ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4616349
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床

知床縦走〜羅臼岳→硫黄山、最後に失態!

2022年08月21日(日) ~ 2022年08月22日(月)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
22:31
距離
40.7km
登り
2,825m
下り
2,831m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:16
休憩
1:57
合計
11:13
4:35
99
6:14
6:29
10
6:39
6:40
63
7:43
7:49
23
8:12
8:18
43
9:01
9:06
15
9:21
9:22
25
9:47
9:49
10
9:59
10:29
3
10:32
10:34
19
10:53
10:53
12
11:05
11:45
47
12:32
12:41
187
2日目
山行
10:12
休憩
1:01
合計
11:13
5:59
54
6:53
7:02
77
8:19
8:19
112
10:11
10:36
152
13:08
13:12
50
14:02
14:02
14
14:16
14:16
22
14:38
14:40
11
14:51
15:12
118
17:10
17:10
2
17:12
ゴール地点
【1日目】 木下小屋から二ツ池テン場まで12.3km、11時間15分
【2日目】 ‘鵐鎮咼謄鷯譴らカムイワッカ湯の滝まで10.4km、8時間50分 ▲ムイワッカ湯の滝から木下小屋まで17.6km、2時間10分(何れも休憩時間を含む。) 
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
コース状況/
危険箇所等
【羅臼平まで】
登山道がしっかりと整備されていて問題なし。弥三吉水はたっぷりと湧き出ていて、約4l給水。銀冷水は綺麗な水がチョロチョロと。大沢は大きな岩の急登を登る。

【羅臼岳まで】
山頂直下は岩登り。ポール必要なし。山頂も大きな岩がゴロゴロ、広くはなく混雑もあり、一度も腰を降ろさず、写真撮影して下山。前日、山頂の岩場で転倒してヘリ救助された方がいるようなので、足元には十分注意。

【二ツ池キャンプ指定地まで】
ピークは踏まないが、三ッ峰、サシルイ岳、オッカバケ岳の3つの大きな登りがあり、デカザックを背負っての縦走がきつい。しかし、素晴らしい眺望に癒やされながら何とか歩き切る。途中、三ッ峰キャンプ指定地では、きれいな水が緩やかに流れる。

【二ツ池キャンプ指定地】
池の水に流れは見当たらないが、きれいな水。必要な方はそれぞれ給水して煮沸または浄水。この日のテントは全部で8張。

【硫黄山まで】
南岳までは這松漕ぎ、這松跨ぎの連続、一部岩場もあり。南岳からは右手に北方四島を眺めながら素晴らしい、そして快適な稜線歩き。
知円別岳分岐からの両側が切り立った細い稜線はザレていて滑りやすい。その先を50mほど下ったところは未だチングルマ等が咲き乱れるお花畑。硫黄山直下は岩登り状態なのでザックはデポ、ポールは必要なし。

【硫黄山登山口まで】
長くて大きな岩がゴロゴロとした涸れ沢。強い日差しが岩から照り返して暑い、岩も触ると熱いくらい。午後0時、予定時間より遅れていたので、車の回収時間を短縮するため、c1100m付近でpadkunさんと別れて一人ハイスピードで下山。大きな崖(滝跡)が数か所あるが、左右どちらかに巻き道あり。スラブ岩の連続もあり、濡れていると滑りそう。横に張られたロープに垂れ下がったピンテを見印に左手の尾根に登り付き這松トンネル、這松跨ぎの連続。途中、オホーツクブルーの海が見えてひと息、その後、硫黄山新噴火口最上部に出ると、その後は海を眺めながらの下山で、這松トンネル等は終り。岩場の多いところでは進行方向が一部不明瞭、非常に滑りやすい粘土質のところもある。その後、樹林帯を通って硫黄山登山口へ。
なお、硫黄山登山口からカムイワッカ湯の滝までの600m区間は、事前に通行の電子申請(道路特例使用承認申請)が必要。法面の工事が行われているので、作業員の指示に従って通行(夕方になるとゲートが閉じられる。)。
https://www.okhotsk.pref.hokkaido.lg.jp/kk/akk/shiretoko_riyou.html

