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Yamareco

記録ID: 464756
全員に公開
ハイキング
比良山系

権現山-武奈ヶ岳のはずが ビバークdeテント泊

2014年06月14日(土) ~ 2014年06月15日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
15.3km
登り
1,247m
下り
1,371m

コースタイム

■6月14日(土):
10:55 権現山登山口 出発
12:15 権現山
13:30 蓬莱山
15:00 比良岳
15:10 葛川峠
15:40 鳥谷山
17:00頃 摺鉢山
18:00 摺鉢山から200m降りた地点でビバーク

■6月15日(日):
06:35 ビバーク地点から下山開始
07:15 牛コバ
08:00 坊村到着 下山完了

※ルートは記憶をたどり手入力のため、正確ではありません。
特に、鳥谷山-摺鉢山-牛コバの間は曖昧です。
天候 曇り/晴れ
気温:28℃(14日)
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
スタート時:権現山登山口まで車(湖西道路:和邇IC降りる)
ゴールの坊村からJR堅田駅まで路線バス(1050円)
その後は電車とタクシー(1600円程)を使い権現山登山口まで
コース状況/
危険箇所等
[ 権現山登山口-打見山 ]
権現山はどこにでもある良く登られているコース。頂上まで展望は期待できません。
その後、打見山までは、雄大なびわ湖を見下ろしながらの稜線歩きが気持ち良いコース。
ここまでは、踏跡もしっかりしてます。危険箇所も無いように思われます。

[ 打見山-鳥谷山 ]
樹林帯を行きます。比良岳付近は登山地図とルートが少し違ってましたが、
踏跡もあるので確認しながら歩くと迷うことは無いでしょう。
鳥谷山手前に急登があります。危険箇所も無いように思われます。

[ 鳥谷山-摺鉢山 ]
鳥谷山から道迷いをして、登り返しで足元を滑らせながら
辿り着いたのが摺鉢山(山頂に小さな山名表記あり)
自分が持っていた地図には、山名もルートの記載も無かったので
摺鉢山が何処なのか悩みました。
木々に覆われ見通しが悪いです。帰宅して調べるとマイナーな山のようです。
踏み跡やテープ等は、辛うじてある程度を200m程降りたところで、
テント泊と強がるも、むしろビバークです。汗)

