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Yamareco

記録ID: 4647550
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

甲武信ヶ岳・十文字峠(毛木平駐車場から周回)

2022年09月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:08
距離
17.3km
登り
1,432m
下り
1,419m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:43
休憩
1:24
合計
8:07
5:08
21
5:29
5:30
15
5:45
0:00
6
5:51
5:55
38
(休憩)
6:33
6:38
55
7:56
0:00
20
8:16
8:31
27
8:58
8:59
4
三宝山
9:03
9:08
2
9:10
9:11
31
9:42
9:52
16
10:08
10:12
14
10:26
10:34
30
11:04
11:16
26
11:42
11:44
1
11:45
0:00
15
12:00
12:02
7
12:09
12:10
42
12:52
12:57
4
13:01
0:00
14
13:15
毛木場駐車場ゴール!
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
毛木平駐車場(当地の標柱には毛木場駐車場とあり)
出発時(5時頃)で20台弱、下山時(13時頃)で30台程。
その他周辺情報 日帰り温泉:ヘルシーパーク川上 500円
毛木平(毛木場)駐車場を5時過ぎに出発。何人かの登山者が出発準備中であった。
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毛木平(毛木場)駐車場を5時過ぎに出発。何人かの登山者が出発準備中であった。
まずはゲートを越えて千曲川の源流に向かう。直ぐに十文字峠と甲武信ヶ岳との分岐。今日は周回コースなので、またここに戻って来る。
まずはゲートを越えて千曲川の源流に向かう。直ぐに十文字峠と甲武信ヶ岳との分岐。今日は周回コースなので、またここに戻って来る。
マルバタケフキの群生。マルバタケフキは花が終わると真っ黒に枯れてしまう。この斜面も一面真っ黒になるのかな。
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マルバタケフキの群生。マルバタケフキは花が終わると真っ黒に枯れてしまう。この斜面も一面真っ黒になるのかな。
大山衹神社。心の中で登山の安全祈願。
大山衹神社。心の中で登山の安全祈願。
千曲川。源流までこの沢を辿って行く。
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千曲川。源流までこの沢を辿って行く。
カラマツ林
ダケカンバ林
沢の幅が大分細くなってきた。
沢の幅が大分細くなってきた。
いいね、この標識。源流を目指しているんだという気持ちさせてくれる。
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いいね、この標識。源流を目指しているんだという気持ちさせてくれる。
滑てないのにナメ滝かと思ったら、ナメ滝のすぐ下の滝。
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滑てないのにナメ滝かと思ったら、ナメ滝のすぐ下の滝。
ナメ滝。
1枚岩の上を滑る様に落ちて行く滝。
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1枚岩の上を滑る様に落ちて行く滝。
さあ、源流まであとひと頑張り。
さあ、源流まであとひと頑張り。
沢は更に細くなってきた。
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沢は更に細くなってきた。
ここは苔の世界。周りは全て緑。
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ここは苔の世界。周りは全て緑。
沢床に緑の苔のような物が点在している。川苔かな?
沢床に緑の苔のような物が点在している。川苔かな?
登山路は、沢と付かず離れず登って行く。
登山路は、沢と付かず離れず登って行く。
あと350m、10分程かな。
あと350m、10分程かな。
小さな沢の流れの先に、
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小さな沢の流れの先に、
千曲川信濃川水源地標。
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千曲川信濃川水源地標。
沢に降りてみると、ここで(コップの奥)水が湧いている。
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沢に降りてみると、ここで(コップの奥)水が湧いている。
ここが千曲川の第一歩!源流を辿って歩くのは、川から沢へと流れが変化していく様を見る事が出来て、結構楽しい。
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ここが千曲川の第一歩!源流を辿って歩くのは、川から沢へと流れが変化していく様を見る事が出来て、結構楽しい。
源流から甲武信ヶ岳を目指す。標高差230m強しかないので、シラビソ林の中を一気に登って行く。
源流から甲武信ヶ岳を目指す。標高差230m強しかないので、シラビソ林の中を一気に登って行く。
稜線に出た。国師ヶ岳から甲武信ヶ岳へと繋がる稜線だ。いつか歩いてみたい。
稜線に出た。国師ヶ岳から甲武信ヶ岳へと繋がる稜線だ。いつか歩いてみたい。
稜線から見えた山は、黒金山(中央)。左手前に鶏冠山。
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稜線から見えた山は、黒金山(中央)。左手前に鶏冠山。
尖った甲武信ヶ岳への登り。急登になってきた。
尖った甲武信ヶ岳への登り。急登になってきた。
甲武信ヶ岳山頂直下のガレ場を登って行けば、
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甲武信ヶ岳山頂直下のガレ場を登って行けば、
甲武信ヶ岳山頂。2年振りの甲武信ヶ岳だ。数人の登山者が休憩中。
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甲武信ヶ岳山頂。2年振りの甲武信ヶ岳だ。数人の登山者が休憩中。
甲武信ヶ岳からは西側の眺望が広がる。小川山(中央上)
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甲武信ヶ岳からは西側の眺望が広がる。小川山(中央上)
国師ヶ岳は雲の中。雲が無ければ金峰山の五丈石が望めるのだが。
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国師ヶ岳は雲の中。雲が無ければ金峰山の五丈石が望めるのだが。
甲武信ヶ岳から国師ヶ岳へと続く稜線。手前の山は水師かな。
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甲武信ヶ岳から国師ヶ岳へと続く稜線。手前の山は水師かな。
甲武信ヶ岳を後にして、三宝山に向かう。埼玉県最高峰の三宝山は甲武信ヶ岳より数m高い。一旦急な道を下った後、
甲武信ヶ岳を後にして、三宝山に向かう。埼玉県最高峰の三宝山は甲武信ヶ岳より数m高い。一旦急な道を下った後、
登り返さなければならない。下を向いて登り続けていると、
登り返さなければならない。下を向いて登り続けていると、
あれ、三宝山まで来てしまった。三宝岩への道を見逃したようだ。
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あれ、三宝山まで来てしまった。三宝岩への道を見逃したようだ。
三宝山から少し戻って、踏み跡を頼りに三宝岩へ。
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三宝山から少し戻って、踏み跡を頼りに三宝岩へ。
木賊山(左)と甲武信ヶ岳(右)。