【カムイワッカ湯の滝から岩尾別木下小屋まで】
前日にデポしていたMTBを漕いで、一人で木下小屋まで車を回収に。知床五湖分岐までは緩やかに上り下り、登山を終えた後ではきつくて、途中、両太腿が攣って10分ほど山中林道で停滞。
知床五湖分岐から岩尾別分岐までは下り基調の舗装路で、左手に知床連山を眺めながら快適なライドオンタイム。
岩尾別分岐からの木下小屋までは、緩めの登りが続く。疲れて後半はMTBを押して歩く。
MTBでの全走行距離は17.6km(カムイワッカ湯の滝からの林道10.3km、道道93号知床公園線4.0km、岩尾別温泉まで3.3km)

【熊の気配は?】
岩尾別から羅臼平までの間で古い熊の糞1箇所、掘り返し1箇所、羅臼岳から硫黄山までの稜線上では全く熊の気配なし、硫黄山からの下りの這松トンネルで真新しい、小型の熊のものと思われる糞4箇所。
MTB移動中は、気配は全くなし。
しかし、知床五湖との分岐からウトロへ向けての舗装された直線道路、ここに熊がよく出没しているらしい。私がMTBで通った約2時間後に熊3頭が徘徊していたという直接の目撃情報あり。
また、岩尾別温泉に向かう川沿いの道路では、毎年秋になると鮭を捕獲する熊が出没し、観光客も車を降りて見物するらしい。
その他周辺情報 木下小屋に前泊しました。一人2500円素泊まり、露天風呂あり。
前日、網走からの知床連山。
2022年08月20日 13:28撮影 by  SH-04L, SHARP
3
8/20 13:28
前日、網走からの知床連山。
木下小屋に向かって右側に登山口の記帳台があります。さあ、出発です!
2022年08月21日 04:33撮影 by  SOG04, Sony
8/21 4:33
木下小屋に向かって右側に登山口の記帳台があります。さあ、出発です!
オホーツク展望台からチョイ上からの展望。
2022年08月21日 05:46撮影 by  SH-04L, SHARP
8/21 5:46
オホーツク展望台からチョイ上からの展望。
湧き出ている弥三吉水、冷たくて美味しかったです。
2022年08月21日 06:14撮影 by  SOG04, Sony
1
8/21 6:14
湧き出ている弥三吉水、冷たくて美味しかったです。
銀冷水はきれいな水がちょろちょろと流れていました。
2022年08月21日 07:38撮影 by  SOG04, Sony
1
8/21 7:38
銀冷水はきれいな水がちょろちょろと流れていました。
大沢で休憩
2022年08月21日 08:17撮影 by  SOG04, Sony
2
8/21 8:17
大沢で休憩
間もなく羅臼平。
2022年08月21日 08:43撮影 by  SH-04L, SHARP
8/21 8:43
間もなく羅臼平。
羅臼平到着
2022年08月21日 08:53撮影 by  SOG04, Sony
8/21 8:53
羅臼平到着
羅臼岳どぉ〜ん!
2022年08月21日 08:52撮影 by  SH-04L, SHARP
5
8/21 8:52
羅臼岳どぉ〜ん!
羅臼平らの木下弥三吉のレリーフ。
2022年08月21日 08:54撮影 by  SH-04L, SHARP
1
8/21 8:54
羅臼平らの木下弥三吉のレリーフ。
よ〜し、羅臼岳に登るぞー
2022年08月21日 08:56撮影 by  SOG04, Sony
8
8/21 8:56
よ〜し、羅臼岳に登るぞー
途中の岩清水から硫黄山方面。岩に張り付いた苔けら水が滴り落ちていました。
2022年08月21日 09:27撮影 by  SOG04, Sony
1
8/21 9:27
途中の岩清水から硫黄山方面。岩に張り付いた苔けら水が滴り落ちていました。
山頂台地は岩場で狭い
2022年08月21日 10:03撮影 by  SOG04, Sony
2
8/21 10:03
山頂台地は岩場で狭い
やりました、登頂です。硫黄山方面。
2022年08月21日 10:06撮影 by  SOG04, Sony
5
8/21 10:06
やりました、登頂です。硫黄山方面。
記念撮影、山頂スマイル
12
記念撮影、山頂スマイル
北方四島、一列に見えます。
2022年08月21日 10:09撮影 by  SOG04, Sony