[ 摺鉢山-牛コバ ]
翌朝、たまにあるテープを確認しながら慎重に降りていると明瞭な登山道に合流し
ホッとしました。

[ 牛コバ-坊村 ]
車道(一般車は通行止)。沢登りで来られる方が多いようです。
二日酔に16kgのザックは重かった〜
2014年06月14日 10:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 10:52
二日酔に16kgのザックは重かった〜
10:55 登山届けを出し、いつもながら遅い出発
2014年06月14日 10:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 10:55
10:55 登山届けを出し、いつもながら遅い出発
登山道を上がる手前で蝶を調査活動しているご夫婦に出会いました。
2014年06月14日 11:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 11:03
登山道を上がる手前で蝶を調査活動しているご夫婦に出会いました。
アサギマダラという蝶は中国まで飛んで行くとの事!そんなに蝶は飛べるの?!
2014年06月14日 11:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 11:04
アサギマダラという蝶は中国まで飛んで行くとの事!そんなに蝶は飛べるの?!
ここから登ります。
2014年06月14日 11:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 11:05
ここから登ります。
こあじさい
2014年06月14日 11:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 11:17
こあじさい
登山道は展望が効かないくらいで良く登られている山です。
2014年06月14日 11:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/14 11:24
登山道は展望が効かないくらいで良く登られている山です。
何の花?
2014年06月14日 11:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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何の花?
ニガナというらしい
2014年06月14日 11:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 11:45
ニガナというらしい
葉が6枚以上になると呼び名が変わるとか。花ってムズいです。
2014年06月14日 11:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 11:52
葉が6枚以上になると呼び名が変わるとか。花ってムズいです。
てっぺんが見えました
2014年06月14日 12:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 12:09
てっぺんが見えました
12:15 まずは、権現山到着
2014年06月14日 12:14撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 12:14
12:15 まずは、権現山到着
雨がパラつきましたが本降りになりませんでした
2014年06月14日 12:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/14 12:13
雨がパラつきましたが本降りになりませんでした
稜線を蓬莱山へ。今日は写真にも力が入りません。
2014年06月14日 12:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 12:15
稜線を蓬莱山へ。今日は写真にも力が入りません。
時折「チャレンジ比良コース」の札があります
2014年06月14日 12:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 12:22
時折「チャレンジ比良コース」の札があります
12:35 ホッケ山。
2014年06月14日 12:39撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 12:39
12:35 ホッケ山。
来た道を振り返り
2014年06月14日 12:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 12:40
来た道を振り返り
ここで少し休憩。遠くに蓬莱山のリフトのり場が見えます。
2014年06月14日 12:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 12:42
ここで少し休憩。遠くに蓬莱山のリフトのり場が見えます。
小女郎峠。左に行くと小女郎池があります。
2014年06月14日 13:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 13:08
小女郎峠。左に行くと小女郎池があります。
13:30 蓬莱山到着。来た道を振り返り
2014年06月14日 13:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 13:34
13:30 蓬莱山到着。来た道を振り返り
蓬莱山の三角点
2014年06月14日 13:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 13:32
蓬莱山の三角点
彼岸の鐘。彼岸ってお彼岸の彼岸?
2014年06月14日 13:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 13:32
彼岸の鐘。彼岸ってお彼岸の彼岸?
奥に見える武奈ヶ岳をめざしてGo
2014年06月14日 13:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 13:33
奥に見える武奈ヶ岳をめざしてGo
スキー場を下り
2014年06月14日 13:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 13:35
スキー場を下り
公園の横を通り
2014年06月14日 13:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 13:42
公園の横を通り
打見山の展望台でソフト。二日酔には旨かった〜
(露出オーバースイマセン)
2014年06月14日 13:51撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 13:51
打見山の展望台でソフト。二日酔には旨かった〜
(露出オーバースイマセン)
14:10 スキー場を降ります
2014年06月14日 14:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 14:12
14:10 スキー場を降ります
スキー場の途中から右へ折れ
2014年06月14日 14:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 14:17
スキー場の途中から右へ折れ
イノシシのヌタ場みたい
2014年06月14日 14:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 14:24
イノシシのヌタ場みたい
木に食われつつある看板
2014年06月14日 14:31撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 14:31
木に食われつつある看板
感じの良いトレッキングが続きます。
2014年06月14日 14:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 14:32
感じの良いトレッキングが続きます。
面白い木があります
2014年06月14日 14:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 14:40
面白い木があります
細い人なら入れるかも
2014年06月14日 14:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 14:41
細い人なら入れるかも
15:00 比良岳到着。
2014年06月14日 14:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 14:57
15:00 比良岳到着。
たまにこんな看板あり。目安になりますね
2014年06月14日 14:58撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 14:58