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木賊山(左)と甲武信ヶ岳(右)。

破風山。
三宝岩から三宝山を経て下りに入る。急な下りが続く。
三宝岩から三宝山を経て下りに入る。急な下りが続く。
かわいいキノコ。見るからに毒キノコ?
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かわいいキノコ。見るからに毒キノコ?
大椹峠。標識には尻岩。想像に任せよう。
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大椹峠。標識には尻岩。想像に任せよう。
大椹峠から武信白岩山南峰に向けて登りとなる。稜線には巨岩が多い。
大椹峠から武信白岩山南峰に向けて登りとなる。稜線には巨岩が多い。
武信白岩山南峰の肩のところにあるこの標識から、踏み跡を頼りに山頂に寄ってみる。
武信白岩山南峰の肩のところにあるこの標識から、踏み跡を頼りに山頂に寄ってみる。
武信白岩山南峰山頂かな。ピークにあるのはこれだけ。
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武信白岩山南峰山頂かな。ピークにあるのはこれだけ。
岩の上に根を張って育った木々。深く根を張れない分、岩の表面を迷走している状態がおもしろい。
岩の上に根を張って育った木々。深く根を張れない分、岩の表面を迷走している状態がおもしろい。
武信白岩山への岩場の登り。ミヤマダイモンジソウ。岩場に群生している。
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武信白岩山への岩場の登り。ミヤマダイモンジソウ。岩場に群生している。
梯子場を登り、
岩場を越えて行く。右側は断崖。転落、滑落に注意。
岩場を越えて行く。右側は断崖。転落、滑落に注意。
振り返って武信白岩山南峰。
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振り返って武信白岩山南峰。
武信白岩山。岩峰が素晴らしい。
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武信白岩山。岩峰が素晴らしい。
標識のあった場所から、岩峰に登ってみることに。
標識のあった場所から、岩峰に登ってみることに。
途中まで登って断念。登れそうだが、濡れて滑り易いので下りるのが大変かも。高年男性、岩場から下りれず救助要請・・は恥ずかしい。
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途中まで登って断念。登れそうだが、濡れて滑り易いので下りるのが大変かも。高年男性、岩場から下りれず救助要請・・は恥ずかしい。
次は大山に向かう。辺りはガスに覆われ始めた。
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次は大山に向かう。辺りはガスに覆われ始めた。
艶めかしいキノコ。でも美味しそう。
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艶めかしいキノコ。でも美味しそう。
ここの所、毎週この雰囲気の中を歩いている。
ここの所、毎週この雰囲気の中を歩いている。
急なガレ場をひと登りして、
急なガレ場をひと登りして、
大山山頂。標識には黄色のテープで、ここは大山、標高2225mと書いてある。
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大山山頂。標識には黄色のテープで、ここは大山、標高2225mと書いてある。
眺望は、残念ながら雲の中。
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眺望は、残念ながら雲の中。
大山から次は十文字小屋に向かう。大山からの下りは、急な岩場。鎖場が続く。
大山から次は十文字小屋に向かう。大山からの下りは、急な岩場。鎖場が続く。
濡れて滑り易い。要注意。
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濡れて滑り易い。要注意。
ガスで靄る中を、どんどん下って行く。
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ガスで靄る中を、どんどん下って行く。
十文字小屋が見えて来た。
十文字小屋が見えて来た。
十文字小屋。主は裏で薪割り中。水場あり、100円。水洗トイレ使用200円。
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十文字小屋。主は裏で薪割り中。水場あり、100円。水洗トイレ使用200円。
十文字小屋のすぐ先に十文字峠。ここから十文字山まで往復してくることにした。
十文字小屋のすぐ先に十文字峠。ここから十文字山まで往復してくることにした。
十文字山山頂。標高を100m程登っただけだが、結構疲れた。さあ、後は十文字峠を経てゴールまで下山するのみ。
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十文字山山頂。標高を100m程登っただけだが、結構疲れた。さあ、後は十文字峠を経てゴールまで下山するのみ。
しばらく緩やかなアップダウンが続いた後、
しばらく緩やかなアップダウンが続いた後、
急斜面の下り。九十九折の道が続き、一気に標高を下げて行く。
急斜面の下り。九十九折の道が続き、一気に標高を下げて行く。
水場。ここでひと休み。水が美味しい。
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水場。ここでひと休み。水が美味しい。
水場の前には滝。
水場の前には滝。
五里観音を過ぎ、歩き易い登山路を進んでいくと、
五里観音を過ぎ、歩き易い登山路を進んでいくと、
千曲川にかかる木橋。千曲源流挟霧橋というそうだ。ここを渡るとゴールは近い。
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千曲川にかかる木橋。千曲源流挟霧橋というそうだ。ここを渡るとゴールは近い。
橋の上から、千曲川にお別れの挨拶。また、いつかお会いしましょう。
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橋の上から、千曲川にお別れの挨拶。また、いつかお会いしましょう。
毛木平駐車場には車が30台以上。皆さん、まだ歩いているのかな。
毛木平駐車場には車が30台以上。皆さん、まだ歩いているのかな。
毛木平駐車場にゴール!お疲れ様でした。さあ、温泉に入って帰ろう。
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毛木平駐車場にゴール!お疲れ様でした。さあ、温泉に入って帰ろう。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ マスク2枚