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8/21 10:09
北方四島、一列に見えます。
斜里岳方面
2022年08月21日 10:10撮影 by  SOG04, Sony
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8/21 10:10
斜里岳方面
羅臼湖もクッキリ。
2022年08月21日 09:51撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3
8/21 9:51
羅臼湖もクッキリ。
下山途中、この後歩く三峰、硫黄山方面
2022年08月21日 10:43撮影 by  SOG04, Sony
1
8/21 10:43
下山途中、この後歩く三峰、硫黄山方面
下山して食事。さあ、三ッ峰方面に向かいますよー。
2022年08月21日 11:19撮影 by  SOG04, Sony
3
8/21 11:19
下山して食事。さあ、三ッ峰方面に向かいますよー。
三ッ峰キャンプ指定地から硫黄山方面
2022年08月21日 12:35撮影 by  SOG04, Sony
1
8/21 12:35
三ッ峰キャンプ指定地から硫黄山方面
振り返りの三ッ峰方面
2022年08月21日 12:35撮影 by  SOG04, Sony
8/21 12:35
振り返りの三ッ峰方面
サシルイ中腹からの最高の景色。
2022年08月21日 13:04撮影 by  SH-04L, SHARP
4
8/21 13:04
サシルイ中腹からの最高の景色。
二ツ池方面に向かいます。後方は三峰と羅臼岳。重なると3つの峰に見えます。
2022年08月21日 12:58撮影 by  SOG04, Sony
4
8/21 12:58
二ツ池方面に向かいます。後方は三峰と羅臼岳。重なると3つの峰に見えます。
羅臼岳が遠くなりました。
2022年08月21日 13:27撮影 by  SOG04, Sony
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8/21 13:27
羅臼岳が遠くなりました。
サシルイ岳からの硫黄山方面
2022年08月21日 13:41撮影 by  SOG04, Sony
4
8/21 13:41
サシルイ岳からの硫黄山方面
振り返りの羅臼岳
2022年08月21日 13:41撮影 by  SOG04, Sony
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8/21 13:41
振り返りの羅臼岳
オッカバケ岳方面へ
2022年08月21日 13:45撮影 by  SOG04, Sony
1
8/21 13:45
オッカバケ岳方面へ
あれがオッカバケ岳
2022年08月21日 14:43撮影 by  SOG04, Sony
5
8/21 14:43
あれがオッカバケ岳
二ツ池が見渡せます。
2022年08月21日 15:18撮影 by  SOG04, Sony
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8/21 15:18
二ツ池が見渡せます。
二ツ池に到着
2022年08月21日 15:46撮影 by  SOG04, Sony
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8/21 15:46
二ツ池に到着
二つ池からのオッカバケ岳
2022年08月21日 15:51撮影 by  SOG04, Sony
4
8/21 15:51
二つ池からのオッカバケ岳
テントを設営して晩ご飯、お酒も少々
2022年08月21日 16:57撮影 by  SOG04, Sony
10
8/21 16:57
テントを設営して晩ご飯、お酒も少々
おはようございます。今日も晴れ
2022年08月22日 04:07撮影 by  SOG04, Sony
1
8/22 4:07
おはようございます。今日も晴れ
南岳に向かう尾根上からの硫黄山方面
2022年08月22日 06:13撮影 by  SOG04, Sony
4
8/22 6:13