たまにこんな看板あり。目安になりますね
大岩と書かれていますが。「そうかな〜」
2014年06月14日 15:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 15:03
大岩と書かれていますが。「そうかな〜」
回り込むと、なるほど。
2014年06月14日 15:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 15:05
回り込むと、なるほど。
15:10 葛川峠
2014年06月14日 15:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 15:12
15:10 葛川峠
ここから急登に耐えます。
2014年06月14日 15:13撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/14 15:13
ここから急登に耐えます。
こあじさいや
2014年06月14日 15:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 15:16
こあじさいや
ニガナ?が急登の辛さを和ませてくれます
2014年06月14日 15:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 15:16
ニガナ?が急登の辛さを和ませてくれます
15:40 鳥谷山到着。15:00には着きたかった
2014年06月14日 15:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 15:38
15:40 鳥谷山到着。15:00には着きたかった
ハエがいっぱいの鳥谷山三角点
2014年06月14日 15:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 15:38
ハエがいっぱいの鳥谷山三角点
来た道を振り返り、左の打見山と蓬莱山。
2014年06月14日 15:39撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 15:39
来た道を振り返り、左の打見山と蓬莱山。
びわ湖。本当はこの撮影ポイントの直下を北へ進めば武奈ヶ岳へ続くルートだったと感じます。
2014年06月14日 15:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 15:38
びわ湖。本当はこの撮影ポイントの直下を北へ進めば武奈ヶ岳へ続くルートだったと感じます。
目指すべき、武奈ヶ岳
2014年06月14日 15:43撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 15:43
目指すべき、武奈ヶ岳
道が荒れてるので、鳥谷山まで戻りますが他に登山道らしきものは見つけられませんでした。
2014年06月14日 15:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 15:56
道が荒れてるので、鳥谷山まで戻りますが他に登山道らしきものは見つけられませんでした。
この後、わずかなテープを頼りに進みましたが戻れなくなり道迷いし摺鉢山へ。もう写真を撮る余裕は無かったです。
2014年06月14日 16:02撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 16:02
この後、わずかなテープを頼りに進みましたが戻れなくなり道迷いし摺鉢山へ。もう写真を撮る余裕は無かったです。
18:00 ビバークなのかテント泊なのか・・・どちらにしても、まずはBeerで完敗。 汗)
2014年06月14日 18:02撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/14 18:02
18:00 ビバークなのかテント泊なのか・・・どちらにしても、まずはBeerで完敗。 汗)
05:55 朝を迎えることができてホッとしました。まずはコーヒー
2014年06月15日 05:55撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 5:55
05:55 朝を迎えることができてホッとしました。まずはコーヒー
こんな感じの所でビバークして夜の闇に震えてました 笑)
2014年06月15日 05:56撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 5:56
こんな感じの所でビバークして夜の闇に震えてました 笑)
06:35 撤収完了。慎重に歩みを進めます。
2014年06月15日 06:36撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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06:35 撤収完了。慎重に歩みを進めます。
テープを確認しながら、これはまだましなテープです。
2014年06月15日 06:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 6:57
テープを確認しながら、これはまだましなテープです。
ハッキリした道に出て進んでいるところ。
2014年06月15日 07:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 7:07
ハッキリした道に出て進んでいるところ。
苔むした良い雰囲気でしたが、まだ心に余裕はナシ
2014年06月15日 07:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 7:11
苔むした良い雰囲気でしたが、まだ心に余裕はナシ
テープに従い奥へ進むと
2014年06月15日 07:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 7:12
テープに従い奥へ進むと
出たところは、良く耳にする「牛コバ」でした。
2014年06月15日 07:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 7:15
出たところは、良く耳にする「牛コバ」でした。
ホッとして、坊村へ向かって進みます
2014年06月15日 07:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 7:16
ホッとして、坊村へ向かって進みます
途中のわき水をガブ飲み。
2014年06月15日 07:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 7:32
途中のわき水をガブ飲み。
08:00 坊村バス停に到着。
2014年06月15日 10:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 10:07
08:00 坊村バス停に到着。
バスが来るまで2時間待ちか。。。
2014年06月15日 08:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 8:27
バスが来るまで2時間待ちか。。。
時間つぶしに近辺を撮影
2014年06月15日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 8:29
時間つぶしに近辺を撮影
昨夜と打って変わって、のどかだ〜
2014年06月15日 08:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 8:35
昨夜と打って変わって、のどかだ〜
電車の車窓から、昨日辿ってきた稜線
2014年06月15日 11:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 11:18
電車の車窓から、昨日辿ってきた稜線
バス、電車と乗り継ぎ旅気分
2014年06月15日 11:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
6/15 11:20
バス、電車と乗り継ぎ旅気分
駐車場まで歩いてる時にキレイな蝶がいたので一枚。
2014年06月15日 11:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 11:41
駐車場まで歩いてる時にキレイな蝶がいたので一枚。
ゴール。戻ってこれて本当良かった〜感謝。
2014年06月15日 11:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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6/15 11:57
ゴール。戻ってこれて本当良かった〜感謝。
撮影機器:

