しなの木出合からトンネル西口への道は、急な上に途中踏み跡など分かりづらい所あり。 雨の日などは、かなり滑りやすいと思われるので、避けたほうが無難かも。 それ以外は歩きやすい道で、問題は無かった。 帰りは洞川温泉に浸かった。透明ですべすべしたお湯、気持ちよかった。露天あり。 |
写真
感想
昨日は仕事を終え、車で空港へ。最終の飛行機で関空へ飛んだ。
朝5時起き、のんびり車を走らせる。五条からR168へ、西吉野の細い道を抜け、R309へ。
再び狭い道になった。横に綺麗な川が流れている。川の流れに感動しながら車を走らせた。
今年初めての登山のせいだろうか、怖さが溢れてくる。何故なんだろう。いつも山に登る前は気持ちよくない。
道は少しずつ高度を増し、トンネルが近づいてくる。右手に車が停められる所があって、10台くらい停まっていた。この先は有料の駐車場だろうから、神戸ナンバーの人の横に停める事にした。
支度を済ませ、歩き始める。直ぐに有料駐車場が見えてきた。もうすでに上の駐車場は満車らしい。
一日1000円か。先ほどの所に停めておいてよかった。
トンネルが見えてくると、右手に登山口があった。登山届けを出し出発する。
木の橋を渡り、右手に川を見ながら歩いて行く。今日は暑い一日だが、木陰の中、風があって気持ち良い。
しばらく行くと傾いた木製の橋が見えてきた。これを渡って取り付いて行くのだ。
木の根の道を登っていくのだが、石楠花がとても綺麗に咲いている。昨日の寝不足のせいだろうか、どうもテンポに乗れずに歩いて行く。今年初めての山なので調子が掴めないのか?
上のほうから鈴の音が聞こえてきた。昨日小屋に泊まったご夫婦だった。
何人かの方々が降りてくる。皆さん小屋に泊まった方たちだ。
道は間違うことの無い一本道で、一歩ずつ確実に高度を稼いでいく。
それにしても石楠花が一杯だ。やがて奥駆の稜線が近づいてきた。
このあたりは、シロヤシオが満開で白い花を咲かせている。
斜度が緩むと奥駈出合は直ぐであった。ここまで丁度40分、良い運動であった。一息入れて、稜線を歩いて行く。
上り下りを繰り返しながら、石休ノ宿跡に着く。岩の上に上って周りの景色を見てみた。
わずかに弥山が見えている。再び稜線を行くと弁天の森に着いた。ここで一息を入れる。少し下っていくと真正面に弥山が見えた。あそこまで登れば良いわけだ。気合を入れ直して歩いて行くと、理源大師の像がある聖宝ノ宿に来た。何人かの人が休んでいたが、出発する所だったので、抜かせていただく。
ここからは右に左につづれ折に登っていく。視界の開けるところでは、大峰の峰々が見えて気持ち良い。
前を歩く人も増えてきた。遠くに山上ヶ岳も見えて、益々心は躍るのだが、気温の上昇と共に、登るのが疲れてくる。それでも木製の階段を登っていくうちに、前方に弥山小屋のトイレが見えてきた。
弥山の小屋はでっかくて、その前で多くの人が休憩していた。とりあえず山頂へ歩いて行く。
立ち枯れた木の間を抜けると直ぐに山頂、弥山神社に着いた。ここで、一息入れておにぎりを頬張った。
一応裏にも回ってみたが、どこが山頂かは分からなかった。
目の前の立ち枯れの向こうに少し高い頂が見える。あれが八剣ヶ岳だ。
一度弥山小屋の前に戻ってから、右に折れて歩いて行く。日当たりの良い道を下っていく。
鞍部を過ぎ登り始めたころ、鹿除けの柵の中に入る。おおやまれんげを守るためだそうだ。
気持ちよく歩いて行くと、目の前が岩場になり、その先が頂上だった。先客が10人ほど居たので、一息入れながら
周囲の景色を撮影する。おにぎりを頬張りながら周りの景色を楽しむ。遠くに以前登った釈迦ヶ岳も見えていた。やっぱりいつか奥駈をすべて歩いてみたい、そう思いながら眺めていた。のんびり20分を過ごし、帰り始める。
国見八方覗に寄り、テントサイトを抜け、弥山小屋前で一息。後はゆっくりと降りていく。奥駈出合で一息を入れ、
考えてから、しなの木出合へ周ることにした。急に道は細くなり、人影も見えなくなる。これが奥駈の本道なんだと妙に感心しながら。アップダウンを繰り返し、一の峠で一休みしているご夫婦につられて一休み。
一の多和宿の壊れかけの小屋を過ぎ、しなの木出合から下り始める。ただ、途中踏み跡がハッキリしない所や、
かなりの急斜面があり、慎重に降りてきた。雨の日など歩くのは苦労しそうだ。やがて車の走る音が聞こえてくると木々の間から、駐車場の車が見えてきた。坂を下り右に曲がれば登山口であった。
天候に恵まれて、気持ち良い山であった。心地良い疲れを感じながら、山に一礼してから車に乗った。
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