南岳に向かう尾根上からの硫黄山方面
振り返りの二ツ池
2022年08月22日 06:20撮影 by  SOG04, Sony
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8/22 6:20
振り返りの二ツ池
南岳への急登
2022年08月22日 06:38撮影 by  SOG04, Sony
8/22 6:38
南岳への急登
南岳山頂、標識なし。
2022年08月22日 07:00撮影 by  SOG04, Sony
8
8/22 7:00
南岳山頂、標識なし。
振り返りの羅臼岳方面
2022年08月22日 07:03撮影 by  SOG04, Sony
2
8/22 7:03
振り返りの羅臼岳方面
これから向かう硫黄山方面への稜線
2022年08月22日 07:03撮影 by  SOG04, Sony
2
8/22 7:03
これから向かう硫黄山方面への稜線
右手に見える北方四島を目に焼き付けながら歩きます。贅沢な眺望です。
2022年08月22日 07:04撮影 by  SOG04, Sony
3
8/22 7:04
右手に見える北方四島を目に焼き付けながら歩きます。贅沢な眺望です。
こんなに近くにあるのですね。
2022年08月22日 07:04撮影 by  SOG04, Sony
3
8/22 7:04
こんなに近くにあるのですね。
途中、こんな広場も。
2022年08月22日 07:29撮影 by  SOG04, Sony
4
8/22 7:29
途中、こんな広場も。
知円別岳分岐からの硫黄山方面
2022年08月22日 08:09撮影 by  SOG04, Sony
3
8/22 8:09
知円別岳分岐からの硫黄山方面
硫黄山に向かう細い稜線。ここをクリアして50mほど下ったところにお花畑が。
2022年08月22日 08:20撮影 by  SOG04, Sony
3
8/22 8:20
硫黄山に向かう細い稜線。ここをクリアして50mほど下ったところにお花畑が。
この稜線はゾクゾクしました。
6
この稜線はゾクゾクしました。
ザレザレの細い稜線、ハイマツ漕ぎより風も無く楽!
2022年08月22日 08:23撮影 by  SH-04L, SHARP
5
8/22 8:23
ザレザレの細い稜線、ハイマツ漕ぎより風も無く楽!
更にその先のピークから硫黄山へ激下り
2022年08月22日 09:30撮影 by  SOG04, Sony
2
8/22 9:30
更にその先のピークから硫黄山へ激下り
硫黄山どぉ〜ん!
2022年08月22日 09:48撮影 by  SH-04L, SHARP
5
8/22 9:48
硫黄山どぉ〜ん!
硫黄山の直下。さあ、アタックです。
2022年08月22日 09:48撮影 by  SOG04, Sony
5
8/22 9:48
硫黄山の直下。さあ、アタックです。
やりました。硫黄山に到着しました。
2022年08月22日 10:11撮影 by  SOG04, Sony
6
8/22 10:11
やりました。硫黄山に到着しました。
硫黄山から羅臼岳方面。あの羅臼岳から長い距離を歩いてきました。
2022年08月22日 10:11撮影 by  SOG04, Sony
4
8/22 10:11
硫黄山から羅臼岳方面。あの羅臼岳から長い距離を歩いてきました。
今日、歩いてきた稜線をパノラマで。
2022年08月22日 09:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/22 9:59
今日、歩いてきた稜線をパノラマで。
知床半島、羅臼岳方向。
2022年08月22日 10:01撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/22 10:01
知床半島、羅臼岳方向。
しかし、島が近い・・・チャチャ岳もクッキリ。
2022年08月22日 10:18撮影 by  SH-04L, SHARP
4
8/22 10:18
しかし、島が近い・・・チャチャ岳もクッキリ。
イエーイ、記念撮影
2022年08月22日 10:14撮影 by  SOG04, Sony
10
8/22 10:14
イエーイ、記念撮影