感想

6月に入り、公私共に多忙で、ゆっくり山レコも見れてませんでした。
そして、ようやくこの土日はフリー。おまけに嫁も偶然か土日休み!
では、子供達は嫁に任せ、山の上で一人ゆっくりテント泊でもと思い今回の企画。
せっかくだから、権現山から武奈ヶ岳までの軽い縦走も取り入れ欲張りましたが、
前日の飲み会で二日酔いが残るのと16Kgのザックは辛かった〜

朝の準備に手間取って、権現山登山口を11時といつもながら遅い出発。
二日酔いと重たいザックに耐えながら、まずは、びわ湖バレーの打見山まで。
展望台で食べた何てことないアイスが二日酔いには実に旨かった〜 笑)

ちょっと、のんびりし過ぎたので先を急ぎます。
鳥谷山の急登では、立ち休憩しながら山頂に到着。
地図では鳥谷山直下に縦走路があるように書かれています。
鳥谷山から下を覗くと、降りれそうなポイントがありますが、
急でしかも岩を降りるような感じ。
間違って降りて、また登ることを考えると重いザックに嫌気がさします。
それに鳥谷山の山頂からも道が続いていますので、無理して降りなくても
どこかで合流するんだろうと勝手に判断。これが間違いの元だったと思います。

鳥谷山の山頂から続く道は荒れていて「?」となり
一旦、鳥谷山に引き返しましたが他に道はなさそう。
悩んだ末、やはり鳥谷山の山頂から続く道を行きました。踏み跡は薄くなりだしテープも所々に。
「こんな道、通る人も少ないだろうから、目印も少なくて仕方ないわな」と
言い聞かせますが、時すでに遅し。
踏み跡は無いし、ポツンポツンとあるテープをキョロキョロ探しながら来たので
引き返すにも分からなくなってしまいました。
そんな時に限って地図を見る事もしないで来たので、さっぱりです。
方向はかなり西に寄ってるようで、落ち葉で滑る斜面を苦労してトラバースし
北寄りのピークにやっとの思いで上がりました。周りは木に覆われ何も見えません。
はて困ったなと思ってると小さく「摺鉢山」と山名が書かれた札が。
しかし、自分の地図にはそんな名前の山はありません。
(帰宅してから調べるとマイナーな山みたいでした)
一体ここは何処?てなことで、大雑把に見当を付け、どうにかルート復帰を考えました。
辺りを見るとテープがあったので進みますが、これもテープは少ない、踏跡も薄い・・・
17:30になり、暗くなる前に「今日はここまで」と見切りテントを張りました。

「今日はここでテン泊だ」と強がるものの、ビバークと言った方が良いオチです。
まぁ今日はテントがあったから、ここまでしましたが、テントがなければ
鳥谷山から素直にびわ湖バレイに引き返しロープウエイで帰ったでしょう。 笑)
テントを持って来たのが、良かったのか悪かったのか・・・ 汗)
就寝中は、シカや獣の鳴き声、また頭上では、落ち葉をカサカサ踏む足音にビビッて、
おちおち寝れないし、何より最近、この辺りでも熊の目撃情報をチラホラ聞きますので・・・
コワかった〜 泣)
朝が来るのを、これほど待ちわびたことも、そうそうありませんでした。

翌朝は、下に降りて無理だったらもう一度「摺鉢山」まで登り返して判断しようと早めに出発。
踏み跡があるのか無いのか怪しい中、時折見るテープと、少し当てにならん高度計を見ながら
この先崩落してたら。とかも思いましたが、着実に下山していると踏跡明瞭な登山道に合流。
さらに進むと、「牛コバ」と書かれてた標識がある車道に出ました。
思わずヤッター!と叫んでしまいました。ようやく自分が居る場所が分かりホッとしました。
後は、とにかく坊村まで降りて今回の山行は一件落着。ホッ。

山の上でゆっくりテント泊の計画が、ゆっくりどころか正反対で
知らない山で、夜の闇に怯えたテント泊。あ、ちがう、ビバーク泊でした〜

反省点:
体調も今イチなのに欲張った計画で、体力が落ち、おまけに出発時間が遅かったので
焦った結果、「とりあえず行ってしまえ」と横着さと判断力に欠けた行動でした。
特に初めての山の時は無理や軽率は禁物。
そして自分が今居る場所が分からないという事は怖いものと身を以て感じました。