感想

今日は甲武信ヶ岳。
毛木平を起点として、甲武信ヶ岳、三宝山、十文字峠を周回してくるコースである。
なんといっても、日本一長い信濃川(新潟県側)、千曲川(長野県側)の源流を辿る事を一番の楽しみにしている。

ヘッドライト無しで歩ける、夜明け間際の5時過ぎに出発。
千曲川源流を目指して歩を進める。
源流というと笠取山に登った時の多摩川源流を思い出す。多摩川源流は、源流となる水干に直接行ったので、水の流れを辿れなかった。

今回は、源流を求めて川を辿って行く。
川幅がだんだん狭く、急な流れになる等、川の状態の変化や周りの景色、植生の変化を楽しみながら、源流へと辿り着く。
結構楽しい歩きで、標高差800m弱、距離7匱紊療个蠅、全く苦にならなかった。

千曲川源流の後は、甲武信ヶ岳から十文字峠への稜線歩き。
2年振りの甲武信ヶ岳では眺望を期待したのだが、雲に阻まれ、殆ど眺望を得る事が出来なかったのは残念だ。
このところの山行では、眺望ポイントでは悉く雲やガスに阻まれ、眺望を得る事が出来ていない。これだけは、自然相手なので仕方のないことか。

甲武信ヶ岳から埼玉県最高峰の三宝山、三宝岩を経て、十文字峠まで稜線歩き。
途中、武信白岩山南峰、武信白岩山、大山と稜線上のピークを越えて行く。
岩峰の武信白岩山はピークに登りたかったのだが、自分の技量に不安があったので、岩場の途中で断念した。がっかり。
しかし、この稜線の道は、樹林帯、岩場等変化が多く楽しい登山路であった。

十文字峠からは、序でにと十文字山まで足を延ばしてから下山開始。
十文字山から標高差600m程、1時間15分程の下山は、先週の長い長い甲斐駒からの下山と比して、あっという間であった。

眺望にはあまり恵まれなかったが、千曲川源流辿り、変化に富んだ稜線歩き等々、ひじょうに趣ある山歩きとなった。

こうして、今日も安全に山歩きを楽しむ事が出来た。
ありがとうございます。

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毛木平から甲武信ヶ岳、十文字峠周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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