知床半島の先。事故現場付近には未だに何隻もの船が行き交っていました。
2022年08月22日 10:18撮影 by  SOG04, Sony
1
8/22 10:18
知床半島の先。事故現場付近には未だに何隻もの船が行き交っていました。
さあ、デボしてたザックを背負って、下山開始です。
2022年08月22日 11:03撮影 by  SOG04, Sony
8/22 11:03
さあ、デボしてたザックを背負って、下山開始です。
長ーい涸れ沢を下ります。
P〜この長い涸れ沢にヤラレました・・・
2022年08月22日 11:51撮影 by  SOG04, Sony
2
8/22 11:51
長ーい涸れ沢を下ります。
P〜この長い涸れ沢にヤラレました・・・
滝跡の崖や、こんなスラブ岩の連続も。
2022年08月22日 12:10撮影 by  SOG04, Sony
8/22 12:10
滝跡の崖や、こんなスラブ岩の連続も。
張り巡らされたロープとピンテから左斜面に取り付いて尾根に上がります。
2022年08月22日 12:22撮影
8/22 12:22
張り巡らされたロープとピンテから左斜面に取り付いて尾根に上がります。
這松トンネル、這松跨ぎをして途中オホーツクブルーが現れる。
2022年08月22日 12:41撮影 by  SOG04, Sony
1
8/22 12:41
這松トンネル、這松跨ぎをして途中オホーツクブルーが現れる。
硫黄山新噴火口最上部。ここからは海を眺めながらの下山。しかし、疲れて足もとフラフラ。
P〜私は、この辺でボォ~っとなってました。
2022年08月22日 13:07撮影 by  SOG04, Sony
3
8/22 13:07
硫黄山新噴火口最上部。ここからは海を眺めながらの下山。しかし、疲れて足もとフラフラ。
P〜私は、この辺でボォ~っとなってました。
振り返りの山頂部
2022年08月22日 13:36撮影 by  SOG04, Sony
8/22 13:36
振り返りの山頂部
硫黄山登山口に下山
2022年08月22日 14:41撮影 by  SOG04, Sony
1
8/22 14:41
硫黄山登山口に下山
カムイワッカ湯の滝にある仮設トイレ横にデポしていたMTB
2022年08月22日 14:52撮影 by  SOG04, Sony
2
8/22 14:52
カムイワッカ湯の滝にある仮設トイレ横にデポしていたMTB
カムイワッカ湯の滝の水で頭を冷やそうとしましたが、温いし硫黄臭い。なるほど、よく考えると湯の滝だった。
2022年08月22日 14:57撮影 by  SOG04, Sony
1
8/22 14:57
カムイワッカ湯の滝の水で頭を冷やそうとしましたが、温いし硫黄臭い。なるほど、よく考えると湯の滝だった。
MTBでスタート。振り返りの硫黄山
2022年08月22日 15:32撮影 by  SOG04, Sony
3
8/22 15:32
MTBでスタート。振り返りの硫黄山
その先に羅臼岳。いやー遠いし、山中で太腿が攣って一時動けなくなりドーピング、MTBでの移動を少し後悔しました。
2022年08月22日 15:37撮影 by  SOG04, Sony
2
8/22 15:37
その先に羅臼岳。いやー遠いし、山中で太腿が攣って一時動けなくなりドーピング、MTBでの移動を少し後悔しました。
知床五湖との分岐。この直線路で熊がよく出るらしいです。
2022年08月22日 16:23撮影
1
8/22 16:23
知床五湖との分岐。この直線路で熊がよく出るらしいです。
フーッ♪ 知床連山を眺めながらの
2022年08月22日 16:29撮影
1
8/22 16:29
フーッ♪ 知床連山を眺めながらの
最高のライドオン!
2022年08月22日 16:31撮影
1
8/22 16:31
最高のライドオン!
今回の山行で出会ったお花達
2022年08月24日 18:49撮影
4
8/24 18:49
今回の山行で出会ったお花達
同じく
2022年08月24日 18:50撮影
4
8/24 18:50
同じく
同じく
2022年08月24日 18:51撮影
4
8/24 18:51
同じく
同じく
2022年08月24日 18:52撮影
3
8/24 18:52
同じく