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コメント

うふふ ヾ(^o^;)
いつも沈着冷静なたむちゃんが、 そんな大胆な山行を !!
本当はもっと北の武奈ヶ岳に行く予定だったのですね〜。

16Kgのザック〜
やっぱりテン泊するならそれ位背負うのですね・・・
私、、やっぱり無理かもぉ〜down

道迷いは精神的にきますよね〜。
んで、、夜、シカ?獣の鳴き声???
テン泊ってそんなのに囲まれて寝るの〜?
またまた、やっぱり、私、、無理かもdown

実は勢いで テント買ってしまったのだけど・・・
なんか チョー不安になってきたぞぉ〜。
まず、張れるか・・というところからですからね、私の場合

でも、無事下山 おめでとうございます
ちょっとした 冒険になりましたね!
2014/6/16 22:45
Re: うふふ ヾ(^o^;)
ねえさん、こんな質の悪いレコにコメントありがとうございます。

>本当はもっと北の武奈ヶ岳に行く予定だったのですね〜。
正解で〜す

>やっぱりテン泊するならそれ位背負うのですね・・・
水や食料で違ってきますが、こんなものなのかな?
でも子供達とアルプス行こうと思うと、もう少し重たくなるのかな〜
大変だなこりゃ

>テン泊ってそんなのに囲まれて寝るの〜?
いやいや、自分が寝た場所が悪いだけですよ。
だってテン場じゃ無くて何にも無い山の中ですから
もしかしたら近くに獣道があったのかもしれないし。
耳元近くでガサゴサいう音は本当不気味でしたね。
一度、動物が移動する影がテントに映って「ドキッ!」としました。
それからは朝まで絶対目を開けませんでしたよ
それと床にヘビとか潜り込んできたら、どうしようかと思いました(キモー!!)
簡単にビバークとはいうけど、これはこれで度胸のいるものだと
感心したのが正直な気持ちで二度としたくないですね

メジャーな場所でも、動物の鳴き声は普通に聞こえたり遠巻きには姿を現しますが
ここまではそんなに近づかない無いと思うので大丈夫ですよ。
それに周りにいっぱい人もいるし。

テント泊楽しみにしてます〜
2014/6/17 0:54
あらあら・・・
私がのんびりと映画を見ている頃にそんな大変な目に遭ってらっしゃったとは
初めての山域で自分の居場所がわからないとなると・・・パニックにならない自信はないですね。
ホント、時間と体力(体調)に余裕を持つことは大事なことですね〜
でもご無事で何よりです、ホンマに
2014/6/16 23:05
Re: あらあら・・・
mihomaruさん、こんなレコにコメント恐縮です。

そう、大変な目に遭ってらっしゃったんです
寝てる時も獣に不安なんですが、
やはり、自分が今いる場所が分からないというのが一番の不安でしたね。
場所の推測がおおよそ出来たとしても、ここから道はあるのか?
危険箇所は無いか?など考えると心細くなりますね。
知った人には「そこで何してんねん」となるかもしれませんが
今まで道迷い的なことは何度かありましたが、ここまでは今回はじめてです。
気持ちを改め、またのんびりやらせてもらいます

mihomaruさんも楽しい山行を〜!
2014/6/17 1:05
ありゃ〜それはそれは
tamu-chan さん こんにちは

まずはよくぞご無事でなによりです
ところで烏谷山(からとやま)〜擂鉢山(すりばちやま)周辺は
携帯 は圏内でした??その辺ギリですよね
もしず〜と圏外でしたらさぞかし心細かったんでは・・・
やっぱりそこは の力借りて寝るしかないのかな?

でもどういうわけか行く山が同じなんですが
いつもtamu-chan さんの足音は聞こえそうなんですが
なかなかお会いできませんね〜

次回は是非お会いしたいものです
ではでは
2014/6/17 1:02
Re: ありゃ〜それはそれは
biwakotaroさん、早々のコメントありがとうございます。
お恥ずかしいながら、訳が分からず彷徨ってたんです。

仰る通り、自分はSBなんですが烏谷山周辺では繋がりました。
だって、こんな緊急時に「暇だからこんな写メ撮っちゃった〜 」て
イタズラメールが届いて。「ふざけんな!」て怒鳴ってやったんです。
でも擂鉢山を少し下ってテン泊(ビバークと言いたくない )では
思い切り圏外でした
何が、つながる、早い、No1だ!