感想



春からpadkunさんと計画していた知床連山の縦走、一週間前から天気予報を見て毎日心配していましたが、晴れ過ぎの最高の2日間となりました。
私にとって道東の山は3年ぶり、斜里岳、雌阿寒岳以来で、かなり気持ちが高ぶり、重たいザックも何のその。
知床半島、そして北方領土を眺めながらの稜線歩きは一生忘れることができないでしょう。
シャトルバスの営業が終わったあとのため、私の案で下山口にMTBをデポして車を回収することにしましたが、林道の途中で両太腿が攣って10分ほど停滞してしまい、こんな時に親爺様が現れないかと冷々でした。
MTB案の提案を少し後悔しましたが、五湖分岐から知床連山を眺めながめて風を切りながらのライドオン、これも最高で忘れることができないでしょう。でも、もう二度とやりません。
知床連山の縦走に誘っていただいたpadkunさんに感謝です。

kawahiroくんと知床連山縦走を約束して、9年振りの羅臼岳に登りました。
前泊は木下小屋でお世話になりU5さんにもバッタリ、当日登ってた同宿のグループの方が山頂で滑落してヘリレスキューされたようでバタバタしてました。
天気も上々で順調に登り弥三吉水で湧水で3ℓ給水して、ハイドレーションにはあらかじめ1.5ℓは入ってました。
大沢を滝汗で登って、天国のような羅臼平に到着し相変わらずの勇ましい岩峰を見上げ、もう一汗かきながら山頂に到着、オホーツクからの風が吹いて超爽やか、そして絶景で雲海に浮かぶ国後・択捉、前回は雲が邪魔して確認出来なかった羅臼湖もクッキリでした。
山頂は狭く、日曜の快晴と言う事もありほぼ満員状態でした。
羅臼平でランチを済ませ、三ッ峰を登り更にサシルイの中腹まで登り三ッ峰の間から頭を出す羅臼岳のロケーションを堪能して、オッカバケに向かいハイマツ漕ぎと潜りの洗礼を受けて、宿泊予定の二ッ池に到着しテントを設営して夕食を摂りkawahiroくんと小宴会をして爆睡でした。
夜中にトイレタイムで目を覚まし外に出ると、三日月が出てましたが満点の星空を久々に眺めました。
二日目、南岳を経由してザレザレの稜線と岩場を巻いて硫黄山の取付きに到着、この日も快晴で雲ひとつ有りませんが、稜線上は少し風が有って気持ち良かったです。
取付き少し手前でザックをデポし、岩場の山頂にアタックし道東最後の北海道100名山をクリアしました。
360度の眺望で知床半島ど真ん中で、北方四島が一つずつ確認出来て半島の先も直ぐの様に見えました。
硫黄山山頂を堪能して、下山を始めましたがザレザレの細い稜線を下り、大きな石がゴロゴロする谷となった涸れ沢を下り降ります。
この涸れ沢が長いのなんの、谷地形で風も無く正午近くになると陽射しがガンガンと強く、周りの石に反射して岩盤浴状態でした。
途中の谷の後半でkawahiroくんはカムイワッカにデポしたMTBで木下小屋に駐車してある車を回収するため、一足先に下りる事になりました。
涸れ沢を終えて新噴火口を過ぎてから、身体が凄く暑くて徐々にボォ〜っとするようになり気が付くと、登山道を外れて気が付いて戻ろうと試みましたが脚に力が入らず手も力が入りません。ザックを降ろして座り込むと知らないうちに横になったようで1時間以上意識が無くなり仮眠状態になりました。
時間が経って陽が陰ったので、少し涼しくなり自分の状態が分って「こりゃまずい、熱中症だな」と思い、ハイドレーションを飲もうとしても一口で無くなりました。
スマホを見ると有り難いことに電波が通じたので、最悪のことも考えて自宅と警察に今の状態を連絡しました。
その後、間もなく自分の居た位置の5m位の登山道を歩いていた地質調査をしていたYさんと言う方が親切に声を掛けてくれ、麦茶を一本頂き生返り登山道までザックを引き上げてくれ、ようやくザックを背負うことが出来て自力で登山口までたどり着きました。
登山口の手前約1.4キロ地点でヘタばってたようで、熱中症の恐ろしさ身を持って経験してしまいました。
同行kawahiroくんをはじめ警察等にも迷惑をかけ、お騒がわせな結末となり情けない限りで大いに反省し今後は慎重に行動したいと思います。

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コメント

恒例の男旅ですね♪
素晴らしい天気、羨ましい限りです。
Padkunさんか体調悪くされるほどハードな山行だったようですね。
お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。
2022/8/25 7:24
hira_2さん
久しぶりの男二人旅でした。
下山後のMTBでの移動も2時間かかり、辛かったです。
今後は年齢を考えた計画にしなければと反省しました。
2022/8/25 8:33
熱中症は恐ろしいです😥
こんな事になるとは思いもしませんでした。
山は侮れない、勉強になりました😅
2022/8/25 11:56
Padkun様、kawahiro45様、知床連山縦走、大変お疲れ様でした。
Padkun様、びっくりしました!。1時間以上意識不明だなんて!!。その時、地質調査の方に丁度会えて、無事に戻られて本当に良かったです。自分も実はピストンで硫黄山に登った時、往路の涸れ沢で照り返しが強く巻き道もはっきりしなくて消耗したのか、その後気分が悪くなったのを思い出しました。思い返すと前熱中症状態だったと思います。あの涸れ沢は、晴天下は危険ですね〜。
身体が落ち着いたら、涼しくなって来た秋の山をまた楽しみましょう(´- `*)。
実は知床硫黄山は、自分の中では今迄の山の中で多分1-2番位に好きな、印象深い山なので、またいつか登りに行きたいです(^o^)/。
アクシデントはありましたが、晴天で、連山の脈々と続く美しさを眼に焼き付けることが出来て、素晴らしかったですね。
2022/8/25 7:49
mina06さん
こんにちわ。
急いで下山して車を回収し、padkunさんからのLINEを見てびっくり。
当局と連絡を取りながら、カムイワッカ湯の滝に様子を見に行くと丁度下山されてたところでした。
怪我なく下山されて、あ〜良かった〜😭という感じでした。
涸れ沢では、正直なところ私も暑くてフラフラで、padkunさんのことも気になっていました。反省です。
2022/8/25 8:42
ご心配頂き有難うございます🙇
涸れ沢を何とか過ぎたのですが、消耗が激しく登山口の手前の林間に入る辺りでダウンしました。
いゃ〜本当に剱より厳しかったです、天気は最高で大満足の眺望を楽しめましたが大反省です😅
2022/8/25 11:59
お二人の感想を読みながらドキドキしました。

本当、ご無事で何よりでした。

私も気をつけようと思いました。


お疲れ様でした!!
2022/8/26 12:12
zeropo7さん
こんにちわ。
健脚でこれまで色々な山行を経験してこられたzeropo7さんなら大丈夫と思いますが、自然が相手だと何があるかわかりません。
油断ぜず気を引き締めて、お互いに気をつけたいものです。
2022/8/26 12:32
zeropoさん、コメントありがとうございますm(__)m
最後の最後に実に情けない結果となり恥ずかしい限りです。
普通なら何処かで昼食も摂って、塩分等も適度に摂っていたと思いますが下山を急ぐ余り、簡単な行動食と水だけで汗もかき過ぎで脱水症状に陥って、知らないうちに意識朦朧になっていました。水の携帯量や塩分摂取など普段は十分に注意していたのに、二日目で硫黄山に寄って下山するだけと安易に考えていたと猛省しております。
最後まで油断しちゃいけない・・・分っているつもりでしたが大失敗、何とか自力下山出来た事にホッとしています。恥ずかしい話しですが参考にしていただければ幸いです。

 
2022/8/27 12:36
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