>でもどういうわけか行く山が同じなんですが
そうですよね。天の川のひこ星と織り姫のように会えそうで会えない
来週は用事で行けないので再来週以降、何処かでお会い出来るのを
楽しみにしています!
その時は是非、烏谷山〜堂満岳の攻略法をご教示くださいませ。
2014/6/17 1:26
男の中の男だ!
やっぱ すげ〜 テン場以外の所で テン泊できるのは
男 ですよ! 暗い闇の中 究極の1人・・ 

獣の鳴き声に脅え ガサガサに ビビり・・
狭いテントの圧迫感・・ 孤独に耐えてみせる!
かっけ〜 

では 検証してみよ〜
鳥谷山まではいいですね で ルートでしか言えませんが
はじめの出だしは 武奈ヶ岳 方面だけど・・琵琶湖の写真を撮った
所かな? でも はじめの出だし・・尾根っぽいが その内 沢 に
ぶち当たり 滑落のリスク もしくは滝に変わる? 地形図上では
大きい沢っぽいが・・登山道があれば そのまま 奥ノ深谷? 大橋?
に出られた? 中峠 経由で 武奈ヶ岳かな? それか 荒川峠から?
 で
はじめの出だしから 広い尾根に誘われた? そんな感じで
1006mの マイナー山へ そして 1泊。

心に 余裕があるから 1泊 できるんですよ
本当に 焦ったら 不安と恐怖で・・ 多分 全裸になって
体操しますね 私を 逮捕 して! そんな感じです
警察が 恋しく なりますよ・・ 助けて・・

無事下山できれば 武勇伝 です 自慢ですよ!
ビービ できる 登山者は 中々 いないっすよ〜

ビービレコ これからも よろしくです。
勇気が 貰える レコだ! ビービは 怖くない!

でも 私は テン場 にしますね
お疲れ様でした〜 
2014/6/17 17:47
Re: 男の中の男だ!
褒め過ぎですよ
恥なんですから

>本当に 焦ったら 不安と恐怖で・・ 多分 全裸になって
ハハハッ、面白過ぎます
本当逮捕してもらった方がましだったかな

>ビービレコ これからも よろしくです。
これからもって、よろしくなんてしないですよ〜

>大きい沢っぽいが・・登山道があれば そのまま 奥ノ深谷? 大橋?
擂鉢山から奥ノ深谷への登山道はあるのかな?
あっても、かなりマイナールートでしょうね。自分だったら、また迷子になりますわ。
でも奥ノ深谷へ出れたら中峠経由で武奈ヶ岳は可能ですね。
中峠から武奈ヶ岳へは良く使われる道だから。

>はじめの出だしから 広い尾根に誘われた? そんな感じで
結果的にはそういう事です。
地図の記載では「烏谷山」から100mほど北へ行って急に90度近く西へ折れてますが
「こんな感じだったかな」てな具合で線を引いたからで、
実際、現場では右や左にジグザグに降りて行ってるので方向感覚が分からなくなって
しまってます。結果方向がズレたことに気づかず、P1006(摺鉢山)へ続く尾根を
てっきり「南比良峠」へ進んでいると勘違いしてしまったと言う訳。
ちょっとコンパスや地図でも確認しながら進めば良かったものの・・・
これが遭難に繋がるんだな〜て。
でもね、言い訳だけど、そもそも葛川越から烏谷山へのルートは、
地図の登山道では、烏谷山のピークから南へ5m降りた所を通ってますが、
実際の道はピークを通ってたんです。だから地図の登山道がズレて記載されている。
だからこのまま、道なりに進めば南比良峠へ続くんだと解釈した訳です。

自分はアナログ派で、GPSに頼る訳ではないですが、でもこんな時には
強い見方になるんだろうなって感じましたね。
まぁ、その前に読図と野生の勘を磨けって感じすかね
2014/6/17 22:45
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